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顔が乾燥して赤くなる!カサカサ、ヒリヒリ、赤みを治すには?

顔が赤い

顏に赤みがあり、カサカサして、ヒリヒリとしみる。

この記事にたどり着いた方は、そんな肌トラブルをお持ちの方だと思います。赤みの原因を究明し、カサカサやヒリヒリの治し方を学びませんか?

乾燥がもたらす肌への悪影響と対処法を知ることで、危機を回避できます。また、効果的な保湿方法もお伝えしましょう。

スキンケアだけではなく、食事などのライフスタイルも大事。努力すれば、きれいでトラブル知らずの強い肌が手に入ります。

後半には乾燥肌改善レシピもご紹介しますので、お楽しみに!

 

顔の赤みの原因

顔の赤みは、ほてったように濃い赤色になる場合もあれば、ささくれ状の肌のめくれを伴い、まだらに赤くなる症状もあります。痛みを感じることもあるでしょう。

主な原因は肌の乾燥です。

肌の表面には角質層があります。肌が生まれ変わるまでの間、未熟な若い肌細胞を守る役割と、肌が内側に蓄えている水分を逃さない蓋のような役目を持っています。

その角質が傷ついてめくれると、充分な強さになっていない未熟な肌細胞が表面に露出します。赤く見えるのは、未熟な肌細胞が弱く完全でないため、内部の毛細血管が透けて見えてしまうからです

さらに外部刺激が続くと肌の乾燥は進行し、表面のたんぱく質が破壊されます。肌は薄くなり、ちょっとした刺激で出血することがあります。出血部分を修復しようと血管が盛り上がるために、赤みが目立つのです

あなたの「赤み」は痛みやカユミを伴ってはいませんか?

治療が必要なほどの赤み肌はちょっとした刺激で、過敏に反応します。保湿はもちろん、適切な処置で悪化を防ぎましょう。

「ささくれた角質をとっちゃえばいいんでしょ?」  と、肌状態が完璧でない時にピーリングなどの角質ケアをするのは乱暴です。赤みの箇所が広がる原因になりますので、ピーリングはやめましょう。

 

顔が乾燥するとどうなる?

顏の皮膚は簡単に言うと、表皮と真皮という二層の構造により成り立ちます。

皮膚の構造

表皮は外層に皮脂膜を持つタンパク質の層です。健全な表皮は真皮への外的の侵入を防ぎ、内部の潤いを守るという城壁のような役割を果たします。

真皮はコラーゲンを含む肌の基本と言える部分です。健康な状態の真皮は顔の皮膚全体を支え、肌をもっちりとハリのある状態に保ちます。

表皮にある角質層は隙間のない石畳のようにしっかりと肌を保護していますが、様々な外的ストレスで壊れることがあります。すると、バリア機能を失ったその箇所から水分が蒸発し、乾燥が起こるのです

一カ所で乾燥が発生すると周囲の細胞まで乾燥が広がり、肌の表面は壊れていきます。

防御壁であった角質が壊れることで、細胞間脂質や水分が漏れ出し、肌の上は死んだ細胞だらけになってしまうのです。

外層が壊されたのですから、内層にある真皮が無事でいられるわけがありません。
内部の乾燥が進むと、もっちりとした状態を保っていた肌内部はスカスカの状態になります。

真皮層が壊れると、コラーゲンの生成ができなくなり、肌はしぼみ、シワやたるみがあらわれるのです。

乾燥がひどくなると、表面の角質がカサカサとめくれてきます。肌は柔軟性を失い、ゴワゴワとかたくなってしまいました。乾燥が内部に到達する間に、肌細胞を壊していくので、奥にある神経に刺激が直接伝わるようになります。

赤みがありヒリヒリとしみる症状は、もはやケガをしているレベルだと心得てください。免疫力が低下した肌細胞や神経は、様々な外的刺激に過敏に反応します。手遅れになる前に、乾燥肌をケアしましょう。

 

顔のカサカサ、ヒリヒリを治すには?

治し方

顏に赤みがある、カサカサする、ヒリヒリとしみる。そういう症状は肌がケガをしている状態だと前章で申し上げました。この状態の肌を治すのは容易なことではありません。肌を強くするためのアプローチ法をご紹介します。ご自分に合った方法で治療してください。

刺激の少ないスキンケアラインに変える

普段は化粧品かぶれのない方でも、ホルモンバランスの乱れや、季節の変わり目などの揺らぎにより肌の免疫力が落ちることがあります。

肌に刺激を感じるのはつらいので、敏感肌用や過敏肌用のものにチェンジしましょう。
ノンアルコールはもちろん、無香料、無着色など肌刺激の少ないコスメがたくさんあります。

※注意
敏感肌用のものを使用しているのに、顔のヒリヒリがおさまらない時は、肌に合わない成分が含まれています。そんな時は、クレンジングを石鹸洗顔にして化粧水と乳液のみでお手入れするという、シンプルなケアに切り替えましょう。

 

ピーリングやマッサージをやめる

肌がゴワついている時はピーリングなどで角質ケアをしたくなるものです。しかし、肌が弱い方や免疫力が低下している時に角質ケアは適しません。

角質が傷つき、その下の未熟な肌細胞まで壊す結果になります。

強いマッサージも肌表面を傷つける原因となりますのでやめた方が良いです。

赤みに効果的!

肌の赤みは炎症を起こしているからなので、冷やせば赤みが消えます。

ドラッグストアなどで市販されている精製水。これを冷蔵庫で冷やしておきます。
コットンにたっぷりしみこませ、顔にのせ、パックします。

とにかく保湿

たっぷりの化粧水で肌内部の保湿メインのお手入れをしましょう。睡眠時はしみこませた化粧水のふたとなるクリームをつけて眠ります。

たったこれだけで、翌朝の肌の状態は劇的に変化するはずです。

おすすめのクリーム

オーストラリアの万能軟膏で「ポーポークリーム」というものがあります。

どんな肌トラブルにも効果的で、乾燥によるカサカサやヒリヒリを治すだけでなく、ニキビも治しちゃうんです。

日本での店舗販売は見かけませんが、オンラインモールで購入できますので肌荒れに困っている方は試してみてください。

ルーカスポーポークリーム

 

それでも治らない方は・・・?

皮膚科の受診をおすすめします。
その赤みやカサカサ、ヒリヒリは皮膚炎やアレルギーの可能性があり、重症化するおそれも否定できません。病院に行って薬を処方してもらったら、すぐ治ってしまうこともあります。

 

顔の乾燥対策

乾燥対策

肌トラブルの原因は乾燥にあるとお分かりいただけたかと思います。では、どのようにして肌の潤いを守ったら良いのでしょうか?

丁寧にスキンケアする

仕事や家事で忙しい方の強い味方がオールインワンです。今は様々な役割が1つになり、美容成分もたくさん配合されていますね。大変便利なアイテムですが、年齢を重ねた肌にはあまり向きません

肌代謝の遅れた肌では美容成分を正しい場所に運ぶことが難しいからです。健康な肌状態でしたら、オールインワン成分はゆっくりと肌に浸透していきますから問題ありませんが、乾燥した肌ではさらなるトラブルのひきがねとなることがあります。

オールインワンをやめ、化粧水、乳液といった一つ一つの工程を分けておこないましょう。保湿効果の高い美容液をプラスするのもおすすめです。

紫外線対策

紫外線はさらなる肌の乾燥をもたらし、皮膚の赤みやシミを作ります。しっかりとUVケアをして、乾燥の原因を防ぎましょう。乾燥がひどい時は肌負担の軽いものか、美容液タイプを選んでください。

加湿器を使う

室内はエアコンの影響で乾燥しやすいものです。加湿器を使えば空気中の湿度を保ち、外部からの乾燥を未然に防ぐことができます。USBタイプのものなら、オフィスの省スペースでも使用可能です。

万能なワセリン、もしくはニベア

ワセリンやニベアを、洗顔後もしくは入浴後に使うと肌のバリア機能がよみがえり、強い肌へと整えてくれます。化粧水や乳液はいりません。ワンアイテムで良いのです。肌へのこする刺激も防ぎますので、対処法の一つとして試してみてください。

生活習慣の改善

栄養バランスの良い食事をしていますか? たっぷり眠れていますか?

生活習慣を改善するだけで、肌トラブルがおさまることがあります。特に重要なのが、睡眠と食事です。たっぷりの睡眠時間が肌を強くします。食事に関しては後の章で詳しくお話しします。

 

肌の保湿に大切なこと

肌の保湿

健康な肌でしたら、正常に働いているバリア機能が水分の蒸発を防ぎます。また、少々肌表面が傷ついても修復してくれるものです。

ところが、肌内部の水分が足りていないとバリアの修復が遅れ、乾燥が進みます。

肌の保湿に大切なのは以下の3点です。日常から気をつけていれば、乾燥から生ずる赤みなどの肌トラブルを予防することができます。

1.洗顔後は肌が乾燥する前に防護膜となる保湿アイテムを使う。

洗顔後は肌内部に水分が満ちている状態ですが、時が経つと肌上に残った水分が肌内部の水分を連れて蒸発します。それを防ぐために、膜を張るのです。
選ぶアイテムはオイルより、クリームの方が水となじみにくいので保湿に向いています。

2.しっかりハンドプレス

保湿アイテムをせっかく使うのですから、肌に浸透するようにハンドプレスをしっかりおこないましょう。目安は肌が手に吸い付くくらいです。
セラミドやヒアルロン酸といった栄養を補給してあげると、保湿力が上がります。

3.自分の肌修復能力を高める

人間は体毛が薄く皮膚が露出しているため、肌を守る機能が備わっています。本来なら乾燥にも紫外線にも負けないはずの肌ですが、間違ったスキンケアや生活習慣の繰り返しで肌の防御本能が弱くなっているのです。過保護なスキンケアを時にはやめて、ゆっくり眠りましょう。起きた時の肌の状態で必要な保湿アイテムを足していきます。肌の状態を常に気にしていれば、本来の強い肌が戻ってくるはずです。

 

肌の乾燥に有効な食事

皮膚を強くして、肌バリアの修復機能を維持するために、体内からもケアすることができます。食事で肌内部から乾燥を防ぎましょう。

肌の保湿に有効な成分がビタミンB2です。皮膚や粘膜を修復し、健やかに保ちます。

ビタミンB2が多く含まれる食材

・納豆 ・舞茸 ・モロヘイヤ ・レバー ・うなぎ ・卵

肌に異常がある方におすすめの美肌メニューです。
顏に赤みがある、カサカサする、ヒリヒリとしみる、という方は作ってみて!

「ぷるぷる肌の即席和え」

 材量

・納豆 1パック
・ブロッコリー 6房
・切干大根 30g
・くるみ 4粒
・レモン果汁 大さじ1
・醤油 小さじ2
・塩麴 小さじ2

①ブロッコリーをさっと茹で、食べやすい大きさに切っておく。

②水通しした切干大根にレモン果汁をからめる。そこに納豆と醤油を入れて、混ぜ合わせます。

③ボウルに①と②を入れ、そこに砕いたくるみと塩麴を加えて軽く混ぜます。

調味したら出来上がり!

出典:『美人は「食べて」綺麗になる。』 管理栄養士 木下あおい著

 

まとめ

肌の表面がカサカサする、スキンケアしているとヒリヒリとしみる。
かゆみがあるし、ほてったような赤みもある。

それらは乾燥が起こすトラブルです。

顏という目立つ場所で起こるから特に気になりますね。

正しい治し方と保湿対策、体の内部からの美肌栄養で強く健康な肌になりましょう。

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