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肌のくすみは老けて見える!くすみを解消して明るいスッピン肌に!

お肌のくすみは、加齢だけが原因だと思っていませんか?お肌がくすむと老けてみえたり、表情が暗く見えたりしますよね。

ファンデーションで隠そうとしても、お肌のくすみを隠すことはなかなか難しく、どうすればいいのかわからないと悩んでいる方は多いはず。

お肌がくすむ原因は加齢だけでなく、実は乾燥血行不良などさまざまな原因が関係しています。

今回はその原因を解説し、どうすればくすみを改善できるのか、その対策方法や注意すべき生活習慣について、詳しく見ていきたいと思います。

 

お肌がくすむ原因は?

お肌がくすんでしまう原因は、主に6つあります。今回はその6つの原因がどうして起きてしまうのか、順番に解説をしていきます。原因を知ることで、自分のくすみ症状がどれにあてはまるのかを知り、対策を立てることができるのではないでしょうか。

加齢によってお肌がくすむ

お肌は歳をとるごとに、どんどん老化しています。肌細胞が老化することで潤いやツヤ、ハリがなくなり、さらには血行も悪くなって、くすんだように見えてしまうのです。

年齢によって特に影響を受けるのが、お肌のターンオーバーです。ターンオーバーとは、肌細胞の入れ替わり(代謝)のことを言います。古い細胞が剥がれ落ち、新しい細胞が生まれるサイクルのことです。このサイクルが乱れると、古い角質が剥がれ落ちずに残ってしまったり、元気な細胞が生まれてこなかったりしてしまうのです。

ターンオーバーのサイクル

加齢によるくすみはある程度は仕方のないことですが、生活習慣に気をつけ、毎日丁寧な肌ケアをすることでその進行を抑えることができます。歳だから仕方ないと諦めず、その進行を少しでも食い止めるために、今からでもくすみ対策をはじめましょう。

お肌の乾燥がくすみの原因となる

肌の細胞には、もともと水分を保持する機能が備わっています。生活習慣の乱れや紫外線による刺激などによってその機能が失われると、お肌の乾燥が進行してしまいます。

お肌は乾燥すると、グレーがかった色にくすんで見えます。くすみのない透明感のある肌というのは、肌の水分量が多い「潤い肌」なのです。

お肌が乾燥する原因はさまざまですが、「間違った洗顔」や「保湿ケア不足」の影響が大きいとされています。「汚れをしっかり落とすためにゴシゴシこする」「時間をかけてゆっくり洗う」「毎日長時間の保湿パック」など、知らずにやっていたことが間違っていたということは、とてもよくあることなのです。(正しいケアの方法は別の章でご紹介します)

血行不良で暗く見える

お肌が血行不良になると、青黒いくすみの原因となります。特に現れやすいのが、目の下。一般的に「クマ」と呼ばれていますが、これは血行不良によるくすみです。

血行不良の原因は、体温の低下や運動不足、睡眠不足、栄養バランスの乱れなどさまざまです。中でも一番気をつけたいのが、「喫煙」です。喫煙は血管にダメージを与え、血行不良を招きます。さらにお肌の老化を促進する活性酸素も発生してしまいます。肌のくすみを改善したいのであれば、できるだけ喫煙は控えたほうが良いでしょう。

メラニン色素の蓄積で肌が黒ずむ

お肌への刺激や紫外線などにより、肌細胞にメラニン色素が蓄積してしまいます。メラニン色素はそれらの刺激から肌を守るために、体内で生成される成分です。

メラニン色素は悪者ではなく、私たちの肌を守ってくれる大切な存在です。メラニン色素の生成ができないアルビノ体質の人は、紫外線にあたると皮膚ガンになる可能性が非常に高いと言われています。

メラニン色素は本来であれば、ターンオーバーによって排出されていきます。しかし強い紫外線を受けて大量に分泌されたメラニン色素は、ターンオーバーでも排出しきれず、肌に色素沈着を起こしてしまうのです。

色素沈着を起こしたメラニン色素は肌のくすみだけでなく、シミやそばかすの原因となります。

近年注目されている「糖化」と「カルボニル化」

近年注目されている黄ぐすみの原因「糖化」と「カルボニル化」。資生堂が主となって研究を進めていますが、現在でもまだ未解明な部分は少なくありません。

糖化とは、体内のタンパク質が糖と結びつき、黄色く変色してしまうことを言います。体内のタンパク質とは、主に真皮層にあるコラーゲンやエラスチンなど。糖を摂りすぎることで、これらのタンパク質と結びつき、さらに体温で熱せられて焦げた状態になってしまうのです。

糖化の原因は、主に糖質の摂りすぎと、糖化した食事をとってしまうことです。糖とタンパク質が熱せられた料理は意外と多く、そこで摂取したものが蓄積され、黄ぐすみの原因となってしまうのです。

カルボニル化とは、体内のタンパク質と、酸化した脂質の分解物が結合することで起きる現象です。実は糖化よりも変色度合いが強く、これにより40代を境に、一気に黄ぐすみが進行してしまうこともあるそうです。

糖化もカルボニル化も現在はまだ研究段階なので、はっきりとしたことはわかっていません。ただやはり主な原因は他と同じで、乱れた生活習慣、紫外線、偏った食生活などによって引き起こされるということです。

間違ったクレンジング法によるくすみ

お化粧をする人は、毎日クレンジングをしていることかと思います。そのクレンジングの方法が間違っていると、くすみの原因となってしまうことがあるのです。

その間違ったやり方とは、一度のクレンジングですべて落とそうとすること。目元や口元を落とし、そのまま顔全体を洗っていませんか?目元や口元は濃いメイクになっていることが多く、それを顔全体に広げてしまうことがくすみの原因となってしまうのです。

クレンジングは基本的に、目元と口元、そしてそれ以外の2回にわけて行う必要があります。芸能人やモデルなどは、目元は目元だけ、しかもコットンなどを使って肌に触れないように落とすなどの工夫をしています。

 

くすみの種類による違い

自分で自分のくすみを診断することは簡単ではありません。しかし少しでもその違いを覚えておくと、くすみに対して正しい対応ができる可能性は高まります。

まずはくすみの原因を知ることが先決ですが、くすみの種類からある程度診断できるようになっておくことも重要です。今回は、色で分類された4種類のくすみを紹介します。

「グレーのくすみ」は乾燥肌の証拠

顔全体、または一部が「グレーがかったくすみ」になっている場合、お肌の乾燥が原因かもしれません。また、ターンオーバーの乱れによって細胞が衰えることでも、同じようなくすみになることがあります。

「お肌がカサつく」「白い粉がふいている」「乾燥して痛い」という場合、乾燥肌によるくすみが発生しているかもしれません。

「青黒いくすみ」は血行不良が原因

血の気が引いたような「青いくすみ」の場合、血行不良が原因と考えられます。特に目の下の皮膚は非常に薄く、クマとして現れることがあります。

クマと言っても、青いクマ、黒いクマ、茶色いクマがあります。黒いクマは肌のターンオーバーが原因。茶色いクマはメラニン色素が沈着して発生します。ここで注目したいのが、青いクマです。

青いクマができている場合、睡眠不足、運動不足、ストレス、体の冷え、鉄不足などによる血行不良が原因だと考えられます。青いクマはその部分を軽く抑えると、色が変色することが判断ポイントです。

これは、血行不良によって目の下などの皮膚が薄い部分に黒い血液がたまり、うっ血してしまうことが原因です。

目の下にクマがあるだけで表情全体が暗く見えることもあるので、しっかりと対策をしておきたいところです。(青クマは自分で改善しやすい症状です)

そばかすやシミの「茶色いくすみ」はメラニン色素が原因

お肌が茶色く変色してしまっている場合、メラニン色素の沈着が原因と考えていいでしょう。そばかすやシミは、このメラニン色素が沈着した茶色いくすみによるものです。

注意が必要なのは、30代~40代に発生する「肝斑(かんぱん)」が、シミやそばかすと違った原因だということです。肝斑とは、頬の下にできる大きいシミのようなくすみのことです。左右の頬にできることが多く、シミと間違えやすいのが特徴。

肝斑はシミと異なり紫外線が原因ではなく、ホルモンバランスの乱れが原因だと言われています。妊娠や主産、ストレスなどによる女性ホルモンの増減が原因であると指摘されています。

「黄色いくすみ」はカルボニル化が原因

くすみの種類はいろいろありますが、このカルボニル化による黄ぐすみが一番やっかいなくすみです。原因も完全には解明されておらず、今できることと言えば、普段の食事の中で糖質や脂質(特にオメガ6系の脂肪酸)を摂りすぎないということぐらいです。

カルボニル化について研究を進めている資生堂は、「オリーブ葉エキス」がカルボニル化の抑制に効果があるとしています。しかしまだ研究段階なため、はっきりとしたことはわかっていません。

 

肌のくすみを改善する方法

肌がくすんでしまう原因を詳しく見てきましたが、次はその対策方法をご紹介します。黄ぐすみは対策が難しいですが、それ以外のくすみ対策は比較的簡単に取り組むことができます。自分のくすみ状態を確認し、それに合った方法を試してみましょう。

くすみ改善の基本は乾燥対策から

くすみの原因で大部分を占めているのが、乾燥によるくすみです。乾燥対策をすることでお肌の潤いが維持され、くすみも大幅に改善されるはずです。

乾燥対策の基本は、洗顔後の保湿ケアです。毎日している方が多いと思いますが、改めて確認をしておきましょう。まず洗顔ですが、洗顔フォームや石鹸は洗浄力が強いため、長時間の洗顔は避けましょう。10秒~20秒程度で素早くさっと洗うことがポイントです。力を入れず、泡で優しく洗うことを意識しておきましょう。

自分に合った洗顔料を使うことも大切なので、肌荒れや乾燥がひどい場合、洗顔料の変更も視野に入れておきましょう。洗顔後の化粧水、美容液、乳液やクリームも忘れずに行います。長時間の保湿パックは、逆に乾燥を進めてしまいますので注意しておきましょう。

乾燥は洗顔や保湿ケアだけが原因ではありません

睡眠不足やストレスなど、生活習慣の乱れによる乾燥にも気をつけなければいけません。生活習慣が乱れると、ターンオーバーのサイクルが崩れてしまいます。ターンオーバーのサイクルが崩れると、肌のバリア機能と呼ばれる「皮脂」の量が減少し、コラーゲンやヒアルロン酸など肌の保湿成分が失われることで、乾燥肌が進行してしまいます

まずは生活のリズムを整え、質の高い睡眠をとることが大切です。そして普段から運動をする習慣をつけ、栄養バランスの取れた食事を三食しっかり食べる。これだけでもある程度お肌の乾燥は防ぐことができるはずです。

外出時の紫外線対策は必須

メラニン色素の沈着によるくすみは、紫外線対策によって予防、改善することができます。外出時は、できるだけ直射日光を避け、日陰を歩くようにしましょう。

さらに日傘や帽子の着用、そしてUVカットの日焼け止めクリームも忘れてはいけません。紫外線は天候に関係なく降り注いでいますので、雨や曇りの日でも、できるだけ日焼け止めクリームは塗るようにしておきましょう。

日焼け止めクリームを何度も塗りなおすのが面倒な方は、飲む日焼け止めを上手に利用するとよいでしょう。

 オススメ  紫外線による肌老化に有効な「飲む日焼け止め」の人気を検証

 

体を温めて血行を改善

血行不良によるくすみは、冷え性の女性に多い症状です。体を温めることで血行不良は大幅に改善し、くすみを予防、改善することができます。

さらに運動の習慣をつけることも、血行不良の改善に効果があります。運動不足になると筋肉がこり固まり、血管も収縮してしまいます。筋肉の衰えによる姿勢の悪化も問題です。

毎日とは言いませんが、週に3~4日程度の運動をするだけでも、大きな効果を実感できるはずです。気軽にはじめられるランニングや、自宅でもできるスクワット運動などもおすすめです。

ビタミンC誘導体で美白効果を実感

すでに茶色いくすみがある場合、「ビタミンC誘導体」入りの化粧水や美容液を使うのも有効な手段です。ビタミンC誘導体は、肌に塗り込むことで抗酸化作用のある「ビタミンC」に変化する物質です。肌にしみ込んだビタミンCは、蓄積したメラニン色素を還元し、色を薄くする効果があります。

ビタミンC誘導体と言ってもいろいろな種類があるのですが、おすすめは「パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na」です。浸透率が高く、美容サロン(マッサージやエステなど)ではよく使用されています。ただ市販ではあまり販売されておらず、価格が高いのも難点です。

「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」は、油溶性のビタミンC誘導体です。パルミチン酸アスコルビルリン酸3Naよりも浸透率は劣るものの、乾燥肌には高い効果が期待できます。油溶性のため、化粧水ではなく乳液やクリームに配合されていることがほとんどです。

 

注意すべき生活習慣

お肌のくすみは、生活習慣の乱れによって悪化することがあります。睡眠や食生活など、生活習慣の中で注意すべきことをまとめてみました。

健康的なお肌には睡眠が最重要

生活習慣の改善に力を入れるなら、まずは睡眠の見直しからはじめてみましょう。お肌の健康に欠かせないターンオーバーは、成長ホルモンがコントロールしています。その成長ホルモンの分泌を促すのが、実は睡眠なのです。

睡眠をおろそかにすると成長ホルモンがうまく分泌されず、ターンオーバーの乱れにつながり、お肌のくすみの原因となってしまうのです。

3つのポイントで質の高い睡眠を手に入れる

質の高い睡眠には、それまでの準備が大切です。重要なポイントは3つ。ひとつは朝起きたとき、太陽の光を体に浴びる習慣をつけること。たったこれだけで体内時計がリセットされ、夜に眠りやすくなるはずです。

もうひとつのポイントは、夜の食事は早めに済ませておくことです。夕食が遅いと、胃や腸に食べ物が残った状態になり、体がゆっくり休むことができません。

最後のポイントは、脳と体をリラックスさせること。ぬるめのお風呂にゆっくり入って体を温めたり、リラックスできる音楽を聴いたり、温かい飲み物を飲むのも効果的です。

寝るためのお酒はNG

お酒を飲めばよく眠れるという人は、少し注意したほうが良いかもしれません。お酒を飲むと脳が興奮状態になり、内臓(肝臓など)も活発に動き出します。お酒を飲むとストレス発散になると感じていても、実はストレスがたまっていることのほうが多いのです。

確かにアルコールを飲むと眠たくなるということはあるかもしれませんが、これは脳がアルコールによって麻痺状態になっているだけなので、睡眠の状態は良くありません。できればそれ以外の方法で、しっかり眠れるような習慣をつけておきましょう。

日中の軽い運動も大切

質の高い睡眠をとるには、日中にしっかり行動し、疲れている必要があります。脳や体が疲労を感じれば、それを回復させるために、自然と眠たくなります。毎日、1日の終わりにまだまだ余裕があるという人は、時間のあるときに軽めの運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。

おすすめは、いつでも気軽に取り組める「ランニング」。有酸素運動でエネルギー消費を促すプールなど。さらに勉強やパズルゲームなど、脳を使うトレーニングも睡眠には効果的です。

 

まとめ

お肌のくすみを改善するために、その原因や対策方法を見てきました。中にはご自身にもあてはまるところがあったのではないでしょうか。

お肌の健康や美肌などは、対策をしたからと言ってすぐに効果がでるものではありません。

キレイなお肌は、毎日コツコツお手入れをし、紫外線対策や生活習慣の改善に取り組み、長い時間をかけて育てていくものということは覚えておきましょう。

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