ダイエットでストレスがたまったら【ストレス解消がダイエット成功の鍵】

この記事にたどりついたあなたは、「痩せたい」「ダイエット」というキーワードで何か良い方法を探していらっしゃる前向き思考の持ち主です。
食事やカロリーなど制限が多いダイエットは嫌なものです。
我慢すればするほど、太っちゃう。・・・ありますよね?
ここではダイエットの最大の敵であるストレスのお悩みを解決します。
太るのも、リバウンドも、ダイエット失敗もストレスが関与しています。
上手に付き合って、体も心もスッキリしませんか?
甘い物だって大丈夫。
ストレスなしダイエットに成功した私の体験談も含めてお話しします。
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ストレス解消できればダイエットは成功する
なぜ、ダイエットが失敗するのか?なぜ、リバウンドするのか?
原因は人それぞれですが、ダイエット中の過食や「ケーキ」などの甘いものをたくさん食べてしまった、ということをあげる方がとても多いです。
ダイエット中は余分なカロリーを摂取してはいけないはずなのに、なぜ食べてしまうのか?思い当たることがありますよね。
そう、ストレスです。
甘いものに手を出したり、冷蔵庫をあさったりするのは、何らかの理由でイライラした時ではありませんか?また、心が満たされず、なんとなく退屈。考えても仕方のない未来を考えて不安になる。そんな時ですよね。
それらは全てストレスです。脳内には神経伝達物質である『セロトニン』という物質があり、動揺や興奮を抑え、感情のバランスを保つ働きをしています。ストレスにより脳内が興奮すると『セロトニン』は減少します。結果、感情のバランスは崩れイライラします。
この『セロトニン』は砂糖水で正常値まで回復します。甘いものを欲しがり、糖質を欲しがるのは体の自然な防御本能というわけです。悪いことではありません。
しかし、甘いものや糖質を取り続ければダイエットは失敗します。
『セロトニン』減少の原因はストレスですから、そのストレスを制御すれば良いのです。
イライラ、空虚感、不安を取り除けば、ダイエットは成功したも同然!
体についた脂肪を見直すのと同時に、心も見直してストレスを解消しましょう。
ストレスはヤケ食いの原因に
前章でお話しした通り、食欲や甘いものが欲しいという欲はからだの声です。
からだが欲していると考えれば納得・・・・できるわけないですよね。脳が満足するために食べる。すると摂取したカロリーは脂肪となって体につきます。
「ヤケ」という言葉は自暴自棄になり、どうにでもなれ! と思うさまを示します。
ヤケ食いとは、ダイエットや物事が思いどおりにいかず、自暴自棄になってしまうこと。経験ある方、多いのではないでしょうか。
カロリーコントロールや食事制限でダイエットを頑張っているのに、なかなか望む結果が出ない。そんなある日、糸が切れたように我慢していた食事制限をやめて食べまくってしまう。それもストレスが原因です。
ストレスは糖質がゆきわたらず『セロトニン』不足に陥っている脳内で暴走します。体は糖質飢餓の状態にあるので、我慢の糸が切れヤケ食いしてしまいます。
心が満たされない空虚感や、ホルモンバランスの乱れが起こす体調不良でもヤケ食いしてしまうことがあります。ヤケ食いの何がいけないのかと言うと、さらなるストレスを招く原因になるからいけないのです。
いい感じに痩せてきたのに、ヤケ食いを一度してしまった。
食べてはいけないという罪悪感がさらなるストレスになり「もうどうにでもなれ~」とさらにヤケ食いする。ヤケ食いの悪循環です。
対処方は無理な食事制限をやめることです。ヤケ食いをしてしまう方は、食事制限ダイエットが合っていません。体に良いものをしっかりと味わい、満足して食べる。一食一食を楽しめば、ストレスを感じることはないでしょう。
私のダイエット成功体験
私が実行したダイエット法です。確実に痩せます。
まず、ヤケ食いOKにします。自分を許しましょう。ただし、一日一食だけです。飲み会やストレスにさらされた時など、食べたい時は好きなだけ。自分の欲求に従います。
その次の日、三食あるうちの二食を抜く、もしくはスムージーやダイエットバーに変えます。一食は普通の食事で大丈夫です。ヤケ食いする度に痩せていく気分になり、ストレスもたまらなくなります。
その内にヤケもおきなくなります。自分に何かを許してあげるのもストレスの解消法です。
なぜダイエット中にイライラするの?
ダイエットがうまくいっている方ほどイライラする機会が多いかも知れません。
なぜなら、努力を積み重ね、意識した生活を続けているからこそ、きれいになっているのです。その精神的な覚悟は時にストレスを生みます。
例えば、食事制限中に彼と食事にいくデートの予定が入りました。せっかくきれいになった、あなたです。断りたくないですよね。ですが食事に行ったら食べなければなりません。
ダイエット中だからなんて、箸をつけなかったりしたら彼の機嫌を損ねてしまうでしょう。仕方ないから、笑顔で食べてみせます。彼は「少し痩せた?きれいになったよ!」とか言うでしょう。
しかし、あなたの心中は彼が褒めれば褒めるほど、彼へのイライラがつのります。本当はこう叫んでやりたい!「食事なんかしたくないのよ!太っちゃうじゃない!」
人間は一人で生きているわけではありません。あなたがダイエットしようと思った理由はなんですか?彼や他の誰かに、きれいになった自分を見せて認めてもらいたいからですよね。
しかしながら、ダイエットにとりつかれると本来の目的を忘れ、ダイエットの妨げになる対象にイラつくようになります。
これがダイエットのもたらす強迫観念です。
せっかく痩せたのに、食べたら体重が戻っちゃう。
スイーツ食べちゃった!どうしよう。
その動揺はストレスです。
いつも飲み続けている痩せるためのサプリメントがきれてしまった。一回分抜いちゃって、大丈夫かな?その不安もストレス。
これらのストレスが脳内の『セロトニン』不足を招き、イライラを作り出します。
ダイエット中のストレス解消法
ここまで読んで、少し落ち着いてくれましたか?
イライラするのもダイエットの一つの過程だと考えれば、受け止められそうですよね。
甘いものに手が伸びるのも、ヤケ食いしてしまうのもストレスが原因。リバウンドしてしまうこともあるでしょう。ダイエットにはストレスコントロールが必要です。
何の原因で自分がイラついているかを考えます。落ち着いて考えれば、意外に単純な原因かも。考えるという行為は心の動揺を鎮めるのに最適です。
ウィンドウショッピングはいかがですか? 痩せたら着てみたいお洋服がたくさん! 明日からのダイエットの原動力になりますね。
また、ウォーキングしてカロリーが消費できます。
歩いている時は脂肪が燃えていると意識しながら歩いてください。心地良い疲労感はストレスを忘れさせてくれます。
こういう時こそ趣味に没頭するチャンスです。楽しいことに集中すれば、ダイエットしている事すらどうでも良くなってくるかも知れません。
「私は可愛い」「私は痩せる」「私はできる!」と唱えましょう。
思いついた時に何度でも唱えることでポジティブな思考に変えられます。
完璧な人間なんていません。自分を可愛がって、認めて、許してあげましょう。
甘いもの食べちゃった? ストレスが減ったと思って許しましょう。
食べ過ぎた? 明日、また頑張ればいいんです。
許さなければ続かないものだと自覚して、自分を許す余裕を持ちましょう。
甘いものでストレス解消?
イライラする原因は、脳内物質『セロトニン』がストレスにより減少するからで、砂糖水でセロトニンは正常値に戻るとご説明しました。
しかしながら、
甘いものを摂取する→イライラがおさまる→甘いものを摂取した事を後悔する→ストレスになる→イライラする→甘いもの・・・
これでは悪循環が終わりません。
後悔しないような甘いものをダイエットの味方にすれば良いのです。
- キシリトール
- ソルビトール
- エリスリトール
- マルチトール
- ラクチトール
これらは「糖アルコール」と呼ばれる甘味成分です。血糖値をあげにくく、低カロリー。甘いものを食べたい時は。食品パッケージ裏面の成分表示に注目ですね。
- サッカリン
- クラロース
- アスパルテーム
- アセスルファムカリウム
こちらは「合成甘味料」です。ドリンクやシロップとして広く市販されています。血糖値をあげにくく、カロリーゼロのものが多いです。甘いものを食べたい時はこれらの成分を利用して満足しましょう。
※注意※
一部の甘味料にはお腹がゆるくなる成分が含まれます。摂り過ぎないようにしてください。
秘密の甘いもの摂取方法
またまた、私がダイエットしていた時にうまくいっていた方法です。
ファーストフードのシェイク、ご存知ですよね。なかなかの高カロリーですが、甘くて吸うのに時間がかかるのでデザートを食べているような感覚になります。
これを昼食と夕食の間に飲むと、不思議と夕食時までお腹すかないです。
試してみてください。
ストレスなしのダイエット法
食欲や味覚、感情がストレスの原因ですが、目線がストレスをコントロールできることをご存知ですか?
目の動きと脳は直結していて、目線を下に動かすと唾液が出て味覚が刺激されます。
つまり、何か美味しいものを口に入れたくなります。
逆に目線を上に動かすと、唾液は出なくなり、味覚は刺激されません。
「何か食べたい! 甘いもの食べないと我慢できない!」そう思ったら、目線を上に向けましょう。そのままでいれば、何か食べたいという欲求は消えていきます。
目線を動かすだけでダイエットは思うまま。簡単ですね。
ストレスを許して10キロ痩せた体験談
ここで私の体験談をご紹介したいと思います。結果は3か月で10キロ痩せました。
なみなみならぬ決意で始めたダイエットだったので、最初はストレスを感じたものです。
成功のコツは足し算引き算の算数ダイエットです。
食べたって、たった1日。ほんの0.5g体重が増えるだけです。お風呂に入っちゃえば体重は0.5g以上減ります。自分へプレッシャーをかけるのをやめて、食べたって体重が減る仕組みを作りました。
友達と遊んだ時や飲み会にはドカ食いします。次の日、2食抜けばいいのです。1食は普通に食べます。2日分の食事量より少ない摂取カロリーで、運動量は2日分。運動量の方が多いので、痩せていきます。この方法ならストレスは感じません。
これからダイエットする方の参考になれば嬉しいです。
20代に入った頃、突然太りだした私。理由は環境の変化からくるストレスです。
社会人と呼ばれるようになり、学生時代のゆるさが通用しなくなりました。責任の意味を知り、勉強しなければならないことが山積み。
その窮屈な心を解放してくれたのが、チョコや甘いホイップクリーム。帰宅すると、夕食までの間にペロリとたいらげます。その時はこういう時間が必要でした。
子供の頃から痩せていた私の体型はみるみる太り、気がついたら10キロオーバー。
胸は大きくなったものの、服のサイズが合わなくなったことがショックで一大決心!
痩せよう!とは言っても、ダイエットなんてしたことありません。仕事の事も考えなければならないのに、難しいダイエットはしたくない。
そこで、考えたのが食事の量を減らすということでした。単純ですね。
でも、仕事のストレス真っ最中!飲み会やデートだって楽しみたい。時にはドカ食いもしたい。
「そーだ!一日にとる摂取カロリーより少なめにすれば、いつ食べたって食べなくたって一緒だ」この考えが正解かどうかは分かりません。むしろ、かなり乱暴なやり方かも知れません。
でも、確実に痩せました。このやり方なら甘いものも食べられるし、お友達にダイエットしていると悟られることもありません。時々、自分を許すのでストレスもなし。あっという間に10キロ痩せ、さらに痩せていく勢いでしたのでダイエットを終了させました。
以降どんなに食べても太らない体質になりました。今は逆に太りたいかも?
食べる量を足したり引いたり思いのまま。結果的に食べる量がマイナスになっていれば、体は痩せていくものです。
☆一日3食のうち、1食は普通の量をいただきます。残り2食はやや少なめにします。3食のうち、どの食事を普通の量にするかを考えるのも楽しいですね。
前日食べ過ぎた日は、2食を食べないか軽めのダイエットフードに置き換えます。1食は普通にとってOK。
☆入浴はしっかり湯船に浸かります。お風呂から出たあとは、必ず体重計に乗りましょう。日々、減っていく数字を見るとダイエットの励みになります。
☆歩く時や日常生活。全てを運動ととらえます。意欲的に動けるので、気分爽快。
「今、二の腕の筋肉を動かしている」とか意識すると、本当に二の腕が引き締まってくるから不思議です。
まとめ
ダイエットとストレスの関係がお分かりいただけましたでしょうか。ストレスを感じるところまで自分を追い詰めては自分がかわいそうです。
誰のためのダイエットですか?
自分がきれいになるために始めたなら、とことん楽しんで続けましょう。
自分を大事にする人ほど、ダイエットは成功しやすいです。
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