トマトジュースは美肌に効果バツグン!リコピンを上手に摂って美肌作りを促進しよう

トマトジュースを毎日飲むというと? 野菜不足解消など、なんとなく健康的。
トマトの成分というと? ビタミンはもちろん、リコピンというのも、かなり耳慣れた感じ。
ところで、リコピンって? いったい何に良いのでしょう?
イタリア料理などを中心として特に女性に人気で、とっても身近な、普段は当たり前のように食べているトマト。
トマトジュースでパックするとか、ダイエットやプチ断食などの流行りも有ります。
それもトマトには、美容と健康に効果的ないろいろな成分が含まれているからでしょう。
また、摂る量やタイミング次第では、数多くの効果効能を発揮しますので、そこを逃してしまわないように、知っているようで知らないトマトジュースの魅力について、順を追って詳しくお話ししていきたいと思います。
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なぜトマトより、トマトジュースがいいの?
トマトには素晴らしい成分がギュッと詰まっていて、もちろん毎日食べるのが理想です。
まずは、その成分を効率よく摂取するための目安についてお話します。
栄養成分の摂取する目安
トマトの代表的な成分とも言える 『リコピン』
成分内容など詳しくは後ほどご説明しますが、そのリコピンの美容・健康効果を発揮するために、
1日に摂りたいリコピンの量は15mg
さて、それを様々なトマトの摂取方法に置き換えてみると?
トマトのLサイズを毎日2個食べることを考えると、トマトジュースを1杯飲むだけなら毎日続けられるかも?と思いますよね。手軽に摂取できることが継続のポイントだと思います。
しかも、トマトジュースなどトマト加工品の吸収性が3.8倍高いといいますし、他にも
- 調理する時間と手間がかからない
- 季節に関係なく、どこでも安定した品質と価格で手に入れられる
- とても経済的
- 調理による成分の損失がない
- 酵素が摂取できる
この『酵素』、これがもう1つのポイントです。
酵素とは?美肌効果は?
生きている上で、酵素は生命を維持するために最も大切と言えます。
どんなに体に良いとされる栄養素を摂ったとしても、酵素が無ければ身体の中で働かないのです。
身体の外にある酵素は 『食物酵素』
『潜在酵素』は、大きく分けると、『消化酵素』と『代謝酵素』の2つ。
『消化酵素』は、食べたものを消化し、栄養素を取り込みます。
『代謝酵素』の働きは、栄養素から身体の各細胞を作る(新陳代謝)、毒素の排出、自然治癒力・免疫力を高める、など生命に関わる重要な役割を持っています。
この2つの酵素は、一生のうちに作れる酵素の量が遺伝によって決まっていて、限りある酵素をなるべく代謝酵素に使うためには、消化酵素は身体の外、食べ物から摂るしかありません。
すべての食べ物に『食物酵素』は含まれていますが、熱に弱く、42℃~70℃になると破壊され、酵素の働きはなくなってしまいます。
酵素が豊富に含まれているのは、生の肉や魚、生野菜、果物、発酵食品です。
酵素が不足すると血液がドロドロに
酵素が不足すると血液をドロドロにして、血流が悪くなります。
身体の中を張り巡っている血管は約10万㎞で、そのうちの90%が毛細血管ですから、サラサラ流れず隅々の細胞まで血液が行き渡らなくなることから、病気の原因となります。
火の通った物ばかりを食べていると酵素が不足したり、食べ過ぎなどで消化酵素を大量に消費してしまうと、代謝酵素が不足して免疫力が落ち、風邪をひきやすくなったり、治りが悪くなったりします。
腸の働きが乱れると、便秘がちで痩せにくい体質になったり、体の疲れや肌のトラブルにつながったりもします。
しかし、生の肉や魚は毎日なかなか摂れませんから、野菜や果物からが摂りやすいという点からも、酵素の持っている、しみ・しわ・くすみなどのエイジングケア効果をうまく取り入れる為にも、トマトジュースがおすすめなのです。
また、トマトの缶詰やケチャップのように熱処理されているものよりも、生食かジュースの方が酵素は取り込み易いと思われますが、トマトジュースもメーカーによっては熱処理しているものも有りますから、製法に注意しなければなりません。
出典:http://www.kagome.co.jp/campaign/0831/
手間を惜しまなければ、最善策は“生絞りのジュース“ということになりますから、トマトだけでなく他の野菜なども混ぜたスムージーにして飲むのもいいでしょう。
バナナを加えると、トマトの青臭さが苦手という方でも、飲み易くなりますよ。
トマトジュースの美肌効果にかかわる主な成分
昔から、『トマトが赤くなると医者が青くなる』と言われたように、トマトには素晴らしい美容・健康効果の栄養素がぎっしり詰まっています。
どんな成分がどんな効果をもっているのか、目的に合わせて効率よく摂取するためにも、成分をご覧下さい。
- リコピン
- ビタミン
- アミノ酸(グルタミン酸)
- 食物繊維(ペクチン、セルロース)
- カリウム
スイカや柿、にんじん、かぼちゃなどに含まれる、赤い色の素となる成分で、さまざまな健康効果をもっています。
トマトの系統には、大きく分けて赤系とピンク系の2種類が有ります。
日本で良く食べられていて、皮が薄く果肉が柔らかく、生で食べるのに向いているピンク系(桃太郎など)よりも、調理やトマトジュースに用いられる赤系の方が海外では一般的で、リコピンの量は多く含まれます。
また、ジュースに使われるトマトの収穫は、リコピンの含有量がピークになる真夏に限られているため、ジュースの方が効率よくリコピンを摂取できるのです。
さらに、このようにトマトとミニトマトを比べてもリコピンの含有量が違いますので、生で食べる際はミニトマトがおすすめです。
出典:https://kenko-chokin.com/supplement/component/lycopene-supplement/2015
リコピンの効果が解明されてまだ50年の歴史ですが、免疫力を低下させて体をサビさせる活性酸素を消去させる抗酸化作用がとても高く、ビタミンEの100倍以上とも言われていますから、毎日摂りたい、摂るべき成分です。
・抗酸化作用による効果
- 美白、美肌効果 (アンチエイジング)
- ダイエット効果
- 便秘解消
- 血行促進→冷え性、肩こり緩和
- がん予防
- 生活習慣病の予防 (糖尿病・高血圧・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞)
こちらの効果については、後ほどお話しします。
活性酸素は、不規則な生活や紫外線を浴びるなど、体にストレスがかかると発生しますが、激しい運動などでも発生します。
それによって細胞が傷つけられて、ガン細胞ができる原因になったり、生活習慣病のきっかけになったりしてしまいます。
健康のためにやっているスポーツでも負担がかかりすぎていないか気をつけながら、少しハードだった時は運動後にトマトジュースを飲むなど栄養補給をおすすめします。
体内でビタミンAに変化するβ-カロテン、ビタミンC、E、B群と、トマトはビタミン豊富です。
ビタミンは、体内の生理機能を調整したり、酵素の役割を補うので、『体の潤滑油』と言われたりしますが、肌のハリをつくるコラーゲン生成のためには、ビタミンCは欠かせませんし、一緒に摂ると鉄分の吸収を高めます。
ビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれるように、エネルギーをつくるのに必須です。
ビタミンEは、老化防止のビタミンとも言われ、活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
しかし、体内では作られないので、食事で摂る必要があります。ビタミンが不足してしまうと、生理機能や成長・発育など、下記のように健康の維持に支障をきたします。
- 肌荒れ、シミ、くすみ
- 口内炎
- 疲れやすくい、無気力
- 風邪をひきやすい
- 冷え、肩こり
- ドライアイ、眼精疲労
- 頭部の発汗
- イライラする
- 記憶力、集中力の低下 など
ビタミン不足は、こんなにも体にも肌にも影響するのです。
出典: https://www.umamiinfo.jp/what/whatisumami/
昆布などに含まれる『うまみ成分』のグルタミン酸が豊富に含まれていて、トマトが熟しているほど多くなります。
ヨーロッパでトマトが調味料として使われているのも、このうまみ成分のおかげでしょう。
グルタミン酸は、ウィルスや細菌などから身体を守り、肌のダメージを抑えて、肌の水分が逃げないように水分を保持してくれますから、美肌には重要な成分です。
また、脂肪の蓄積を抑える効果や血圧を下げる効果も有ります。
うまみ成分の豊富な肉や魚のイノシン酸など、他のうまみ成分と一緒にとることで、うまみの相乗効果がうまれるので、合わせだしには、かつお節がおすすめです。
きのこ類のグアニル酸は、免疫力をアップさせます。
食物繊維には2種類あり、トマトジュースには水に溶ける水溶性食物繊維のペクチンと、水に溶けない不溶性食物繊維のセルロースの両方が含まれています。
出典:http://haraitas.com/category2/entry35.html
ペクチンは、腸内で発酵する性質によって腸内環境を改善し、セルロースは水を吸着して膨れることで、腸の働きを促進させて便通を促す効果があります。
このように食物繊維は、コレステロールを吸着して、体外に排出する働きや、腸内環境を整えて便秘の予防や改善にも役立ちますから、美肌やダイエットの為には重要な成分です。
食物繊維というと、カボチャやごぼうを連想して、“便秘に効く“と思うかも知れませんが、日常で摂取する多くは不溶性食物繊維で、便のかさを増すものなので、不溶性ばかりを大量に摂取していると、かえって便秘になってしまうこともあります。
もちろん大事な栄養素なので摂っていただきたいですが、水溶性は便のすべりを良くして排泄されやすいように働いてくれますから、水溶性1:不溶性2 が理想的です。
ビタミンと同様に、代謝に必要とされる5大要素のミネラルに分類されます。
カリウムは摂り過ぎた塩分を尿や汗で排泄して、体内の水分バランスを調整してくれますので、スポーツなどでよく大量な汗をかく人は、ただ水だけを飲むのではなく、カリウムを補給する必要があります。
疲れやすい、足がつりやすいという方は、カリウム不足かも知れません。
また、むくみの解消や高血圧の予防・改善、血管を強くする作用もあり、カリウムが不足すると、脱力感、食欲不振、イライラなどの要因になります。
この大事な役割のカリウムも体内では合成されないので、食べ物から摂らなくてはなりませんが、カリウムは水溶性で調理によって水に溶け出てしまい、煮た場合は30%も失ってしまいますから、トマトジュースによる摂取は大事な成分を失わず、とても効率良いのです。
アルコールや塩分の摂り過ぎ、運動不足などで血液やリンパの流れが滞り、むくみ易い人は要注意!むくみは肌のたるみの原因ともなりますから、美肌にはカリウムの摂取も大事ですね。
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トマトジュースの持つ驚くべき多くの効果効能
抗酸化作用の高いリコピンや他の成分とあいまって、アンチエイジングや健康にたくさんの効果を発揮します。
美白・美肌効果
出典:http://www.pasithea.jp/html/veggiedell_tab_lycopen.htm
紫外線をあびると、肌の内側では体をサビさせる活性酸素が発生します。
活性酸素が肌の細胞にダメージを与えて、肌の新陳代謝ターンオーバーを遅らせると、シミやソバカス・肌荒れ・老化の原因となります。
リコピンは活性酸素を抑制するため、メラニン量の生成を抑えるシミ予防、コラーゲンの減少を抑えて産生の促進や増やすしわ予防、目の下のしわやニキビ跡などの色素沈着を改善してくれます。
また、日焼けしてしまった後も、トマトジュースを摂取し続けると、肌の色の回復も促されます。
ダイエット効果
トマトは、そもそも低カロリー・低糖質ではありますが、中性脂肪を燃焼させる遺伝子を増やす『13オキソODA』というリノール酸が含まれていることが、2012年に発見されました。
脂肪細胞の働きを抑制することで増加を抑えてくれるので、エネルギーを消費しやすい体に近づけるという、肥満予防効果が期待されています。
油と一緒に摂取すると、体脂肪の増加を抑制する効果も期待できます。
トマトジュースの持っているこれらの効果を利用して、さらにダイエットする方法も有ります。
1日のうち1食をトマトジュースに置き換えて、1食抜いて胃腸を休めながら、トマトジュースのもっている整腸作用を利用して腸内環境を整えていくものです。
酵素が消化に使われずに代謝に使われますから、ダイエット目的はもちろん、なんだかだるいとか体調が優れないという方にも効果的です。
睡眠をたくさんとれる、激しい運動をしない日を選び、短期間で行いましょう。
普段、食べ過ぎなど不摂生で胃腸を酷使して酵素を無駄遣いしている方は、やってみる価値が有ると思います。
便秘解消
肌荒れの元、ダイエットの敵、便秘。
便秘になると、腸内で活性酸素が増えてしまい、老廃物の排出を妨げたりするので冷え性など様々な悪影響を及ぼしますが、トマトジュースには便秘解消に効く成分が多く含まれています。
- リコピン:新陳代謝を高めることで、内臓の温度を上げて動きを活発にする
- 食物繊維:腸内環境を改善して排泄されやすいように働く
- カリウム :筋肉の収縮をサポートするので、ぜん動運動を促進
- ビタミンC:腸のぜん動運動を活発にする
- ビタミンE:腸の動きをコントロールする自律神経を整える
- クエン酸:消化液の分泌を促して、胃腸の消化吸収の働きを活性化
腸の動きに直結している自律神経がリラックスモードになっている時こそ血流がよくなり、酸素や栄養が全身に届けられますから、これだけの整腸作用を持つトマトジュースは、便秘でない方でも予防や免疫力アップ・美肌のためにも有効なのです。
血液サラサラ効果
出典:http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/lycopene/
リコピンを摂取し続けると、血液中の善玉コレステロールを増やす効果が期待できます。
善玉コレステロールは、血管の過剰なコレステロールを肝臓に運んで、血管の中をきれいにしてスーパー健康ホルモンのアディポネクチンを増やし、がんや糖尿病などの生活習慣病(高血圧・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞など)を予防・改善する作用があるのです。
出典;http://www.cuore-inc.co.jp/adipolic/what/index.html
その他の効能
喫煙による肺へのダメージを減少させてくれる働きと、タバコの害そのものを軽減させてくれる働きもあります。
タバコを3本吸うと、血中リコピン濃度が40%も減少してしまうので、喫煙者はリコピンの摂取を多くする必要があります。
また、お酒を飲む際に一緒にトマトを摂ると、血液中のアルコール濃度が30%低下して、さらにアルコールが分解される時間も50分速くなる、二日酔い予防にも効果的とされています。
リコピンを摂取することによって、抵抗力や免疫力、代謝も高まり、病気になりにくくなることは知られてきましたが、その他にもまだたくさんの効果があります。
- 育毛、抜け毛予防
- イライラ、ほてりなどの更年期障害を軽減
- 視力の低下などの予防
- アレルギーの緩和 (喘息・アトピー・花粉・ハウスダスト)
- 関節リウマチ
- 骨粗鬆症 (骨密度低下を抑制)
トマトジュースを飲むタイミングは?
これには2つの見方があります。
- 夜に飲むと ⇒ ダイエット・UVケア・快眠 に効果がある
- 朝に飲むと ⇒ リコピンの吸収が高まる
トマトジュースダイエットなるものは、成長ホルモンを利用して代謝を上げるのが目的です。
寝はじめて3時間に成長ホルモンが大量に分泌されるので、代謝を上げて痩せやすい身体にするダイエットの為には、夜に摂取すると有効です。
また、リコピンは小腸から吸収されて肌の細胞に届くまでに6~8時間かかりますから、夜のうちに摂取しておくと朝から抗酸化作用を発揮して、紫外線などの悪影響を抑えることが出来ます。
さらに、トマトにはGABAという成分も含まれていて、イライラや落ち込みを解消してくれるので、夜に摂ると快眠にもつながります。
美肌の為には、質の良い睡眠は重要ですね。
出典:http://www.kagome.co.jp/campaign/asavege/
朝・昼・夜のうち、朝にトマトジュースを飲んだ時に、リコピンが最も体内に吸収されやすいというデータが有ります。
ですから、健康面などの点からリコピンの持つ抗酸化作用を重視するならば、朝に摂ることをおすすめします。
トマトジュースの成分を効果的に吸収するために
リコピンの多いトマトの選び方
生で食べるにもジュースをつくにも、せっかくならリコピンの豊富な、よく熟したトマトを選びましょう!ポイントは3つです。
- ずっしりと重みがあって、丸く皮にハリやツヤが有る。
- ヘタやヘタの切り口が緑色で、みずみずしい。
- 赤色が濃く、お尻部分に放射状の星形の線がはっきりと出ている。
買ってきたトマトが、まだ熟していない場合は、冷蔵庫へ入れず常温で保存しましょう。
20℃以上の環境ならば、収穫後でも熟し続ける性質があります。
毎日飲む
継続して毎日トマトジュースを飲むことで、体内蓄積量が上がります。
リコピンを摂らなくなると、血中のリコピン濃度は約9日間で半減してしまうのです。
リコピン吸収率アップの調理法
リコピンは熱に強く、加熱やみじん切り、すりつぶすことで体内に吸収され易くなります。
また、ビタミンEと合わせると吸収率が3倍にアップしますので、オリーブオイルなどと一緒に摂るのがおすすめで、トマトジュースの10分の1量のオリーブオイルを加えて温めると、吸収率は4倍になります。
オリーブオイルも抗酸化作用があるので、相乗効果が期待できます。
また、えごま油などの良質の油や乳製品の脂肪分と一緒に摂取することでも効率よくリコピンを吸収できますので、牛乳と合わせて摂ると、女性に不足しがちなカルシウムの吸収も高まります。
チーズに含まれるたんぱく質を一緒に摂ることで、コラーゲンを作り出す効果もありますから、女子の大好き定番メニューのカプレーゼは、文句なしの組み合わせですね。
出典:http://www.kagome.co.jp/recipe/detail/A00948.html
ドライトマトの活用
干した食材は、栄養やうまみが凝縮されていることは知られていることと思いますが、ドライトマトは、ビタミンCが2倍、リコピンの吸収を4倍にもアップします。
毎日ジュースばかりで飽きてしまいそうな時は、ドライトマトに置き換えてみてはどうでしょう?
買ったら結構いいお値段のドライトマトも、自家製ならば経済的で、お好みのドライ加減にできます。
- ミニトマトを半分に切るか、トマトを1.5㎝大に切って、塩をふって30分置きます。
- キッチンペーパーで水分を拭き取り、オーブンシートを敷いた鉄板に並べます。
- 130℃に予熱したオーブンで80分ほど焼きます。
- 取り出して2時間くらい放置したら完成!
オリーブオイルに浸しても良いですし、そのままならば冷凍保存がいいでしょう。
冷蔵庫で2週間、冷凍庫なら3ヶ月くらい保存できますので、トマトが安い時にまとめて作り置きしてはいかがでしょう?
サラダやパスタ、パンにもいいアクセントになりますし、おつまみにもいいですね。
ただし、低カロリーなトマトも、ドライにすると100gあたり約260kcalと高めになりますから、摂り過ぎに注意!です。
抗酸化作用の相乗効果
リコピンと同じく、抗酸化作用を持っているビタミンA・C・Eを含む食材と一緒に食べると、リコピンの抗酸化作用もアップします。
特に、ほうれん草、パプリカ、ゴーヤなどがよいです。
酸の相乗効果
レモンや酢をトマトジュースに加えます。
リコピンの他にもトマトには、疲労の原因になる乳酸を分解する働きを持つクエン酸やリンゴ酸が含まれています。
レモンのクエン酸や、酢は代謝回路を活性化させる酢酸を含んでいるので、相乗効果で疲労回復に効きます。
さらに、炭酸水を加えると、体内の血流が促されて老廃物を排出しやすくなります。
すっきり爽やかで、目覚めの1杯に最適ですね。
トマトジュース独特のドロドロ感が苦手な方にもおすすめです。
サプリの活用
トマトの栄養成分を壊さないように抽出する特許製法によって、1日分の栄養素がカプセル1つで摂れてしまうのは助かりますね。
トマトジュースダイエットの際の摂取量は、1日600㎖ですから、1日コップ3杯のところをサプリに置き換えると、続けやすいのではないでしょうか?
トマトジュースを飲む際の注意は?
トマトジュースの摂りすぎはダメ?
成分としては、多く摂り過ぎて害があるようなものは有りません。
しかしトマトは夏野菜で、薬膳では熱を摂る野菜とされているように、水分の多さからも、昔から夏の健康食とされてきました。
特に、冷え性や胃腸の弱い方は、あまり冷やさないよう、飲み過ぎないように気を付けましょう。
酵素を壊したくないという方は40℃くらいまで、ぬるめに温めると良いでしょう。
また、1日に900㎖以上摂取すると、カルテノイドという色素の成分により、肌が黄色くなる可能性があります。みかんの食べ過ぎで、手が黄色くなった経験はありませんか?
美容と健康にいいとはいえ、ほどほどにしておきましょう。
無塩の方がいい?
トマトジュースを毎日摂取することを前提として、毎日のことだからこそ塩分の摂り過ぎによって、むくみに繋がらないためにも、血圧の高い方などには特に無塩をおすすめします。
しかし、美味しくなければ続かないので、たまに加塩タイプにするとか、スポーツの後に飲むのであれば問題ありません。
少し塩味が有った方が美味しく感じるとは思いますが、スパイスなどちょい足しするだけでも風味が増して十分に味わい深くなりますので、『かんたんレシピ』など参考にしてみて下さい。
トマトジュースを使った かんたんレシピ
ひと手間加えるだけで味ががらりと変わるという利点だけでなく、トマトジュースの持つ栄養成分にちょい足しで、美容と健康の相乗効果をねらいましょう!
オレンジジュースでリラックス
ストレスや疲れが溜まっている時には、リフレッシュ効果のあるオレンジの香りと、ビタミンCの美肌効果も上げていきましょう。
トマトの酸味もまろやかに、飲みやすくなります。
他の柑橘系でもOK。ミントなどプラスすると、さらに爽快感がアップします。
甘酒で整腸効果アップ
飲む点滴と言われるほど栄養抜群の甘酒をプラスして、トマトの水溶性食物繊維と甘酒の発酵パワーで腸内環境をととのえます。
お腹がすっきりしない時、元気の出ない時におすすめです。
どちらもドロッとしているのに、合わせると爽やかになるのが意外です。
黒こしょう&タバスコ入りスープ
タバスコのカプサイシンで脂肪燃焼の促進に相乗効果。
冷たくても、温めても、具が有っても無くてもOK。
食欲のない朝でも、こしょうの辛味成分ピペリンの働きで、食欲がわいてきます。
頭がシャキッとする感じなので、朝の弱い私にはもってこいです。
お豆入りトマトスープ
節分のお豆が残ってしまったら・・・こんな活用法も有りますよ。
前の晩、トマトジュースにお豆を漬けておき、朝コンソメを入れて、レンジで温める。だけ!
栄養が有るとわかっていても、なかなか食べきれませんから、ご参考までに。
タンパク質を一緒に摂って、コラーゲンを作りましょう!
そして、バタバタと急いでいる朝に、私がよくやるのは、
なんちゃってトマトチーズリゾット
トマトジュースにご飯を少し入れ、とろけるチーズを1枚のせて、軽くコショウ。
オリーブオイルを少したらして、あとはレンジでチン!
こちらもチーズのタンパク質でコラーゲンを作れますし、手間や量の割には腹もちも良く、タバスコを入れたりすると更に体も温まって助かっています。
まとめ
トマトだけでなく、他の野菜の栄養素もバランスよく摂った方がいいので、トマトのかさを減らす為にも、生で食べるよりジュースで摂る方がいいですね。
また、ダイエットや快眠には夜に摂取、リコピンの吸収をアップさせるには朝に摂取を。
そして、加熱してオリーブオイルを加えると吸収率がアップしますが、ビタミンや酵素を壊さず摂るには40℃まで。
毎日摂ると成分は身体に蓄積されるので、トマトジュースに限らず、缶詰やドライトマトなど濃縮されているものへ置き換えたり、ちょい足しレシピなども活用したり、飽きないで続けていくことが大切です。
美肌は1日にしてならず!
トマトジュースは朝に飲み忘れても、夜に飲めばいいのです。あまり考え過ぎず、まずは初めてみましょう。色々なちょい足しを試したりお気に入りを探したり、楽しみを見つけるのが継続のポイントになるかも知れませんね。