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リンパの流れを良くしてスッキリボディを手に入れよう!

 2018/04/04 ダイエット 健康 美容
 

「体がだるい」「足がむくむ」など、原因不明の体調不調に悩まされていませんか?もしかするとそれは、リンパの流れが原因かもしれません。

リンパは全身に流れる体液を循環させています。これを上手に流してあげると、体のむくみが取れ、スッキリボディを手にすることができます。

リンパの流れを知り、自分でリンパマッサージをしてみましょう。

 

リンパとリンパの流れ

まずは、リンパとは何かについて解説をしていきます。また、マッサージでも重要なポイントとなるリンパの流れについても確認していきましょう。

リンパとは

そもそもリンパとは、人の体内に存在する体液のことで、「リンパ液」と呼ばれることもあります。「リンパ管」と呼ばれる極細の管(くだ)が全身を巡っており、その中をゆっくりと流れています。

また、リンパ管の節々には「リンパ節」と呼ばれる組織があり、ウィルスをせき止めるなど関所のような働きをします。基本的にはリンパ液のことをリンパと言いますが、リンパ管やリンパ節などをすべて合わせた総称を「リンパ」と呼ぶこともあります。

全身のリンパ管

リンパ管は血管のように全身に張り巡らされており、太さによって呼び方が変わります。最も細いリンパ管の先端部分を「毛細リンパ管」、そしてそれらが集まって太いリンパ管になると「集合リンパ管」と呼ばれます。

毛細リンパ管には弁のような器官がなく、中を通るリンパ液は上や下に行ったり来たりと、方向性がありません。太い集合リンパ管には弁がついているので、リンパ液が逆流することがなく、流れる方向が決まっています

毛細リンパ管・集合リンパ管を合わせて「表在リンパ管」と呼びます。表在リンパ管は比較的浅い位置にあり、皮膚の上から軽くさするだけでリンパを流すことができます

そこからさらに奥に流れると、「深部リンパ管」にたどり着きます。表面からさすってもあまり効果はありませんが、筋肉の動きなどに合わせてリンパが流れていきます。

リンパの流れ

リンパには、ポンプのような役割がないため、外からさするか体を動かすなどして流さないといけません。そのかわり、逆流防止の弁がついている(毛細リンパ管を除く)ので、常に一定方向に流れていきます。

その流れは血液よりも圧倒的に遅く、1分間で約24cmしか進みません。ちなみに血液は最高時速216kmとも言われており、全身を約25秒で巡っているそうです。血液には心臓というポンプがあるので、それだけ早いのかもしれませんね。

リンパの流れる方向

リンパは末端部分から、最終的には左鎖骨下部にある静脈へと流れていきます。この流れ方を知っていると、自分でも正しくリンパマッサージをすることができます。

ポイントは、末端から胴体へ向かう流れです。たとえば下半身の場合、足の末端からふくらはぎに入り、膝裏を通ってふとももへ向かいます。その後鼠径部(そけいぶ/股関節にあるリンパ節)を通って胴体へと流れていきます。

腕も同じように、肘・脇の下を通り胴体へ向かいます。胴体は下から上に流れていき、最終的に鎖骨部にある「静脈角(じょうみゃくかく)」を通って静脈に流れていきます。

 

リンパの役割

リンパには、主に2つの役割があります。ひとつは老廃物を排出する役割、もうひとつは、ウィルスなどと戦う免疫の役割です。

老廃物を排出する役割

リンパの役割でもっとも重要なのが、不要になった老廃物やタンパク成分を排出することです。排出といっても、老廃物などを「運ぶ」だけで、実際に処理をするのはリンパ節の働きです。

リンパ液がリンパ末端で作られ、老廃物などを回収しながらリンパ管を流れます。リンパ管には全身約800ヶ所のリンパ節があり、そこを通ると老廃物がせき止められます。

つまり、リンパ節がろ過装置(フィルター)のような役割を持っているということです。リンパ液はリンパ節を通って流れることができますが、異物はリンパ節を通過することができず、捕まえることができるのです。

捕まえた老廃物などは腎臓などに送られ、汗や尿として排出されます。血液ではろ過しきれないものをリンパが回収し、ろ過しながら全身を通ってもう一度血液に戻すということです。

免疫の役割

もうひとつリンパには、免疫の役割も担っています。免疫とは、体内に侵入した異物に対し、体内で対抗する力が活性化し、それらを排除することです

リンパ液には、免疫機能を持つ「リンパ球」が多く存在します。リンパ球は白血球の一種で、さらに以下の種類にわけることができます。

  • ナチュラルキラー細胞
  • T細胞
  • B細胞

私たちにもっとも馴染みのあるナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、自然免疫系の一種で、ウィルス感染などを防ぐ働きをしています。T細胞やB細胞は、ウィルスを直接攻撃するのではなく、その物質に対抗できる「抗体」を作る働きをします。

T細胞やB細胞が活性化したあとは、「メモリー細胞」として持続的な抗原を残すので、将来同じ異物が侵入してきたときはその抗原で対抗できるようになります。

 

リンパが流れないとどうなる?

リンパが流れない

体内のリンパがうまく流れず、リンパ液が溜まってしまうことで、体調に悪影響を及ぼすことがあります。具体的にどのようなことが起こってしまうのが、順番に見ていきましょう。

足がむくむ

リンパにはポンプのような役割を持った器官がないので、運動不足などでリンパが滞ってしまうことがあります。特に足元は重力に負けてリンパが溜まりやすく、座りっぱなしや立ちっぱなしになるとすぐに足がむくんでしまいます。

また、リンパの流れが悪く老廃物が溜まることも、むくみの原因となります。むくみがひどい場合は、動機・息切れ・食欲不振などを起こすこともあります。

体を動かす・温める・マッサージをする・ツボを押すなどの対策をすることで、ある程度足のむくみは予防することが可能です。

肌荒れ

リンパの流れが悪くなるということは、体内の老廃物が排出されないということです。体内に老廃物が溜まると、もちろんお肌にも悪影響を及ぼしますので、肌荒れやニキビ、お肌のくすみなどが起こってしまいます。

リンパの流れを改善させることで老廃物が排出され、肌荒れやニキビを改善することができます。普段からきちんとリンパが流れていれば老廃物は溜まりにくくなりますので、そもそも肌荒れしにくい強い肌を作ることも可能です。

疲労蓄積

体内に老廃物が溜まっていると、血流が悪くなって筋肉が緊張し、疲労を感じやすくなります。また、筋肉の緊張が原因で肩こりが発生したり、原因不明の筋肉痛が発生したりすることもあります。

きちんと体を動かしてリンパを流していれば、筋肉が無駄に緊張することなく、肩もこりにくくなるでしょう

セルライト

体内に老廃物が溜まると、セルライトが発生しやすくなります。セルライトとは、ふとももの裏側などの皮膚に発生しやすい凹凸のことで、ミカンの皮のようなでこぼこや筋が入ってしまう症状のことです。

セルライトの原因はいろいろありますが、8割以上はリンパが原因だとされています。リンパの流れが悪くなり老廃物が溜まることで、体脂肪に老廃物が蓄積され、膨張することで起こります。

また、体脂肪周辺に老廃物や不要な水分が溜まることでもセルライトは発生します。

 

主要なリンパ節

リンパ節は全身に約800ヶ所あり、複数が集まって存在しています。等間隔に並んでいるわけではないので、リンパ節が多く集まっている場所に向かってリンパを流すことが重要になります。

リンパマッサージを自分で行うために、主要なリンパ節の位置を確認していきましょう。ここでは、主要リンパ節8ヶ所を紹介します。

リンパ節

頸部(けいぶ)
頸部とは、首周辺のことを指します。首といっても、後頭部や耳の裏側なども含まれるので、顔の下半分あたりから鎖骨あたりまで広い範囲を含んでいます。

この部分には多くのリンパ節が集まり、特に耳の裏や下側、首周辺などに重要なリンパ節が存在します。リンパ節が多く集まるので異物がひっかかりやすく、腫れや痛みが出やすい場所です。

口から侵入した細菌はこの周辺のリンパ節で処理されるため、風邪をひきやすい人はよくマッサージしておくと良いかもしれません。

鎖骨部(さこつぶ)
先ほども解説した通り、全身のリンパ液はこの鎖骨部にたどり着き、ここから静脈角を通って静脈へと流れていきます。ここのリンパ節が詰まっていると、全身のリンパの流れが悪くなりますので、リンパマッサージはここから始め、ここで終わるのが基本です。

腋窩部(えきかぶ)
腋窩(えきか)とは、脇の下のことです。わき毛が生えるへこんだ部分や、背中部分にもリンパ節が多く集まっています。腕のむくみや疲労が気になる人は、この部分をしっかりマッサージしてあげると楽になるかもしれません。

胸管(きょうかん)
胸管は、多くの表在リンパ管からつながる深部リンパ管で、全身のリンパ管が集まる場所です。胴体の中心部分を通るリンパ管で、非常に多くのリンパ節が存在します。

内臓や筋肉の動きでリンパが流れていきますので、基本的にはそれほどマッサージを必要としません。

腹部乳び層(ふくぶにゅうびそう)
胸管のはじまりの部分で、ここに下半身のリンパ管が集まります。ここには「乳び」と呼ばれる白濁(はくだく)のリンパ液が溜まっているため、乳び層と呼ばれています。

ここから大静脈に沿って伸びる胸管を通り、最終地点の左鎖骨下部へと向かいます。

骨盤部(こつばんぶ)
骨盤は知っての通り、人の体を支える重要な組織です。この周辺にもリンパ節が多く集まりますので、優しくマッサージをしてあげましょう。

また、骨盤矯正などで正しい位置に戻してあげることで、リンパの流れがよくなります。

鼠径部(そけいぶ)
鼠径(そけい)とは、足と胴体の接続部分のことです。股関節の前部分にあたり、ちょうど足の付け根部分にリンパ節が集まっています。

膝窩部(しっかぶ)
膝窩(しっか)とは膝裏のことで、この部分にもリンパ節が多く集まります。特に足がむくみやすい人は、この部分に向かってリンパを流すことが大切です。

 

リンパを流すマッサージ

リンパマッサージ

ここからは実際に、リンパを流すマッサージのやり方をご紹介します。自分でも簡単にできるので、ぜひ実践してみてくださいね。

コップ1杯の水を飲む

リンパは多くの水分で構成されています。水分が足りていないと、リンパの流れが悪くなってしまうので、リンパマッサージを行う前にコップ1杯の水を飲んでおきましょう。

緑茶やコーヒーでも良いですが、興奮作用のあるカフェインが入っているので、できればノンカフェインの麦茶やデカフェコーヒーにしておきましょう。

ゆっくり表面をさする

リンパを流すために、強い力は必要ありません。肌の上からゆっくりと、なでるようにさすっていきましょう。その際、肌に負担がかからないよう、オイルなどをつけて行うのも効果的です。アロマオイルやボディクリームなど、リラックスできるものを用意しておきましょう。

一般的な指圧マッサージなどとは違い、さする方向が重要です。基本は末端から胴体に向けて、リンパの流れに沿ってマッサージを行います。

たとえば、足のむくみを解消したいのであれば、足首からふくらはぎを経て、膝裏にリンパを流すようなイメージで行います。

鎖骨周辺のマッサージから始める

リンパマッサージは、鎖骨周辺から始めることが大切です。ここが詰まると全体の流れが悪くなりますので、始めにしっかりマッサージしておきます。

鎖骨部の少し下に静脈があるので、上から下に向かってリンパを流すイメージでマッサージを行います。

鎖骨マッサージが終わったら、次は足や手に移動して、次は胴体に向かってマッサージをします。

足を重点的にマッサージ

リンパマッサージは、リンパが溜まりやすい足を重点的に行います。まずは軽く足先のマッサージを行い、そのあと足首、ふくらはぎと上がっていきます。ゆっくりと自分が気持ち良いようにマッサージしていき、最終的に膝裏にリンパを流します。

ここもできればオイルやクリームを塗り、肌に負担がかからないようにしながら行いましょう。

足先や足首は両手の親指を使い、軽く圧迫しながら少しずつ上に押し上げていきます。ふくらはぎは5本の指を使い、裏側を重点的に行います。最終的に膝裏に流すので、少しずつずらしながら行いましょう。

ふとももから胸管へ

ふとももは両手で挟むようにし、押し上げるようにして揉んでいきます。表側から裏側へ、下から上へ、ということを意識しながらマッサージをしていきましょう。

足首からふとももまでのマッサージを数回繰り返したら、ふともものリンパを鼠径部に流すようにマッサージしてみましょう。

鼠径部を通ったリンパは胸管という深部リンパに流れ、鎖骨下部のリンパ管に向かっていきます。深部リンパまで流すことができれば、リンパマッサージは成功です。

 

リンパに関連する病気

リンパは体を正常に保つために必ず必要な組織です。ここに不具合が生じると、さまざまな病気につながります。

リンパ節炎

細菌・ウィルス・原虫・真菌などの感染によって、リンパ節が炎症を起こす病気です。皮膚・耳・鼻・目の感染症や、結核・梅毒などの感染症がリンパ節にまで拡大することで発生します。

リンパは全身を巡っているため、ほかのリンパ節まで感染してしまうこともあります。

主な症状は、腫れと痛みです。ひどい場合は発熱がみられ、膿が溜まってしまうこともあります。症状で判断できるので、症状が現れたときはすぐに病院で診察をしてもらいましょう。

まれに発熱や痛みをともなわない腫れが起こることがありますが、この場合リンパ腫や結核などほかの重篤な病気の可能性もあるので、すぐに病院で診てもらいましょう。

リンパ腫

リンパ腫とは、免疫の働きをするリンパ球の「がん」のことです。肉体にがん細胞が発生する一般的ながんとは異なり、全身をリンパに乗って流れていることが特徴です。

治療も切除などはできず、放射線治療や化学療法で行います。悪性リンパ腫と呼ばれることもありますが、良性リンパ腫は存在しません。

多くの学者は遺伝による染色体の異常だとしていますが、実際の原因は不明で、遺伝・カビ・ウィルスが原因という説が有力です。

リンパ浮腫

リンパ浮腫(ふしゅ)とは、リンパ管やリンパ節が詰まることで腫れが起こる症状です。主にがん治療で、リンパ管やリンパ節が傷つくことで起こります。

また、細胞の切除だけではなく、抗がん剤治療や放射線治療などの副作用で起こることもあります。

リンパ浮腫の治療は、主にリンパドレナージ(マッサージによってリンパを流すこと)や、皮膚の圧迫療法で行います。

症状がひどい場合には、外科手術によっても治療することができます。足の場合は3日~1週間、腕の場合は1日~3日ほどの入院となることが多いようです。

 

まとめ

デスクワークをしている人や運動不足の人は、体内のリンパが滞りやすい状態になっています。足のむくみや疲労感がとれないという人は、一度自分でリンパマッサージを行ってみましょう。

リンパの流れを意識するだけで、自宅で簡単にできます。特殊な道具も必要ありませんので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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