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計るだけダイエットがスゴい!確実に結果を出す方法【83%の成功率】

計るだけダイエット

これからダイエットを始めようと思ったら、インターネットで効果的なダイエット法を探す人が多いのではないでしょうか。

しかしいざ調べてみると、糖質制限ダイエット・置き換えダイエット・酵素ドリンクダイエットなど本当にいろいろな方法があって、どれが効果的なのか迷ってしまいますよね。

今回は、以前NHKのテレビ番組「ためしてガッテン」でも紹介された、計るだけダイエットについて紹介したいと思います。

名前だけ聞くと「本当に計るだけ?痩せるの?」と思ってしまいますが、その効果がとても凄いらしいので、ぜひチェックしてみてください。

計るだけダイエットとは?(ためしてガッテン)

計るだけダイエットとは、衣食住の裏技を紹介するNHKのテレビ番組「ためしてガッテン」で取り上げられたダイエット法です。なんとそのときの調査では、実験者の83%が痩せることに成功したそうです。

今主流となっている糖質制限ダイエットや置き換えダイエットは、ある程度ダイエットの知識が必要なこともあり、そこまで成功率は高くないかもしれません。もちろん正しい知識と負けない心があればほぼ100%成功するはずですが、実際やってみるとなかなか難しいのが現実です。

しかし計るだけダイエットは、難しい知識も、忍耐強さも必要ありません。毎日体重計に乗り、自分の体重を記録するだけ。これなら誰でも簡単に取り組めるので、83%の成功率というのはあながち間違いではないかもしれません。

番組では体重を記録するためのシートを配布していますが、特別なものは必要ありません。体重計と、紙とペンさえあれば今すぐに始めることができます。

NHKのネットクラブに会員登録すれば、PCやスマホで利用できるアプリが無料で使えますので、ご利用されてみてはいかがでしょうか?

ネットクラブ
NHKネットクラブ会員登録のページ

それでは次の章から、具体的な方法をご紹介していきます。

 

計るだけダイエットのやり方

ここからは、計るだけダイエットのやり方をご紹介します。なぜ痩せるのか?医学的に証明されているのか?という疑問もあるかと思いますが、まずはその方法を確認しておきましょう。

朝夜2回体重を計る

このダイエット法の一番のポイントです。朝と夜の合計2回、毎日体重を計ります。人は1日で3回も食事をし、水分もたくさん摂り、もちろん排泄もします。1日で大きく体重が変わってしまうので、できるだけ細かいデータを取るために、1日2回の記録を推奨しています。

番組では、朝は起きてトイレに行ったあと、夜は夕食を食べた直後が良いとしていました。自分でほかのタイミングが良いと思う場合は、自分で調整しても問題ありません。ただしその場合でも、必ず毎日同じタイミングで計るようにしてください。できれば服装も決めておいたほうが、正確な体重を知ることができます。

例えば、朝は「トイレに行ったあと」「トイレに行く前」「朝食を食べた直後」「顔を洗ったあと」、夜は「夕食を食べる前」「夕食直後」「お風呂に入ったあと」「寝る直前」など、自分の生活リズムに合わせてルールを統一しておくことが大切です。

体重をグラフで記録する

せっかく体重を計っても、それを記録しないと意味がありません。1日2回同じ時間に計ったら、それをノートにしっかり記録しておきましょう。日付と数値だけ記録するよりも、折れ線グラフなどにしたほうが一目で増減が見えるのでおすすめです。

ガッテン流ダイエット日記もありますので、ダウンロードしてお使いいただくのもよいでしょう。

カラー版  白黒版

ダイエット日記

折れ線グラフの場合、横軸には日付を書き、縦軸には体重を記録していきます。

ご自分で用意する場合におすすめのものは、罫幅(線の幅)が短い「方眼罫ノート(縦横マス目状になっているタイプ)」を、横にして使う方法です。

自分で毎週グラフを書いても良いのですが、あらかじめ罫線が入っているタイプのノートはたくさんありますので、それを選ぶと楽に記録できるのでおすすめです。細かい体重を記録できるよう、なるべく罫幅の短いタイプのノートを選ぶと良いでしょう。

ノートを横に使い、一週間単位で計りたいなら7日分を1ページに記録。1ヶ月で4~5ページとなります。10日単位で計りたいなら、合計3ページで1ヶ月分となります。大きく見やすく書きたいなら一週間単位の記録にしたほうが良いのですが、長期的なグラフの変化を楽しめないというデメリットがあります。細かい記録が得意な人は1ページ10~14日にするなど、自分の好みに合わせてグラフを作ってみましょう。

現在の状況を知ろう

記録ノートが用意できたら、グラフを作成する前に、自分の現在の状況を書いておきましょう。計るだけダイエットをする前に、自分が今どのような状況なのか、目標はどれくらいなのかを整理しておくことが大切です。

まずは現在の体重・腹囲(おへその位置で計る)と、3ヶ月後の目標体重・腹囲を記録ノートの見やすいところに書きましょう。3ヶ月後にそれを見て、また現在の体重・腹囲と、さらに3ヶ月後の目標を記録します。

毎日「言い訳」を書く

日付の下にあらかじめスペースを設けておき、毎日自分の体重に対する言い訳を書きましょう。「夜ごはんを食べ過ぎたから体重が増えた」「今日はビールを飲み過ぎた」など、その日なぜ体重が増えたのかを書くようにします。

もちろん体重が減った日も、何か感想を書ければ最高です。「夕食を少し減らせた」「朝のパンを半分にした」など、一言でいいのでできるだけ書くようにしましょう。理想は朝に一言、夜に一言ですが、難しければ夜だけでも問題ありません。

朝夜体重を計ってそれぞれに毎日コメントをするというのは、時間がなくて難しいという人も多いかもしれません。ダイエットは継続が大切ですから、無理をせずにできる範囲でやるということも重要です。

計るだけダイエット向きの体重計

計るだけダイエットでは、体重を計って記録することがメインの活動です。体重が計れるものであれば何でも良いのですが、本格的にやりたい!という方は体重計にこだわってみるのも良いかもしれません。

今では体重が計れるだけでなく、体脂肪や筋肉量がわかる「体組成計」というものが販売されています。けっして安くはありませんが、自分の体を記録するためにとても便利なアイテムです。

計るだけダイエットは、本当に少しずつ痩せていくことを目的としているので、メモリの細かい体重計がおすすめです。小数第1位(例:65.4kg)までの体重計よりも、小数第2位(例:65.45kg)まで計れるものを選びましょう。

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計るだけダイエットで痩せる理由

ダイエット

計るだけダイエットのやり方をご紹介しましたが、自分で実践してみないことにはこの方法で本当に痩せるとは考えられないですよね。しかし実際に体験者の8割以上が、計るだけダイエットで痩せることに成功しています。その人たちはどうして痩せることができたのか、そのメカニズムを見ていきましょう。

肥満抑制物質「レプチン」

実は近年の研究で、体内で発生する「レプチン」と呼ばれるホルモンが肥満を抑制する働きがあるとわかりました。レプチンが発生すると、それが脳に伝わり、満腹中枢を刺激して食欲を抑制してくれるのです。さらに基礎代謝を上げる働きもあるので、脂肪を燃焼させる効果もあるそうです。

このレプチン、実は私たちの体についている「脂肪細胞」から分泌されることがわかりました。全身の脂肪細胞からレプチンが分泌され、脳に「脂肪の量」と「飽食」であることを伝えくれるのです。

計るだけダイエットは、少しずつ体重を減らす長期的なダイエット方法です。急激に脂肪が減ることはないのでレプチンは発生し続け、痩せやすい体作りができるというもの。ダイエットにはリバウンドがついてまわりますが、計るだけダイエットでは痩せたあとのリバウンドが起こりにくいのが特徴です。

グラフが快感物質を生み出す

人は美味しいものを食べたり、甘い糖質を摂ることで、快感物質である「β-エンドルフィン」が脳内に発生します。この快感物質は一種の麻薬のようなもので、脳が覚えた快感をまた次も発生させるために、美味しいものを食べたり、糖質を摂ろうとしてしまうのです。

ためしてガッテンの放送内で行われた実験では、「美味しいもの」や「糖質」に変わり、「グラフの下降線を見ること」によって快感物質が生まれるということがわかりました。「グラフの下降線が見たい」という欲求のおかげで、「ご飯を食べたい」「お酒を飲みたい」という欲求を抑えることができたのです。

毎日グラフを見ることで痩せたいという欲求が強くなり、本格的なダイエットを始めるきっかけになることもあります。この欲求が強ければ強いほど「高いモチベーション」に繋がりますので、成功する確率も高くなります。毎日グラフを見る「計るだけダイエット」は、ダイエットに対するモチベーションを上げるという大きな効果が期待できるのです。

太る原因がわかる

計るだけダイエットでは、毎日自分の体重を記録し、さらにそれに対してコメントを記入していきます。つまり、体重の増減の原因が手にとるようにわかってしまうのです。「どうしてこの日は体重が増えたのか」「この日に体重が減少している原因はこれだ」という具合に、自分で自分の体重の増減を分析することができます。

体重の増減を分析できると、体重が増える行動を避け、体重が減る行動を選択することができます。意識して行う必要はなく、体重が増える原因を知るだけで、無意識にそういう選択をすることもあります。

例えば「食後のデザートを食べ過ぎたから体重が増えた」ということがわかっていたら、無意識のうちにデザートの量を減らそうとするものなのです。

ダイエットの知識が増える

計るだけダイエットは、特に食事制限や運動をするということはありませんが、ダイエットをしていることに違いはありません。自分の中でも「今はダイエット中だ」という意識を持つことも重要なポイントです。

そうすると、毎日をいつも通り過ごしているだけで、ダイエットの知識がどんどん増えていくのがわかるかと思います。今まで耳に入っていても頭には残らなかったダイエット情報を、無意識に脳が記憶しようとしてくれるからです。

友達が話すダイエットの話、テレビやネットで取り上げられている健康情報など、今まではスルーしていたことも頭に残るようになります。そして自然と痩せる行動をとれるようになり、いつのまにか痩せていくということです。

 

リバウンドしないためには?

リバウンド

計るだけダイエットは本当に少しずつ痩せていく方法なので、リバウンドしにくいという特徴があります。しかしそれでも美味しいものや甘いものは依存性が高いのでなかなかやめることができず、食べ過ぎで体重が増えてしまうこともあるでしょう。

ではどうすればリバウンドを防ぐことができるのでしょうか。ダイエットに成功したあとのこともしっかりと確認しておきましょう。

記録を続ける

一番良いのは、計るだけダイエットを続けることです。継続して体重を計っていれば、体重が増えてきたときもそれに気づくことができるので、すぐに対応することができます。リバウンドは急激に体重が増える現象ですが、何も原因がないのに太ることはありません。やはり美味しいものや甘いものの食べ過ぎが原因となっていることがほとんどです。

目標体重を設定しておけば、体重が減り過ぎるということもないので安心です。自分の一番動きやすい適正体重を記録しておき、その体重を維持するように意識しておきましょう。

運動習慣をつける

計るだけダイエットで体重を落としても、痩せやすい体になったとはいえません。代謝を上げて痩せやすい体づくりを意識しておけば、痩せたあとも体重・体型を維持しやすくなります。

そのためにも、できるだけ運動をする習慣をつけて、体全体の筋肉量を増やしておきましょう。筋肉量が増えれば代謝が増え、痩せやすい体質になります。毎日ストレッチをするだけでも効果がありますので、体重を計るついでに少しだけ取り入れてみてはいかがでしょうか。

我慢しすぎない

リバウンドの主な原因は、食事を我慢し続けたあとに、その反動で食べ過ぎてしまうことです。さらに食事を我慢することで脳が飢餓状態になり、エネルギーをできるだけ消費しないように各組織に命令を出してしまいます。

エネルギーを消費しない体になった状態で、我慢できずに食事量を戻してしまうと、一気にエネルギーオーバーになってしまい、体重が増えてしまうのです。

そうならないようダイエット中も極端に我慢をせず、どうしても食べたくなったら少しだけ食べるなど、自分のストレスを上手く調整しながらダイエットに取り組むようにしましょう。

 

計るだけダイエットの注意点

計るだけダイエットをするうえで、注意してほしいことがあります。健康的に体重を減らしていくためにも、しっかり覚えておきましょう。

食べ過ぎない

計るだけで痩せられるからと言って、好き放題食べるなどをしてはいけません。計るだけダイエットは自分の体重を記録することで、ダイエットに対するモチベーションを上げて痩せるダイエット法です。何も我慢せずに食事をしていると、グラフは右肩上がりになってしまうでしょう。

体重は急には減らない

計るだけダイエットは、本当に少しずつ体重を減らすことを目的としています。体重を記録しているだけで急激に痩せることはない、ということを覚えておきましょう。

たとえばダイエットのためにウォーキングをしたとしても、汗をかいた分たくさん水分を摂れば、次の日急激に体重が減ったりはしません。でも、体重を減らすためと言って水分を摂らなければ、身体を壊してしまいます。

「毎日体重を計っているのになかなか痩せない…」と不安になるかもしれませんが、目先の体重の増減だけにとらわれず、長い目で見るようにしましょう。

栄養バランスの良い食事を心がける

体重を計ることによってダイエットに対する意識が上がるのはいいことですが、極端に食事制限を始めるのもよくありません。普段の食事では、できるだけ栄養バランスの整った食事を摂ることを心がけておきましょう。

日々の食事で栄養バランスがしっかり摂れていれば、脳が満足してくれるので少しの量でも満腹感を感じやすくなります。栄養バランスの偏った食事をしていると、脳が栄養不足を感じ、それを補うために食欲を増進させてしまいます。

栄養バランスの良い食事とは、豊富なタンパク質と上質な脂質を少し摂り、ビタミン・ミネラル・食物繊維を補助栄養として摂ることです。糖質は特に食べ過ぎないようにしましょう。

一概には言えませんが、ダイエットをしていてニキビや肌荒れが発生したら「ビタミン不足」、頭がぼーっとしたら「カロリー不足かミネラル不足」、便秘気味になったら「食物繊維不足」というのを目安にすると良いでしょう。

 

まとめ

計るだけダイエットは、ほかの人から見ると一見ダイエットらしいことは何もしていません。実際に食事制限をするわけでも、運動をがんばっているわけでもないので、なぜ痩せるか理論的には説明しにくいところもあるでしょう。

しかし実際に多くの人が挑戦し、成果をあげています。けっして「急激に体重が減る」ような優れたダイエット法ではありません。しかし、リバウンドしにくく、ストレスもたまらず、健康的に痩せることができる良いダイエット法ではないでしょうか。

無理をせずに自分のペースでできるダイエット法なので、これからダイエットを始めるという方も、今までいろんなダイエットをしてきたけど効果がなかったという人も、今日から「計るだけダイエット」に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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