かかとのガサガサ・ひび割れを解消したい!つるつるかかとになる方法
かかとがガサガサしているのが気になる・・・
かかとのひび割れが痛い・・・
冬の乾燥でひどくなるのが心配・・・
このようにかかとのガサガサやひび割れに悩んでいませんか?
かかとのガサガサやひび割れの主な原因は乾燥です。そのため、かかとケアには乾燥対策が必要不可欠です。
今回は、かかとのガサガサやひび割れを解消する方法やかかとをつるつるにする方法をお教えします。
乾燥対策を行い、かかとのガサガサやひび割れを解消して、つるつるなかかとにしましょう。
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なぜかかとがひび割れる?
かかとのガサガサやひび割れを解消する方法をお教えする前に、まずは、かかとがひび割れる原因について説明します。
かかとのガサガサやひび割れの一番の原因は、かかとの皮膚が乾燥することです。かかとには皮脂腺がないため、体の中でも特に乾燥しやすい部位です。しかし、かかとが乾燥しやすいのは誰でも同じなのに、ガサガサやひび割れができる人と全然できない人がいるのはなぜなのでしょうか。
乾燥がかかとのガサガサやひび割れの原因であることは間違いありません。しかし、かかとが乾燥してガサガサしていてもひび割れはできないこともあります。実は、かかとがひび割れるのには、以下のようなメカニズムがあります。
- かかとが乾燥してガサガサになる。
- ガサガサ状態が続き、古い角質がたまってかかとの角質層が厚くなる。
- 厚くなった角質層に力(歩行で体重がかかる、健康サンダルを履くなど)がかかり、角質層が硬くなる。
- 硬くなった角質層は柔軟性を失い、最終的に強い力に耐えきれなくなり、かかとがひび割れてしまう。
乾燥によって硬い角質層ができると説明しましたが、状況によっては乾燥していなくてもかかとの角質が硬くなることもあります。
乾燥していない状態でも日常的に強い力を受けると、その力に負けないようにと体が反応し、角質を硬くしてしまいます。毎日裸足で土俵に上がるお相撲さんのかかとが分厚いのはこのためです。
また、かかとの乾燥が原因ではないひび割れの場合もあります。それは、水虫の場合です。乾燥が原因の場合と水虫が原因の場合とでは、目で見ただけでは非常に区別が難しいです。
乾燥によるものなのか水虫によるものなのかを判断するポイントとしては、以下の4つがあります。この中で当てはまるものがある場合には水虫である可能性が高まります。
- 乾燥しにくい冬以外の季節に症状が現れているかどうか
- 足の裏や指に水虫がないか
- かかと以外に皮がめくれることはないか
- 一緒に暮らしている人が水虫かどうか
これらのポイントはあくまで目安なので、水虫が疑われる場合には皮膚科を受診しましょう。
かかとケアの方法
かかとがひび割れる主な原因は乾燥であると知っていただいたところで、かかとケアの方法をお伝えします。ここでいうかかとケアとは、ガサガサになったかかとやかかとのひび割れを解消するためのケアです。
かかとケアを行う最も効果的なタイミングは、入浴時〜入浴後です。
かかとのひび割れケア方法
入浴時に軽石でかかとのガサガサを削り取ります。かかとに古い角質がたまったままケアをしても効果が薄いので、まずはかかとのガサガサ部分を取ってケアの効果を高めることにつながります。
ガサガサ部分は乾燥している状態では取りづらく、取る必要のないところまで取ってしまう可能性があるので、入浴時に行いましょう。また、必要以上に強い力で行う必要はなく、軽くこすって取れるものだけを取りましょう。あまり頻繁にやりすぎると皮膚を傷めるので、ガサガサが気になるときにだけ行うようにしてください。
入浴時にかかとのガサガサを取り除いたら、入浴後に化粧水を塗ります。化粧水を塗ることによって皮膚に水分を与え、乾燥を防ぐことができます。ただし、入浴直後ではまだかかとが濡れていたり、発汗していたりするので、乾燥しない程度に少し時間をおいてから塗りましょう。
かかとは乾燥しやすい部位なので、化粧水は多めに塗ると効果的です。
ガサガサを取り除き、化粧水を塗った後は、仕上げにクリームを塗ります。クリームを塗ることで、化粧水で与えた水分を逃がさないようにして皮膚を守ることができます。
保湿効果のあるクリームや尿素入りクリーム、ビタミン入りのクリームがおすすめです。尿素には硬くなった皮膚を柔らかくする効果があり、ビタミンEいは血行を促進して古い角質がたまりにくくなる効果があります。
「かかとのガサガサは気になるけれどもまだひび割れはしていない」という場合には、1番の部分を飛ばし、2番と3番のケアを行なってください。ガサガサしているだけで角質があまりたまっていない状態で1番を行なってしまうと、皮膚を削りすぎて出血などのトラブルを起こしてしまいます。また、このかかとケアを行なっても改善されない場合には水虫などの可能性もあるので、自己判断だけに頼らないようにしましょう。
ガサガサかかとにならないための日常生活は?
先ほどは、ガサガサになったかかとやかかとのひび割れを解消するためのケアをお伝えしました。ここでは、かかとのガサガサやひび割れに対する対処方法ではなく、ガサガサやひび割れが起こらないようにするための予防方法や日常生活での注意点についてお教えします。
ガサガサかかとやひび割れを予防するポイントは、以下の5つです。
- 大きな力をかけない
- 靴選び
- 歩き方
- 冷やさない
- 保湿
大きな力をかけない
健康サンダルや青竹踏みなどを使用している場合は注意が必要です。かかと部分だけに極端に力がかかってしまうと、かかとのガサガサやひび割れを悪化させる要因となるので、かかとに力がかかりすぎないように調整しましょう。また、屋外で靴を履いているときも屋内で裸足のときも、尖っているものを踏まないよう注意する必要があります。
靴選び
自分に合っていない靴や履き古した靴を履き続けるのは、かかとケアにとってマイナスです。自分に合っていない靴を履くことで、歩き方のバランスが崩れて足裏に負担がかかってしまいます。かかとのガサガサやひび割れだけでなく、魚の目やタコ、外反母趾などにもなってしまいます。十分なクッション性があり、大きすぎず小さすぎないサイズのものを選びましょう。また、使い古した靴は、靴底がすり減ってクッション性が落ちています。歩き方によってはかかとが特にすり減っていて、かかとへの負担が大きいこともあります。
歩き方
かかとを引きずるような歩き方であったり、足裏への体重のかけ方がアンバランスであったりするのは、かかとのガサガサやひび割れを誘発してしまいます。重心のかけ方や足裏の接地の仕方に気をつけましょう。歩き方に注意すると、かかとへの負担を減らすと同時に姿勢も良くなるので一石二鳥です。
冷やさない
体が冷えて血行が悪くなると、皮膚に必要な栄養が行き届かなくなり、ケアの効果も半減してしまいます。かかとは体の末端にあるので、冷やさないよう注意が必要です。室内で靴下を履いたり、マッサージをしたりしましょう。
保湿
先ほどかかとケアとして既にお伝えしましたが、かかとのガサガサやひび割れを予防するためには、保湿は日常生活で欠かせません。お風呂上がりの化粧水やクリームに加えて、靴下やサポーターでかかとを覆うのも保湿効果があります。お風呂上がり以外でもかかとが乾燥していると感じる時には、クリームをつけて乾燥を防ぎましょう。
つるつるかかとになるオススメアイテム
つるつるかかとになるための第一歩は、上記の方法を実践してかかとのガサガサやひび割れを解消することです。そして、その実践に加えて、自宅にあるアイテムを使うことでかかとをつるつるにすることができます。そのオススメアイテムとは、サランラップと靴下です。
サランラップの使い方
サランラップは、かかとを保湿するためのかかとパックとして使用します。かかとが乾燥して固い状態だと効果が薄いので、かかとが柔らかくなっている入浴後に行いましょう。
- ティッシュまたはコットンに化粧水を含ませまる。
- 化粧水を含ませたティッシュやコットンをかかとに当て、ラップで包む。
- その状態で5分ほどおいておく(蒸しタオルなどで温めると効果アップ)
- ラップを剥がしてクリームを塗る
サランラップでかかとを包んだ状態で長時間放置するのは、かぶれなどの肌トラブルのもとになるのでやめましょう。一度に長時間行うことよりも、短い時間でも毎日繰り返し行うことが大事です。
自宅にあるサランラップで手軽にできるかかとパックですが、サランラップを使うのは抵抗があるという場合には、市販されているかかとパックを使いましょう。さまざまな種類のかかとパックがあるので、自分に合ったものを選んでください。
靴下の使い方
靴下は、かかとの保湿や乾燥予防に役立ちます。また、クリームをつけた後に着用することで、クリームをかかとに浸透させることができます。以下のタイミングで使うと良いでしょう。
- 室内で裸足で過ごしているとき
- 入浴後にかかとケアを行なった直後
- 就寝前
- サランラップでパックをしているとき
就寝中は、足裏で体温調整をしているので靴下を履くのは控えましょう。自宅にある靴下でも構いませんが、色々な種類のかかとケア専用の靴下が市販されているので、自分に合ったものを選んでみるとより効率よくかかとケアを行うことができます。
つま先を覆わずにかかとだけをカバーできるものもあるので、夏の暑い時期でも快適です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、かかとのガサガサやひび割れを解消して、つるつるなかかとにする方法についてお教えしました。
つるつるなかかとを手に入れるためには、乾燥を防いでしっかりと保湿することが大切です。
入浴後のお手入れを毎日コツコツと続けて、かかとをつるつるにしましょう。