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オーガニックスキンケアの方法・オーガニックコスメのメリットと口コミ

現在では、食の安全性に対する関心度が向上するとともにオーガニックコスメが各メディアで話題になっています。

実店舗でもオーガニックコスメが置かれている場所が増加してきたために、従来に比べてお求めやすくなりましたね。

それとともにオーガニックコスメはどのようなものなのか、あるいは通常のコスメとはどのような点が異なるのかというように疑念を抱いている人が増えているのが実情でしょう。

オーガニックコスメに関しては海外と国産とで認証基準の事情が異なっていたりしますが、日本人であるならば、国産オーガニックコスメを選ぶべきです。その理由などについて解説していきます。

 

オーガニックコスメとは?

オーガニックコスメという単語の誕生経緯は、平成13年2月、現在の日本オーガニックコスメ協会により発行された書籍が「オーガニックコスメ」と題されたことが発端となります。

オーガニックコスメという単語が昔からあった言葉ではないことはもちろんで、単なる造語に留まります。オーガニックという言葉には、有機的であるとか有機栽培といった意味があるのですが、拡大解釈すれば人間が誕生する以前から動植物や微生物によって自然環境が実現していた旨を示唆しているとされています。

終戦前の日本では、当然のように植物から化粧品を作成していました。身近に存在する植物の花びらや種子、それに果実などから採取した油を用いて化粧品にしていたのです。

終戦から時を経て、石油製品が出回るようになってからは、手作りであった化粧品も大量生産に移行していきました。保存を長引かせたり、なるべく腐らないようにしていくために化学的な石油製品などが用いられるようになってきたのです。

従来の日本は、地産地消のごとく、その土地に所在する植物を当該土地に居住している人が用いるのが原則だったのですが大量生産により流通量が変遷していくなかで、これまでごく当然のことであったものが大きく変遷していき、従来のオーガニックな化粧品が滅失していく状況に陥り、石油で作られたものばかりになっています。

日本のみならず、世界各国でもこのような風潮はあるのですが、従来のオーガニックが消えて石油で作られた製品に取って代わると同時に、肌に何らかの不調を感じる人も急増してきたのです。日本人の肌には日本古来の植物を提供する旨の理念とともに、オーガニックコスメがリバイバルしてきたのです。

一般的に化粧品は、医薬品、医薬部外品、化粧品に大別されます(これら3種類のものは薬事法によって、それぞれ法定されており、オーガニックコスメが該当する化粧品は薬事法2条3項によって規定されています。分かりやすくその内容を述べれば、要するに、女性をキレイにしていく効果があるけれども、医薬品などと比較すれば副作用などの強い作用はないということです。)。

このうち特に使用頻度が高いのは化粧品になってくるのが通常ですが、化粧品をさらに分類すると、オーガニックコスメ、ケミカルコスメ、無添加コスメの3種類のものになります。

 

オーガニックコスメを認定する機関は、海外にはもろもろ存在しますが、その基準は各機関によって違いがあります。日本でもオーガニック化粧品を認定する機関ができていますが、その基準はあいまいです。

食品と違い、オーガニックコスメ自体に法律上の規定はありません。本来オーガニックとは、農薬・化学肥料を一切使わずに育てられた植物のことであり、これらを原料として作られた化粧品のことを指します。

原則として、オーガニックコスメといわれる化粧品とは、第三者機関によって「原材料が」無農薬であったり有機栽培していることが認定されていることを要します。

しかし現在の日本の基準は、オーガニックの原料を使用していたとしても、後から合成成分を加えたものでもオーガニック化粧品と認定されているのが現状です。

したがって、いくらオーガニックコスメと謳っているものであっても、それが真正であるか否かを自ら判断するための知識を身に付けておくべきなのです。

 

【オーガニックコスメの基準とは】

オーガニックコスメに関する明確な基準は、法的観点はおろか、世界標準である基準のいずれも存在しないのが現状です。

世界的に設けられた基準はないものの、

  • 石油から作られた成分が配合されていないこと
  • まだ生きている状態の動物から抽出されたもの以外の動物から作られた成分が配合されていないこと
  • 植物を原料とするもののうち7割〜9割を超えるものが有機栽培による植物であること

以上がオーガニックコスメの条件となっているようです。

しかし、世界でこのような基準が統一されているものではないですし、日本のオーガニックコスメの認知度も低く世界的にも発展途上であるために、日本国内でも当然にこれといった基準は存在しません

ただ、日本のオーガニックコスメへの関心は急上昇していることもあり、徐々に急成長しつつあるとも評価されているようです。しかし、微量な有機的な成分が配合されているものでもオーガニックコスメとして製品化している企業もあるのが現実です。

世界標準であるオーガニックコスメの基準はないものの、世界のそれぞれの各国に所在するオーガニックコスメに対して認証する機関は、各機関によって厳格な基準を有しています。もしその基準に満たない製品であれば、オーガニックコスメと称することが許されません。

 

無添加とオーガニックの違いとは?

無添加と聞けば、コスメの場合、肌にソフトであるとか、合成成分が何ら配合されていないというイメージが先行するのが通常でしょうね。

しかし、無添加コスメとは、単に厚生労働省の指定している成分が含まれていない化粧品となります。よって、ケミカルコスメも無添加コスメもほぼ同様のものも存在するために、無添加コスメであるからといって当然に安全であるとは限らないことに注意が必要です。

オーガニックコスメとは、無添加コスメ同様に肌にソフトであったり、合成成分が何ら配合されていない印象があり、その名目上、植物由来の成分が多量に含まれている化粧品となってはいます。

しかし、植物由来の成分がわずかしか配合されていなくても、また化学成分が多量に含まれていた場合であっても、オーガニックコスメとして販売されているのが現状なのです。

無添加とオーガニックとの差異は、その実質からして曖昧といっても過言ではなありません。また、法律による明確な規定もないために、それぞれの販売企業によって、無添加の程度であるとか、配合比率などといった基準が左右されてきます。

そのために、オーガニックコスメの各商品で植物由来の成分がどの程度配合されているかを確認すべきです。

 

オーガニックコスメのメリットは?

【ナチュラル成分が豊富で肌にソフトであること】

オーガニックコスメのメリットとは、まず無農薬で育てられた植物を用いられていることから素肌にソフトで、安心かつ安全なことでしょう。植物を用いた化粧品は、実は昔から存在していました。今でもこのような昔ながらの知恵のようなものが回顧されているのでしょうね。

ケミカル成分が当然に肌を悪化させるというものではないにしても、ケミカル成分の特徴として、ある目的に特化しその作用が強い反面、副作用も増大していくものも多いのです。

また、天然由来の成分であろうとも、全てが無毒というわけではありませんし、ケミカル成分であるからといって全てが強力で副作用があるというわけでもありません。

ただ、植物成分の副作用は、ケミカル成分のそれと比較してもソフトである上、副作用がありながらこれを無力化させる効果も有しているために副作用が生じにくいとされてもいます。

そのために、自然の恩恵があるオーガニックコスメは、敏感肌や自然派を好む多くの人々から愛用されています。ケミカルコスメなどの従来の化粧品でくたびれてしまった肌を休ませてあげるという意味でもオススメできます。

ケミカル成分はある目的に特化しているため、その構造や原理が単純なものであるのに対して植物成分は複雑なことから、化学的にも明らかにされていない点が多々存在します。たとえば、花の香りをケミカルによって完全に再現させることは未だ不可能なのです。

植物は原則として一生涯その場に留まっているために、その場で生きていくための順応力に加えて、紫外線に対抗していくための抗酸化力が優れているといえます。このような未知な部分が存在し、ある意味無限大ともいえる力を持っている点こそが、オーガニックコスメの魅力といえるのかもしれません。

【肌本来の持つ力を引き出す効果】

通常のオーガニックコスメ以外の化粧品は肌トラブルを隠していくもので、医薬品のようにピンポイントかつ即効性を求める上での選択肢としてはいいのですが、オーガニックコスメは、肌が本来有している自然治癒力を向上させていき潜在的に持っているパワーを発揮させていくようにしてくれます。

この自然治癒力とは、肌がダメージを負ったとしても、自力で修復していく能力などのことです。そして、肌から生じる汗や脂によって、保湿クリームのような皮脂膜を生じさせていき、肌に保湿効果を与えたり、乾燥などから保護する働きも含まれています。

このような肌の働きはストレスや紫外線、加齢に応じて減少していくために、外側から補助していくことが従来のケミカルコスメなどの化粧品による研究とともに発展していきました。

これに対して、オーガニックコスメは外側はもちろんのこと、内部から自然治癒力を向上させていき、肌本来の持つ力や皮脂バランスの正常化ができるようにしてくれることが注目を浴びているわけなのです。

【エッセンシャルオイルが配合されていること】

オーガニックコスメの特徴として、天然のエッセンシャルオイルが配合されている場合が多いです。このエッセンシャルオイルとは、その作用自体に効果がある上に防腐剤としての効果も有しているのです。

もともと、エッセンシャルオイルとはアロマテラピーに活用するものとして顕著ですよね。そのために、肌ケアでありながら、アロマの世界にも没頭しリラックスできることも、オーガニックコスメのメリットであるわけです。

 

オーガニックコスメの口コミ

オーガニックコスメを用いた人のなかには、通常の状態の肌の人もいれば、敏感肌や脂性肌などといった肌を持っている人もいました。使用することによって肌に浸透していき、テクスチャーのノリやノビに至っても使い勝手がよい上、肌に透明感が出現してきたというのです。

この効果は、肌の潜在的な力を引き出すオーガニックコスメによって、肌の保護機能が向上していったばかりか肌もキメ細かくなったために、肌に保湿効果が出現してきたというべきでしょうね。従来のケミカルコスメなどでピッタリ合う化粧品を探している人や、肌にもう少し透明感を加味したい人には打ってつけでしょうね。

ここで口コミをご紹介します。

『オーガニック化粧品は初めて使ったんですけど、天然のバラの香りでアロマの効果をすぐに実感。肌にすーっと浸透してく感じがして、乾燥もなくなり、毛穴も以前より締まった感じがします。天然100%ということで肌への安心感もありますよね。素肌が健康的に見える気がするし、シンプルケアで効果的なのが嬉しいです。
40代 女性HANAオーガニック ローズ化粧水
出典:HANAオーガニック ローズ化粧水

ご存知、エッセンシャルオイルが配合されていることで知られるオーガニックコスメですが、香りのみでも買いなのかも知れませんね。使い続けることによって、肌が本来の力を取り戻していくみたいですね。

『トライアルセットでの購入です。
これ、良いです!すぐ実感しました。
もともと乾燥肌ですが、夏場は不安定で脂性肌にもなります。
洗顔、化粧水、乳液のシンプルさも好き。
余計な成分がないので、肌がみずから強くなり綺麗になっていく感じ。
久々のヒットです。
こちらを使ってから肌の調子がとても良くなりました。私には合っていたんだと思います!
これからも継続していきます(^-^)
31歳 女性
出典:@コスメ
HANAオーガニックトライアルセット 1,480円送料無料

オーガニックコスメのメリットとして、洗顔や化粧水、それに乳液といったシンプルさが日本人独自の脂性肌にもバッチリはまっていくのでしょうか。継続使用によって、肌が活力を取り戻すかのようです。

 

HANAオーガニックのトライアルセットを購入し、
本品購入するようになりました♪一般のローズ水より3~4倍濃厚なダマスクローズ水が
ベースの天然100%オーガニック美白乳液です(*´▽`*)天然アロマオイル配合なのでその香りを吸い込みながら
使うと効果アップ♪特に、夜使用すると天然アロマオイルが
副交感神経を高めてくれるので、日中のダメージを
リセットしてくれるそう!ムーンナイトミルクは、スーッとお肌に馴染み、
ローズの華やかだけと落ち着く香りに癒やされます♪

ただ、乳液としてはお肌の潤いを逃がさない
フタとしての機能がちょっと足りない感じがします。
でもお肌を刺激する成分が一切配合されていない
オーガニックなので、気になる方は重ね塗りしてくださいネ♪
出典:@コスメ

化粧水から何から何までスキンケアに置き換えることによって、さらにオーガニックコスメのメリットを発揮し得るのではないでしょうか。

HANAオーガニックトライアルセット 1,480円送料無料

 

国産オーガニックコスメを選ぶ

世界では、オーガニックコスメと認定するための審査基準が、オーガニック成分の配合比率にまで及んでいる国もあります。

翻って国産オーガニックコスメには、明確な基順がないものと考えられがちですが、国産オーガニックコスメであっても、海外の認証を受けているオーガニックコスメも豊富にあります。

海外の厳格な認証を受けているものばかりを選ぶとなると、どうしても外資系のオーガニックコスメが目立ってきてしまいますよね。しかし、国産品だからといって海外の認証を受けられないということはありませんから、ドイツやフランスなどのヨーロッパを中心とする海外の厳格な認証を受けたオーガニックコスメを探してみることも良いでしょう。

そして、国産オーガニックコスメのなかには、オーガニック認証の認可を得ていないものも多いのですが、企業独自の厳格な基準を設けているばかりか、植物の育成から製造に至るまで全て当該企業でまかなっているところもあることから、ナチュラルに徹底している人であれば看過できないでしょうね。

また、ラベルに記載された成分表示を見ることによって、ケミカル物質などが配合されていないか確認してみることもオススメです。法律に規定のないオーガニックコスメの場合であっても、このラベルの表記は薬事法62条に準用する同法51条によって細かく規定されているのです。

これに違反すれば、刑事罰が科されてしまう実行力があることからすれば、ラベル表記は相当重視すべきものといえます。何らかのケミカルなものが配合されていないか確認して選びましょう。

海外製のオーガニックコスメは、乾燥肌に傾向が進んでいる人や、あまり濃いメイクをしない人の場合であれば適しているかも知れません。しかし、オーガニックコスメを始めたばかりの人や普通肌、それに脂性肌の人には、扱いづらく肌に適さない場合もあるようです。

さらに、海外製であれば比較的高価なものが多いために、継続がキモなオーガニックコスメとしては致命的といわざるを得ないでしょう。

そのような次第ですから、国産オーガニックコスメをオススメします。国産であるために、日本人の肌に適している上に、日本人が平生から行っている肌ケアのことをよく分かっているほか、安価であるために継続しやすいのです。

また、外資系オーガニックコスメの場合には、輸入代理店が変遷していくために、せっかく見つかった目当ての商品が購入できなくなってしまうこともあるようです。この点からしても、国産オーガニックをオススメできますよね。

 

まとめ

以上のとおり、オーガニックコスメについて解説してきました。

国産のオーガニックコスメは日本人の肌質や日本の土地に根ざして開発されていますから、日本人であれば、国産を選択すべきでしょうね。

それに海外の厳格なオーガニックコスメとしての認証を受けていたり、それと実質同様な基準を設けている国産品も存在しますから、是非とも探してみましょう。

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