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顔のくすみをなくしたい!くすみに効果のある化粧品は?

顔のくすみ

顔色が黄色っぽい。透明感がない。肌が黒ずんでいる。これらを総称して「くすみ」と言います。日々充実した時間を過ごしていても、鏡の中のどんよりした肌色を見ると時が止まりますよね?

肌が輝いている人はどのように「くすみ」に対処しているのでしょうか。

今回は「くすみ」の原因をつきとめて、対処方法や予防方法を学びましょう。
しっかりケアすれば、透明感あふれる肌が手に入ります。

後半には、くすみに有効な化粧品やメイク方法もご紹介しますので、お楽しみに。

 

顔のくすみの原因

どのような肌の状態を「くすみ」と呼ぶのでしょうか?
「くすみ」には、以下のような症状があります。

  • 肌色が黒っぽくにごり、透明感がない。
  • キメがあらく、開いた毛穴で肌荒れしているように見える。
  • 肌色が茶色っぽい。よく見ると、小さなシミが点々とある。
  • 肌色が黄色っぽく、不健康そうに見える。

これらの症状が思いあたる方は肌がくすんでいます。

原因をしっかりつきとめましょう。

 

肌をくすませるのは以下の原因です。

乾燥

肌表皮が乾燥すると肌を守ろうと毛穴から過剰な皮脂が分泌されます。肌表面に浮いた皮脂は残って酸化。肌は皮脂の酸化によってやけた状態になり、ダメージを受けるのです。

傷ついた肌細胞は変色し、くすみが出現します。

さらに乾燥は肌表皮を傷つけるだけでなく、スカスカになった表皮から肌内部の水分まで奪ってしまいます。すると、肌のハリを保つコラーゲンの生成を遅らせるだけでなく肌奥で生まれるはずの新しい皮膚細胞まで傷つけます。

肌内部の構造は乱れ、肌の代謝がうまくいきません。肌の表面には古い角質細胞が残り、どんどんかたくなっていきます。くすんで色素が濃くなった細胞がかたく凝縮され、色味が強くなっていくのです。

肌に悪い生活習慣

喫煙習慣のある方、肌がくすんでいませんか?

喫煙は肌細胞を酸化させて、変色させる原因になります。また、毛穴を開かせ肌全体を老化させるのです。

睡眠不足は乾燥が原因のくすみと同じような症状を引き起こします。本来、肌が再生されるべき睡眠時間をちゃんととっていなければ新しい肌は生成されず、肌のターンオーバー(代謝)が遅れるのです。表皮に残った古い角質は、やがてくすみとなっていきます。

悪い生活習慣

クレンジング不足

メイク汚れや毛穴の汚れがしっかり落としきれていません。毛穴に詰まった皮脂は周辺の皮膚を変色させますし、クレンジングで落としきれていない化粧品は色素沈着を引き起こします。もはや、くすみというよりシミに近い症状なので注意が必要です。

冷えがおこす血行不良

人間の体にはたくさんの血管が通っています。血管は栄養や熱を血液として、体の隅々まで運ぶ役割があります。体が冷えると、体の熱を守るため血管の壁は凝縮します。熱を外に出さないようにするためです。そのため血液の流れが滞ります。

人間の防御本能の一つですが、血流が悪くなると様々な弊害をもたらします。

顏の皮膚下には毛細血管があります。その血流が悪くなれば、熱を顏全体にいきわたらせることができず、細胞が変色してしまうのです。

ストレス

どんよりくすみの原因にストレスがある事が、最近の研究で分かってきました。ストレスを感じると体内に活性酸素が生まれます。この活性酸素が肌のバリア機能を乱し、肌細胞そのものを傷つけているのです。傷ついた細胞はハリと透明感を失い、くすみます。

ストレスはメラニンにも影響を及ぼします。乱れた肌のバリア機能が肌を守ろうとメラニン色素を放出します。顔全体に細かなメラニンが散らばり、くすみの中にシミがあるような状態となるのです。

微弱炎症

ストレス、紫外線、乾燥、摩擦、様々な外的刺激により肌は日々ダメージを受けています。体の表面にありますから、当然ですね。表面には異常が見つからなくても、肌内部で炎症が起きている状態を微弱炎症と言います。

炎症はその部分に熱を発しますから、熱から肌を守ろうとメラニン色素が過剰放出され、くすみを引き起こすのです。

 

顔のくすみの対処方法

くすみの対処方法

さあ、くすみの原因が分かりました。

その原因に合わせて対処していきましょう。

乾燥くすみの対処法

スキンケアを見直しましょう。角質はしっかり落としていますか?
肌上の角質が残っていると、水分を肌内部に浸透させることが難しくなります。角質のふきとり化粧水や、角質をやわらかくさせるブースター型美容液がおすすめです。

その後はたっぷりの保湿で肌を潤わせてあげましょう。化粧水を念入りに。それでも乾燥する場合は肌コンディションを整えるオイルをスキンケアに加えると、血行も良くなり一石二鳥です。

生活習慣くすみの対処法

喫煙習慣は良くありません。禁煙が難しければ、ニコチンやタールのないものに変えましょう。電子タバコに変えてみるのも効果的です。

規則性のある睡眠習慣、良質な睡眠が肌を再生させます。夜遊びや仕事に熱中するのも良いですが、しっかり眠ることを心がけてみてください。翌朝の顏色が改善されるはずです。

クレンジング不足くすみの対処法

言うまでもなく、丁寧な洗顔とクレンジングをおこなうべきです。

スキンケアの基本はクレンジングから始まります。汚れをしっかりと落とす。そうしなければ、汚れを塗り固めるだけとなっていまいます。

冷えがおこす血行不良くすみの対処法

まず体の冷えを改善しましょう。湯船にちゃんと浸かる入浴も一つの方法です。体を温めて血行を良くします。エアコンによる冷えも深刻です。冷気が直接あたらないように風向きをかえたり、肌掛けをかけたりするなど工夫してください。

食べ物では「しょうが」を積極的に食事に取り入れましょう。体を温めて、血液のめぐりを良くします。活性酸素を除去する効果もあるのです。血行が良くなることで、代謝力が上がり、老廃物が排出されます。むくみが解消され、冷えを追い出すことが可能です。

 関連記事  体を温める食べ物と飲み物はコレ!内臓の働きを改善して美しくなる方法

 

ストレスくすみの対処法

メラニン色素への対応が必要です。美白効果のある化粧品をスキンケアに取り入れましょう。ストレスを癒すために、リラックス効果のある香りがするものが良いですね。

良い香りの美白シートパックで癒しのひと時と美肌を手にいれてください。

入浴時にゆっくりとマインドフルネスを実践することをお勧めします。

 関連記事  マインドフルネスの効果とは?ジョブズやジョコビッチも実践!

 

微弱炎症への対処法

表面に見えない肌内部の炎症ですから、乱れた肌のバリア機能を整えることが必要です。

肌細胞の維持のために、たっぷりの化粧水で保湿します。セラミド配合、美白効果のあるものがおすすめ。

セラミドがバリア機能の修復、美白アイテムでメラニン色素の排除を促すのです。

外部刺激を少なくするために、お手入れは簡単に。マッサージなどは控えてください。

微弱炎症に対応する最先端コスメが発売されています。くすみ除去の味方になるはず!

 

くすみの予防方法

くすみケア

①くすまない肌作りには冷えない体が大事

体を温める食事や飲み物で血液のめぐりを良くしておくのです。

「しょうが」「オクラ」「長いも」「甘酒」「クコの実」「ハトムギ」

これらの食材を食事や飲み物に工夫して、血流の良い体を維持しましょう。

冷えない体づくりには、ちゃんと湯船に浸かる入浴タイムが必要です。シャワーだけという方は今すぐ改めましょう。
半身浴やぬるめのお湯に浸かるのが体を温め、代謝を良くするコツです。

入浴後にはオイルを顔と体につけ乾燥を防ぎましょう。

②肌のバリア機能を維持する

日常のお手入れで健康な肌のバリア機能を維持しておけば、くすみを予防できます。

クレンジング→化粧水→美容液→保湿(クリーム)この一連の流れを、毎日続ければ透明美肌を手に入れることが可能です。

③紫外線ケアは一年中必要

メラニンがくすみの原因の一つにありますので、メラニンの暴走を防ぐUV化粧品は欠かせません。外出する時はUV下地を忘れずに。

日焼け止めを塗りなおすのが面倒な方は、飲む日焼け止めを上手に利用することをお勧めします。

④健康的な体づくり

健康な体でいれば、肌はくすみません。

栄養バランスのゆきとどいた三食の食事、適切な睡眠、ほどよい運動。

日々の生活で心がけたいものです。体が健康であれば、心も肌も健やかでいられます。

 

くすみに有効な化粧品の選び方

美白スキンケアが、顔のくすみには有効です。

オイルクレンジングやホットクレンジングで、メイク汚れや毛穴汚れの着色くすみを取り去ります。さらにくすんでいる角質も除去しましょう。

美白化粧水をたっぷり使って肌を保湿してください。肌のキメをととのえるもの、微弱炎症をおさえるもの、ストレスケアできるもの、など最先端コスメには美白だけではない付加価値がたくさんつきました。ご自分のくすみの原因に合ったものを選んでくださいね。

美容液や乳液にはコラーゲンやヒアルロン酸が配合されたものを選んで、肌のバリア機能を手助けしてあげると良いです。毛穴を引き締めるタイプは肌の透明度を上げ、肌内部の潤いを保ちますので、くすみが改善されます。

メラニン除去効果のあるものも、くすみ対策として選びたい化粧品です。

メラニンの放出を抑える、シミを消す、最先端コスメの中には医療機関で受ける美容診療と同じくらいの効果を出すものがあります。

 

顔のくすみをカバーするメイク法

メイク方法

ベース

くすみがひどい時はコントロールカラーを塗って肌をきれいに見せましょう。

くすみをカバーするだけでなく、肌色を一段明るくするピンクが入ったものがおすすめです。顔のくすんだ部分にのせ、指で軽くなじませます。

黄色くすみや茶色くすみをカバーしたい方は、ブルー系が入ったコントロールカラーを。

くすみがひどく、透明感がない時はパープルがきれいです。

ファンデーション派

光を操る最先端ファンデがたくさん出ています。普段の生活でくすみを予防しても、くすんでしまったら仕方がないものです。ファンデーションでカバーしましょう。

ベースの後はファンデ! という方には、光を乱反射することで透明度を上げるファンデーションが向いています。

夕方のくすみを防ぐために化粧持ちの良いタイプを探してください。

パウダー派

昨今のハイスペックパウダーは粒子が細かくなり、目指す肌イメージを自由自在に演出できます。ファンデーションほどのカバー力はないものの、ナチュラルにくすみを飛ばし、肌をきれいに見せるのがパウダー化粧品です。

ベースの後はパウダー! という方には、くすみの色に合わせたカラーパウダーが向いています。ラベンダー系のパウダーが日本人のくすみには最適。くすみを中和し、肌色を一段上げ、透明な立体感を生み出します。

くすみの上、目の下、夕方の化粧直しにと活用してください。

 

まとめ

老けて見える、疲れて見える、肌がくすむとそんな風に見られてしまいます。

「くすみ」がなければ透明感のある、ふっくらとした肌に見えるはず。

タイプに合わせた対処方法で「くすみ」は改善できます。

美容技術の変革期である現在は、化粧品で「くすみ」を消し去るのも難しくありません。

よく知り、試し、続ける。顔色の変化を楽しみながら、透明感あふれる肌を目指しましょう。

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