顔のテカリは女性の大敵!顔のテカリを改善するには?
今日は大事な日!
朝からメイクを決めて、全方位スキのない完璧な私・・・のはずが午後になると、おでこや鼻がテカリだす。
メイクは崩れるし、もう最悪!!
そんな思いしたことある女性多いのではないでしょうか?
顔はテカるもの?
いいえ、原因を知り自分の肌に合わせたケアに改めましょう。
肌の上からのケアだけでなく、体の内側からのテカリ対策も効果的です。
改善中のテカリはメイクでおさえられます。
自分自身の力でテカリをおさえ、いつでも美肌を手に入れましょう!
さあ! 今こそ挑戦の時です!
顔のテカリの主な原因は?
顔がテカる原因はいくつかあります。
女性の体は正直です。ホルモンバランスが崩れたり、体が疲労したりすると、正常な皮脂分泌がおこなわれなくなります。時に少なすぎたり、多すぎたり。
皮脂分泌が多すぎると、毛穴が開き皮脂を外に出そうとします。外に出た皮脂は肌の上でとどまり、テラテラと光ります。
おでこや鼻は皮脂腺が多いので、テカリが目立つというわけです。
表面上は油分が足りていて、潤っているように見える肌ですが、肌内部はどうでしょうか。実は、肌内部の細胞間脂質が足りなくなると、肌は水分を保つことが難しくなります。
細胞間脂質は肌の内側で細胞をつなぎとめておく役割をしていますが、それが少なくなると肌の内側はスカスカの状態に・・・。さらに肌奥の水分も蒸発し、どんどん乾燥していきます。
スカスカの肌細胞は、外的ダメージを受けやすくなります。肌バリア機能の低下です。その弱くなった肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されます。テカリは肌を守ろうとしている皮脂の頑張りの証なのです。
汗をかいて、メイクがくずれ、さらに汗が流れる。分かりやすいテカリですね。
オイリースキンの方はTゾーンだけでなく、顔全体がテカリります。
メイク下地や日々のスキンケアで対処しましょう。
テカる場所以外の毛穴が詰まっていることが考えられます。本来、皮脂が出るべきところの毛穴が詰まっていると、詰まっていない毛穴から皮脂排出がおこなわれます。
テカっている箇所に原因があるのではなく、それ以外の毛穴に原因があるのが特徴です。
顔のテカリを改善する方法
ご自分のテカリはどんな原因か解析できましたか?
では、それぞれに合わせて改善していきましょう。
生活態度を見直しましょう。夜更かしが続いて、慢性の睡眠不足ではありませんか?
睡眠時間は肌細胞を修復する大事な時間です。その時間を犠牲にすると、肌は修復されずにどんどん悪化していきます。
女性の場合、生理前はテカリやすいというホルモンバランスの乱れがあります。リラックスする時間を作り、細胞を自由にしてあげることが必要です。
生理前は油分をひかえたスキンケアに切り替えるとテカリ予防になります。
ファーストフードやジャンクフードが大好きな方。過剰な皮脂、と言うより悪い皮脂がたまりやすいです。悪い皮脂は正常に排出されず、毛穴異常をまねきます。テカリを予防したいなら、ジャンクフードは少量にとどめましょう。
洗顔後に肌の状態を確認してください。肌が突っ張るような感じがしませんか?
その状態こそドライスキンになっている証拠です。潤い重視のスキンケアが必要になります。
肌の上で古い角質が残っていると、化粧水や美容液などの美容成分が肌奥に入れません。ピーリングやゴマージュなどで角質ケアをしてから、保湿成分の高いスキンケア製品で潤いを浸透させましょう。
年齢を重ねると、肌代謝が乱れ、肌内部の乾燥を悪化させます。
たっぷりの保湿はもちろん、年齢に合わせたエイジングケアが必要です。
スキンケアの基本はクレンジングですが、保湿不足の方はオイルクレンジングを避けた方が無難です。オイルクレンジングは油となじみやすいため、メイクや皮脂をよく落としてくれます。
しかしながら、必要な油分まで落としてしまうことがあります。
さらなる乾燥をまねきますので、乾燥ケアが充分でないうちはオイルクレンジングはやめましょう。
メイク前にできること。毛穴をふっくらとさせ、毛穴の開きを収縮させましょう。
それには、収れん化粧水が有効です。
大きめコットンに収れん化粧水を含ませ、冷蔵庫で冷やしておきます。いつも通りのお手入れのあと、メイク下地の前にそのコットンで1分ほどパックします。
毛穴はキュッと引き締まり、汗や皮脂が浮き出るのを防ぎます。
美容技術が進んだ昨今、冷涼ミストなどが販売されています。
どうしても、汗が噴き出る場合は便利な冷涼ミストで肌をクールダウンさせましょう。
持ち歩いて、こまめにシュッとしたいところです。
ここまでの改善方法で改善されないテカリが、皮脂排出異常によるテカリです。
テカる箇所をしっかり洗いたいところですが、思い切ってテカらない場所をしっかりと洗いましょう。
テカっていないところの毛穴詰まりが解消されれば、顔全体に皮脂がゆきわたり、一カ所だけテカるというのが改善されます。そのテカリは顔全体のトラブルだったというわけです。
もちろん、しっかり洗った後は保湿も忘れずにおこなってください。
肌の角質を除去し、毛穴をきれいにしてくれるのが酵素洗顔料の特徴です。
皮脂をスッキリ落としてくれるので、テカリには効果的です。
最近は敏感肌対策された酵素洗顔料も出ていますので、敏感肌の方や乾燥肌の方は刺激の弱いタイプを選ぶと良いでしょう。
関連記事 酵素洗顔の正しい使い方と効果のあるやり方
顔のテカリをおさえるメイク
化粧下地に秘密があります。テカリ防止とうたっている専用の下地を使いましょう。
海外ブランドより、国内ブランドのものの方が日本人の肌には合います。
また、毛穴対策下地も効果的です。
お気に入りの下地がある方は、テカる部分だけ専用下地を使うとテカリが抑えられます。
午後になり、テカってしまった場合はフェイスパウダーの出番です。
ブレストタイプ、ルースタイプは好みで使い分けてください。
まず、何もついていないスポンジでテカリ部分を押さえます。スポンジは皮脂をとりすぎることなく取り去るうえ、メイク浮きをなじませてくれます。
その後、フェイスパウダーで肌を押さえましょう。
テカリによるメイク崩れをなおしてくれると同時に、肌を美しく見せてくれる女性の強い味方です。
あぶらが浮くからと、あぶらとり紙を多用している方いませんか?
顔に浮いているあぶらは必要なものです。とりすぎると皮脂の過剰分泌を招くので注意が必要です。
顔がテカらないための食事
肌の上からのテカリケアも効果ありますが、体の内側からもテカらないよう工夫したいものです。
皮脂バランスを補正するのに、油分の多い食事はNGです。特に揚げ物の多いファーストフードやスナック菓子は注意が必要です。とりすぎると、顔全体だけでなく体に余分な脂肪がつく結果に・・・。
また、マーガリンやサラダ油、コーヒーフレッシュなどの植物油脂は肌細胞を硬くし、老化させます。恐ろしいですね。マーガリンはバターに、サラダ油はオリーブオイルやえごま油に変更してください。
オイリースキンの方は、日常の食事に青魚やえごま油を取り入れると良いでしょう。これらに含まれる「オメガ3」という必須脂肪酸が肌の抵抗力を上げ、毛穴異常を正常に戻してくれます。さらに、過剰な皮脂分泌も改善します。
仕事や家事が忙しい方は、手軽に食べれるサバの水煮缶をお試しあれ!皮脂テカリだけでなく、大人ニキビの予防にもなり、美肌を目指す女性の必須フードです。
保湿不足からくるテカリにお悩みの方は、肉や大豆製品、チーズなどの乳製品をしっかり取ると良いです。これらに含まれる良質のアミノ酸が肌の潤いを保持するコラーゲンを作る原料になります。
アミノ酸にビタミンCが加わるとコラーゲンが生成されます。野菜をたっぷりとりましょう。赤ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツやいちごが良いですね。忘れてはならないのが、のりなどの海藻の存在です。ビタミンC含有量がとても多く、手軽に食べれます。
食事の時は煎茶をいれて、さらにビタミンアップ!肌細胞の内側から潤い、顔全体の過剰な皮脂分泌を防ぎます。
気を付けるべき日常生活
さあ! 顔の外側からも体の内側からもテカリ対策はバッチリですね!
メイクで応急処置も学びました。最後の仕上げに入りましょう。
皮脂テカリには生活態度の見直しが必要です。人間は無数の細胞でできている集合体のようなもの。それぞれに周期があり、同調しながら健康に過ごすことができます。
お日様が出たら目覚め、日光を浴びる。夜が更けたら眠り、一日のダメージを回復する。いくら科学が進んだとは言え、この原始からのリズムに逆らうと体はバランスを崩します。
早寝、早起き、3食をしっかり。生命のサイクルに従いましょう。
科学の進歩であるメイクは、しっかり落とさないと細胞に害をおよぼしかねません。外出から帰ったらクレンジングをし、肌を解放してあげましょう。
女性は生理前にテカる傾向があります。自分の生理周期を把握し、その時期は油分を控えめにした食生活をしたり、ベースメイクに毛穴対策されたものを使ったりと、自分の体のリズムと向き合うのを楽しみましょう。
まとめ
顔のテカリにお悩みの女性の方々! ぜひ参考にしてください。
肌の状態が人によって違うように、テカリも人それぞれ違います。
ご自分の美の基準によって、判断してくださいね。
健康的な生活習慣をおくり、スキンケアを楽しむ。そうしたら、もうテカらないはずです!