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肌荒れしたときに効果のある食べ物とは?

肌荒れのしない美しい肌を手に入れたい・・・誰もがこう思うのはないでしょうか?

肌荒れを改善するには、運動やエステ、またはクリニックで治療・・・
などなど、方法はさまざまかとは思いますが、今回はその中でも、「食事」について注目していきたいと思います。

肌の状態を改善したくともなかなかお金がかけられない・・・
という方でも、日ごろの食事から気を付けていけば、コストもおさえられ、簡単に実践することが出来ます。

「肌」と「食べ物」の関係に注目し、肌によい栄養素や食べ物、また肌荒れの分類別で役立つ情報などもご紹介するので、さまざま肌荒れ対策も今までうまくいかなかった・・・

という方も、まずは身近な食べ物に目を向けて、実践していただけたらと思います。

 

肌によい栄養素

肌を健康な状態に保つためには普段の食事から意識していくことが大切です。そして、それらの食べ物に含まれるどのような栄養素が肌によいとされるのかも知っておくことで、肌荒れをしない美肌づくりへの近道となります。

では、一体、どのような栄養素が肌に良いとされているのか、ご一緒に確認していきたいと思います。

まず、肌を構成するのに必須となる栄養素は

・たんぱく質
・脂質

この2つが主となります。

なぜこの2つの栄養素がまず出てくるのか?と思う方もいるかもしれません。ですが、たんぱく質は私たちのからだや肌をつくる栄養素であり、肌の主成分となります。

たんぱく質がじゅうぶんに摂取できていない場合、まずは体の内部や筋肉などにたんぱく質は使われるため、肌までたんぱく質が回らず、肌荒れやなどの原因となってしまいます。

また、一度は聞いたことがあると思いますが、肌によいとされる「コラーゲン」もたんぱく質から成るものなので、たんぱく質をとることは肌に非常に重要となってきます。

そして、あまり必要がないと考えられてしまいがちですが、脂質も肌をつくるうえでかかせない栄養素です。

どうしても敬遠されがちな脂質ですが、たんぱく質同様、肌をつくるうえで非常に重要な役割をもっていて、肌の水分を保ち肌に潤いをあたえてくれるなど、美容効果も高くあります。

もちろん、脂質の過剰摂取は肌にもからだにも悪影響となりますが、必要量の良質な脂質をとることは、むしろ肌によいといえます。

肌によい栄養素、というとまずは野菜や果物に多く含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素を思いうかべる方のほうが多いかもしれません。

もちろん、ビタミンやミネラルなどの栄養素も美肌づくりには欠かせない栄養素となってきますが、これらの栄養素はあくまで肌の調子を整えるものなので、肌をつくるためのたんぱく質・脂質がとれていることが大前提となってきます。

もしも、野菜や果物中心の食事をしていて、洗顔や化粧水、美容液にも気を使っているのに肌の調子がいっこうによくならない・・・・
と感じている方は、そもそもの肌の構成栄養素であるたんぱく質と脂質がじゅうぶんに摂取できていない可能性を疑ってください。

そして、たんぱく質と脂質に加えてとってほしい栄養素が、

・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンE
・ミネラル(亜鉛・鉄など)

これらの栄養素になります。
どういった働きをしているかというと、

・ビタミンA・・・肌の粘膜を生成する働きがあり、肌を丈夫に保つ。
・ビタミンB群・・・脂質の代謝に関係し、皮脂の分泌を抑える。肌の赤みにも効果的。
・ビタミンC・・・コラーゲン生成を助ける。紫外線によるシミ・美白予防効果もある。
・ビタミンE・・・血行の促進。抗酸化作用など。
・鉄・・・血液のもととなる栄養素。肌へ栄養を与えるために必須。
・亜鉛・・・新陳代謝を促す。

簡単に説明するとこのような働きをしている栄養素になります。

たんぱく質や脂質に加えて、このようにさまざまな栄養素をバランスよくとることが肌をよい状態に導いてくれます。

 

肌荒れによい食べ物

ここまで肌によいとされる栄養素をご紹介してきましたが、では、実際にどのような食べ物でこれらの栄養素を摂ることができるのでしょうか?

比較的かんたんに入手できる食材を肌荒れの症状別にご紹介していきたいと思います。

・ニキビ、肌の赤み
ビタミンB群・・・ニンジン、ほうれん草、かぼちゃなどの緑黄色野菜、アーモンド、卵類など
ビタミンC・・・ブロッコリー、パプリカ、パセリ、キウイなど

・乾燥肌、かゆみ
ビタミンA・・・緑黄色野菜、レバー、うなぎなど
鉄・・・レバー、ひじき、しじみ、納豆など
亜鉛・・・純ココア、卵、牡蠣など

・くすみ
ビタミンA・・・緑黄色野菜、レバー、うなぎなど
ビタミンC・・・ブロッコリー、パプリカ、パセリ、キウイなど
ビタミンE・・・アーモンド、とうがらし、抹茶、アボカドなど
鉄・・・レバー、ひじき、しじみ、納豆など

また、症状が何であれ、たんぱく質と脂質も十分にとるようにしてください。
たんぱく質は、お肉や魚などに豊富に含まれていますが、お肉であれば鶏のささみ肉や胸肉などをとるようにすることで、脂質やエネルギーの過剰摂取を防ぐことができ、ダイエットにも効果的です。

反対に、魚に含まれる油にはDHA・EPAといった血液をサラサラににしてくれる成分が含まれているので、積極的にとるようにすることをおすすめします。

脂質は、肉などの動物性のものばかりからとってしまうと血流が悪くなる原因となり、肌へ十分な栄養が行き届かなくなる原因となってしまいます。

魚の油や、オリーブ油などの植物性油からなるべくとるようにしましょう。

 

肌に悪い食べ物

前述では、お肌によいとされる食べ物についてご紹介しました。
様々な食材があるなかで、お肌に良いとされるものがあれば、お肌に悪影響を与えてしまう食べ物もあります。

肌荒れのしない食習慣にするためには、どのような食べ物が肌に悪いのかを知っておくことも大切です。ここでは、そのような食材が肌にどのような悪影響をおよぼすかをご紹介します。

まずは、肌をつくるためにかかせない脂質についてですが、どのような油でも肌にいいというわけではなく、過剰に摂取してしまうことは返ってニキビなどの症状を引き起こす原因となってしまうので、適切な量をとることが大切になります。

また、スナック菓子、ファストフード、揚げ物などの油っぽいもの、または古い油でつくられているものは油自体が酸化され、体にも肌にも悪影響となるので、控えるようにしましょう。

また、何気なく口にすることが多い飲み物にも注意が必要です。
・コーヒー
・紅茶
・緑茶
などの飲み物にはカフェインが含まれ、肌の新陳代謝を阻害するなど過剰に飲み過ぎることで肌荒れの原因となってしまう飲み物です。

飲みすぎには注意し、飲む場合はなるべく肌の再生に影響する睡眠前はさけるようにしましょう。

そして、どのような食べ物・飲み物にしても、冷たいものの摂りすぎは内臓の冷えにつながり、血流が悪くなる原因となります。
血液は肌に栄養を運ぶたいせつな役割もになっているので、血流の悪化は肌荒れの原因にもなってしまいます。

野菜なら温野菜、飲み物ならぬるめか温めたものを積極的にとるように意識してみましょう。

 

肌荒れしたときのスキンケア

ここまで、肌によいとされる栄養素・食べ物など、肌づくりの基礎となることをご紹介してきました。ですが、いくら気を付けていても、時には急に肌荒れが起こってしまうこともあります。

とくに女性の場合、月経などの影響からどうしても肌がデリケートな状態になってしまう時期もありますよね。ここでは、そんなもしも肌荒れしてしまった場合の応急処置としておこなえるスキンケアの方法をいくつかご紹介したいと思います。

まず、肌に直接触れるものとして、お化粧品の使用、特にファンデーションの使用には注意が必要です。

肌が赤くなってしまったりひりつきがある場合には、リキッドファンデーションよりもパウダータイプのものを使用することをおすすめします。

リキッドファンデーションですと、お肌のカバー力は高くなりますが、その分肌との密着度がたかくなるので、荒れてしまっている肌にはあまりよくはありません。
肌荒れを起こしている場合は、パウダータイプのものを薄く肌にのせる程度にしておきましょう。

ファンデーションが薄くなることで、肌の赤みなどが気になってしまうという方は、口元や目元のポイントメイクをいつもより濃くすることで、肌の状態を目立たせなくすることがでるのでおすすめです。

また、ビタミンCなどが豊富に含まれるパックなどでお肌の調子を整えることも効果的です。パックなどでしっかり潤いを補充することが肌荒れ改善の手っ取り早い方法でもあります。

ですが、もし、パックや化粧水などを使用することで、肌のひりつき、痛みがひどい場合は無理にこれらを使用せず、刺激の弱いクリームなどで保湿するようにしてください。

体の中からスキンケア

肌荒れしてしまった時のスキンケアは、体の中からおこなうことも効果的となります。
肌に良いとされる栄養素でもご紹介した、たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル類が含まれる食事をしっかりととることで、肌荒れを体の中からケアすることが出来ます。

また、脂質をとることも大切となりますが、ニキビの症状がひどい場合においては、皮脂の分泌が過剰となってしまっているので、スナック菓子やファストフード、また天ぷらなど、油っぽいもものはなるべく控え、過剰に脂質をとらないようにしましょう。

また、これらのスキンケアをおこなったとしても、睡眠が十分にとれていない場合は肌の再生がおこなわれず、肌荒れは改善されません。

寝ている間のみ肌の再生はおこなわれるので、スキンケアをおこなった上でしっかりとした睡眠をとる必要があります。

以前までは22時~2時の間が肌のゴールデンタイムと言われ、この時間帯に睡眠をとっていることが肌にも効果的とされてきました。

ですが、最近では睡眠の時間帯に問題があるのではなく、入眠してから3時間の深い睡眠が重要であるということが分かっています。

入眠してから何度も目が覚めてしまうという人は、適度な運動などをおこなうなどして深い睡眠がとれるようにしましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
意外にも、肌荒れと食事は深く関係しているので、肌に良い食べ物と悪い食べ物、どちらも知っておくことで、食生活を改善し、肌の状態をよい方向へと導いてくれます。

実際にわたしもニキビ肌に悩み、様々な化粧品やサプリだけでなんとか解決しようとして、失敗してしまったという経験があり、最近になってやっと、食事に気を付け体の中から肌のケアをしていく大切さを知りました。

肌荒れはその日一日のモチベーションにも関わってきますし、女性にとっては特に深刻な悩みともなりますよね。

普段何気なく口にしている食材も肌には様々な影響をあたえているので、
今回ご紹介した栄養素・食べ物を意識して、肌荒れ改善に役立ててみてください。

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