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気になる脇の臭いを防ぐには、3つの原因と4つの対策を知ることが大事!

自分ではわからない「自分の臭い」。

特に脇の臭いは、人によっては強い臭いを放つ部分です。自分ではわからないからこそ気になる部分でもありますよね。

今回は脇の臭いに関するアレコレを徹底調査してみました!そもそも脇の臭いにはどんな種類があるのか、原因は何か、解決策はあるのか、気になる方は要チェックです!

 

脇の臭いの種類

自分の臭いが気になる人、友人の臭いが気になる人、その事情はさまざまだと思います。しかしただ 「臭う」 と言っても、その臭いにはいろいろな種類があるのを知っていますか?

「くさいからワキガ」と決めつけるのは早計です。脇の臭いにはどんな種類があるのか、順番に確認していきましょう。

無臭

若くて健康的な人であれば、脇であっても臭いはしません。もちろんその人特有の体臭はありますが、気になる臭いはないはずです。

「ちょっと臭うけど、みんなそうじゃないの?」と思う心当たりのある人は、少し注意したほうがいいかもしれません。

酸っぱい臭い

鼻にツンとくる酸っぱい臭いがするのは、ワキガの特徴です。人によっては強い刺激臭で、遠くにいる人までにおってしまうことがあります。それでも自分では気づかないこともあり、知らず知らずのうちに症状がひどくなっている可能性も。

自分で確認するには、お風呂上がりが良いとされています。普段は自分の臭いに慣れてしまって気付かないのですが、お風呂上がりのリフレッシュした状態で、自分のその日着ていた服を臭うとすぐにわかります。相談しづらいことですが、信頼できる友人や家族に聞いてみてもいいかもしれませんね。

生乾きの雑巾のような臭い

雑巾なんかを濡れたまま放置していると、強い臭いが発生しますよね。言葉では言い表せない、独特のむっとした臭いです。これはワキガの臭いではなく、汗が乾いた臭いです。

この場合はワキガではないので、ちゃんと清潔にすれば治ります。ちょっと臭うなと感じたときは、脇を拭いて着替えてしまいましょう。(シャワーがベスト!)

服に染み込んだ汗が乾燥しても臭うので、脇を拭くだけではなく服も着替えることがポイント。ウェットティッシュなどで拭くだけでも、ずいぶんと臭いは抑えられるはずです。

チーズのような臭い

チーズのような発酵食品特有の臭いがする場合もあります。「すそわきが」に多く、ワキガとはまた異なる臭いです。余分な皮脂や垢がたまった臭いなので、こちらも清潔にしていれば臭うことはありません。

ただし、くさいからと言ってゴシゴシこすってしまうと、必要な皮脂まで落としてしまうので注意が必要です。毎日丁寧に洗っていれば、この臭いが発生することはほとんどありません。



 

汗くささとワキガの違い

多くの人が気になっているのは、汗くささとワキガ臭の違いではないでしょうか。汗が原因でくさいのであれば、体を清潔にして服をきちんと洗濯乾燥することで解消されます。しかしワキガの場合、洗ったところで簡単には解決しません

まずは自分の臭いがどっちの臭いなのか、違いを見ていきたいと思います。

汗くさい臭い

汗くさい臭いは、汗が乾燥して雑菌が繁殖することで発生します。生乾きの雑巾のような、独特の蒸れた臭いです。実は汗は、ほとんどが「ただの水」で構成されており、臭いはありません。しかしそれが放置されることで雑菌が繁殖し、臭いの原因となってしまうのです。

ワキガの臭い

ワキガの場合、鼻にツンとくる酸っぱい臭いがします。汗の臭いではないので、洗ってもまたにおってしまいます。汗くさい臭いと違って刺激のある臭いなので、まわりの人はすぐに気づいてしまいます。

「いつも清潔にしているのにくさい」 「他人にくさいと言われる」 という方は、もしかするとワキガの症状が出ているかもしれません。汗をかいていないのに臭う場合は、少し注意して観察してみましょう。

 

 脇の臭いの原因

汗くさい臭いやワキガの臭いは、そもそも何が原因でにおってしまうのでしょうか。なぜ臭いに違いがあるのか、その理由を解説していきます。

汗くさい臭いの原因

汗くさい臭いは、実は汗の臭いではありません。そもそも人の汗はほとんどが水分でできており、臭いはありません。汗くさい臭いの原因は、汗が乾いて雑菌が繁殖することです。

雑菌といっても、特別なものではありません。私たちの体には「常在菌」といって、常にいろいろな細菌が住んでいます。これは体に害を与えるものではなく、反対に私たちを外敵から守る働きをするものがほとんどなのです。

しかしこれが汗に含まれる微量な栄養素を体に取り込んで繁殖し、臭いを発生させてしまうのです。それでもこの場合はそこまで多くの雑菌が繁殖することはなく、お風呂に入ってキレイにすれば、臭いもなくなります

ワキガの臭いの原因

汗は皮膚にある汗腺(かんせん)と呼ばれる穴から分泌されます。実はこの汗腺には、2つの種類があります。ひとつは全身にある「エクリン汗腺」と呼ばれるもので、サラっとした普通の汗を分泌します。

もうひとつ「アポクリン汗腺」と呼ばれる汗腺は、乳頭や脇、耳の穴や陰部などにしかない汗腺です。アポクリン汗腺から分泌される汗は粘っこく、糖質や脂質、アンモニアなど大量の成分を含んでいます。

実はワキガの人は、このアポクリン汗腺が人より多い体質なのです。アポクリン汗腺から分泌された成分を、皮膚の常在菌が分解することで強い刺激臭を放ってしまうのです。

脇特有の原因

アポクリン汗腺は脇以外にも、乳頭や耳の穴などに存在しています。ですがその中でも脇がにおってしまう特有の原因があります。

それは、脇には毛が生えていること。わき毛は汗を吸収し蒸発させにくくするため、どうしても蒸れてしまいます。

さらに腕を下ろしている状態だと肌と肌が密着し、温度が高まりやすい場所です。動きも多い場所なので「汗をかいて乾く」を繰り返してしまいます。これらが原因で、他の場所よりも臭いが発生しやすいのです。

 

脇の臭いの対策

脇の臭いは自分では気づかない分、しっかりと対策をしておきたいですよね。少しハードルが高いものから今すぐ取り組める対策まで、知っておきたい臭い対策をご紹介します。脇の臭いに悩んでいる方は、是非参考にしてみてください。

わき毛をなくす

簡単にできる対策法として、まずはわき毛をなくすことです。脱毛サロンやクリニックでキレイに脱毛してもらうことが理想ですが、自分で剃ってしまっても良いでしょう。

わき毛がなくなることで、脇に汗がたまりにくくなります。はじめのうちは汗が流れ落ちる感覚が気持ち悪いかもしれませんが、わき毛に汗がついて蒸れてしまうよりは良いでしょう。

こまめに拭く

汗をかいたら、脇をこまめに拭くことを習慣づけましょう。臭いの原因は汗ではなく、汗が乾燥して雑菌が繁殖・腐敗してしまうことです。その前に汗をしっかり拭いておき、臭いの原因を抑えましょう。

洗い方に注意

脇がにおってしまう人は、お風呂で脇をゴシゴシ洗ってしまいがちです。臭いを取りたい気持ちはわかるのですが、それは逆効果になることもあるので注意しましょう。

肌には体を守る常在菌と呼ばれる細菌が住んでいます。洗い残しはダメですが、これらの良い菌まで落とさないようにしなければいけません。ポイントはすすぎやすいようにしっかりと泡を立て、優しく丁寧に洗うことです。最後に泡が残らないよう、たっぷりのお湯で流します。

デオドラントを使う

デオドラントとは、汗を抑える効果(制汗)や、汗の臭いを抑える効果のあるスプレーなどのことを言います。メーカーによってその成分や効果は違いますが、目的はどれも似たようなものです。

基本的には「汗を抑えること」と「雑菌の繁殖を抑えること」が目的です。もちろんそれらの効果がないデオドラントもあるので注意が必要です。臭いを抑えるために「強い香りで抑えるタイプ」は選ばないようにしましょう。(ワキガの臭いと合わさると大変なことになります。)

臭いを予防する生活習慣

生活習慣

ワキガは病気ではなく、体質です。高額な費用を払って治療してもらうことは可能ですが、あまり現実的ではないですよね。それよりも、日々の生活習慣を改善し、体質の改善を図るほうが有意義です。健康にも良いので、脇の臭いが少しでも気になる方は、是非試してみましょう。

運動習慣を作る

普段から汗をかかない人は、汗がねばっこくなってしまうことがあります。汗がねばっこくなると雑菌が繁殖しやすく、皮脂などと混じって余計に臭いが増してしまいます。

普段から運動をして汗をかく習慣がある人は、サラサラの汗になりやすいのです。「臭いが気になるからなるべく汗をかきたくない」という気持ちはわかりますが、できるだけ普段から汗をかく習慣をつけていたほうが、実は臭いは抑えられるのです。

もちろん汗をかいたあとはシャワーを浴び、できるだけ清潔な状態を維持するように心がけましょう。

腸内環境を整える

腸は体の調子を決める大切な部分です。腸内環境が悪化すれば、代謝や吸収力が落ち、体内に老廃物をため込んでしまいます。体内に老廃物や毒素がたまると、体臭がきつくなってしまいます。脇の臭いを少しでもおさえるために、普段から腸内環境を整えておきましょう。

ポイントは、運動習慣と食物繊維です。特に食物繊維は腸内環境を整える大切な栄養素です。普段から意識して摂るようにしておきましょう。

お酒を飲み過ぎない

お酒を飲み過ぎると、ワキガの原因となるアポクリン汗腺が活性化します。禁酒することでアポクリン汗腺が減るということではありませんが、不要な発汗を抑えることができるのは間違いありません。健康のためにも、お酒はほどほどに。

男性ホルモンに注意

ワキガの原因であるアポクリン汗腺は、男性ホルモンの影響を受けると言われています。男性ホルモンが活発に分泌されると、それだけアポクリン汗腺が活性化し、臭いにつながります。

男性ホルモンを抑制するには、女性ホルモンの分泌を増やすことです。おすすめは大豆製品。大豆には「大豆イソフラボン」という女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きをする物質が含まれています。これを継続的に摂ることで、男性ホルモンの働きをある程度抑制することができるでしょう。

筋トレのしすぎも要注意です。筋肉の発達には男性ホルモンが大きく関係しています。がっつり筋トレをしてしまうと男性ホルモンの分泌が促され、アポクリン汗腺が活性化してしまうのです。ホルモンに関してはコントロールすることは難しいですが、できることはやっておきましょう。



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まとめ

ワキガや自分の体臭は、自分ではなかなか気が付かないものです。

人に言われて初めて気付き、とても恥ずかしい思いをするかもしれません。

しかし、ワキガは病気ではありませんし、不潔ということでもありません。

自分の体質を受け入れて、きちんと対策を考えてみてはいかがでしょうか。

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