肌荒れを早く治したいあなたへ。肌荒れ改善のポイントは?
スキンケアには人一倍気を使っているつもりなのに、すぐ肌荒れしてしまう・・・。
もし、そんなお肌のお悩みをお持ちなら、今おこなっているスキンケアや生活習慣に問題があるかもしれません。
肌荒れは体質によって起こりやい場合もありますが、
正しい肌荒れ対策をしていけばしっかりと治すことができますし、起こりづらくもなります。
今回は、そんな肌荒れを早くしっかりと治していくためにおこなうべきポイント、また注意点などについてご紹介していきます。
このページの目次を
肌荒れの原因
肌荒れを引き起こす原因として、
- 肌タイプと合わないスキンケアやメイク
- 生活習慣の乱れ
- 食生活の偏り
- ストレス
- 月経不順など、ホルモンバランスの乱れ
こうしたものが主にあげられます。
これらの原因とされるものが、単一的に肌荒れを引き起こすこともありますが、多くの場合は、様々な原因が複合的に関係してきます。
肌荒れというと、スキンケアや外面的な影響の方に注意がむきがちですが、それだけが原因とも限らず、食事やストレスといった内面的なトラブルも大きく肌荒れに影響してきます。
なので、肌荒れを治していくためには1つのことに捉われすぎず、日常的にさまざまなことに目を向け、注意していく必要があります。
肌荒れの治し方
スキンケア方法を見直す
間違ったスキンケアは、肌荒れに直結する原因にもなり得ます。
スキンケアによる影響はお肌にもっともあらわれやすいことから、肌荒れが起こっている場合は、まず日ごろのスキンケアを見直すことが効果的と言えます。
ここでは、スキンケアの基本となるクレンジング、洗顔、保湿の正しい方法についてご一緒に確認していきます。
クレンジングはお化粧さえ落ちれば何でも良い、と軽くとらえがちですが、実はとても大切な存在。肌に合わないクレンジング剤を使用したり、正しいクレンジング方法をおこなえていないと肌荒れの原因にもなりかねません。
頻繁に肌荒れしてしまう場合は、肌が比較的弱いタイプなので、クレンジング剤もなるべく肌に優しいものを使用したほうがよいでしょう。
オイルタイプのクレンジングは種類も多く、比較的安価なものが多いためもっとも購入しやすくはありますが、クレンジングの中でももっとも洗浄力が高く、またその分必要な皮脂も洗い流してしまうことから、肌を乾燥させやすいので肌荒れ対策としてはあまりおすすめはしません。
また、便利ではありますがシートタイプのクレンジングも肌に刺激を与えやすいので控えた方がいいでしょう。
肌荒れ改善を目指すのであれば、クリームやジェルタイプのクレンジングがおすすめです。
これらのタイプのクレンジングは洗浄力が高いながらも、肌への刺激が比較的弱いことが特徴です。
非常に機能的なバランスが良いので、まずこのタイプのものを使用するようにすると安心です。
また、クレンジングはおでこ鼻といった皮脂が分泌されやすいTゾーンから始め、次にあごや頬のUゾーンに優しく指の腹を使ってのばしていくのが正しい方法です。
こうすることで、お化粧や皮脂を効率よく落とすことができまず。
今まで適当に顔全体にクレンジング剤をのばすだけだったという人は是非この方法に変えてみてください。
洗顔はたっぷりの泡で優しく洗うのが基本となります。
クレンジングにおいてもいえることですが、けちって少量の洗顔料で顔を洗ってしまうと、顔を洗う際に指が肌へ与える摩擦が強くなってしまうことから、肌を痛め、肌荒れを引き起こしてしまいます。
お肌はデリケートなので、できる限り与える刺激は少なくする必要があります。
また、肌荒れしやすい場合では少しの刺激でも肌荒れへとつながってしまうので、より注意しなければなりません。必ず、たっぷりの泡で洗顔をおこなうようにしましょう。
また、洗い流す際はぬるま湯で、必ず手で洗い流すようにしてください。
面倒臭がって直接顔にシャワーを当ててしまうと、肌への刺激にもなり、また、必要な皮脂まで洗い流してしまうので、肌荒れをまねく原因となるので注意しましょう。
洗顔後は急速に乾燥がはじまるので、素早く保湿をおこなう必要があります。
まずは化粧水をしっかり肌になじませてから、さらに乳液などで水分を閉じこめるように重ねづけすると、肌の潤いを逃がしづらく保ちやすくなります。
この時、手で化粧水や乳液を温めてから肌になじませたり、優しく顔全体やフェイスラインなどをマッサージすると血流もよくなり、より浸透力が高まるのでおすすめです。
また、毎日は難しくても定期的にパックなどでしっかりと保湿をおこなうようにするとより効果的です。
バランスのよい食生活を
肌荒れを治すには日々の食生活にも気をつけなければいけません。
肌によい食事というと、誰もが野菜や果物といった食べ物を思い浮かべるのではないでしょうか。
たしかに、野菜や果物にはビタミン類や食物繊維といったお肌の状態をととのえる栄養素が多く含まれていることから、これらの食べ物を積極的にとっていくことは、肌荒れにも効果的といえます。
ですが、いくら肌によい食べ物であるからといって、野菜や果物ばかり食べていては健康的な美肌づくりには返って悪影響となります。
また、ダイエット目的で過度な食事制限などをしてしまうと、栄養不足となりかねませんし、食事量が少ない分、便通も悪くなりやすいので、便秘による内臓負担から肌荒れを引き起こしてしまうなんてことも多くあります。
あくまで、バランスよく食べることが肌荒れ改善にも何より効果的なのです。
特に、お肌の主成分となるのはタンパク質なので、魚や肉、大豆製品といったタンパク質が豊富に含まれる食べ物がとれていなければ、肌の再生には役立てることができません。
毎回の食事に、タンパク質がしっかりとれていることを意識するとよいでしょう。
また、基本的には様々な食材を選り好みせず食べていくことが大切ですが、肌荒れに悪影響をおよぼす食べ物として、加工食品やスナック菓子ジャンクフードといったものがあげられます。
こういった食べ物には添加物が多く含まれていることや、油が過剰に使用されていることが多いことから、体にも肌にもあまりよいとは言えません。
まったく食べないというのは難しいかとは思いますが、日常的に多く食べているという場合は、なるべく控えたほうがよいでしょう。
ホルモンバランスを整える
月経などの影響によるホルモンバランスの乱れは、肌荒れを引き起こしやすくしてしまいます。
月経の前後は特にホルモンバランスが不安定なため、なるべく温かい食べ物や飲み物で体を冷やさないようにし、過剰な運動は控えるなどして、安静に過ごすことが大切です。
また、月経不順や月経時の痛みが強いなどの問題がある場合は、月経困難症やその他の婦人病の恐れもあります。
ご自分の月経に関するトラブルがある場合は、何より病院で診てもらうのが一番です。
月経困難症である場合、専用の低用量ピルを処方してもらえる場合が一般的です。
私も実際に月経時の痛みが私生活に支障をきたすほど非常に辛かったため、婦人科で低用量ピルを処方してもらい、2年間以上飲み続けています。
そのおかげで月経時の痛みをかなり軽減され、ホルモンバランスが安定したことにより月経前後のお肌の荒れも今ではほとんど起こらないまでになりました。
婦人科に通うのは抵抗がある・・・
という方も多いとは思いますが、月経に関するトラブルがある場合は一度検査をしておくことが自分のためでもあるので、月経前後の肌荒れに悩んでいる場合、一度婦人科で診てもらう、というのはとてもおすすめです。
肌荒れしやすい肌タイプ
基本的に、
- 乾燥肌
- 脂性肌
- 敏感肌
これらの肌タイプは、肌荒れが起こりやすいとされています。
肌のタイプは人それぞれであることから、自分がどのような肌タイプなのかを理解しておくことが、肌荒れのない健康的な美肌を保つには重要です。
では、それぞれの肌タイプの特徴、また注意点について、くわしくご紹介していきます。
乾燥肌
肌がカサカサとしている状態で、特に乾燥しやすいとされる口周りでは粉が吹いてしまうなどの症状があらわれる肌タイプです。
肌に必要とされる水分や油分が正常に保たれていない状態となるので、しっかりとした保湿が必要となります。
脂性肌
分泌される皮脂が過剰となってしまった状態の肌タイプです。
顔全体にベタつきやテカリが強く、お化粧が崩れやすいなどの特徴があります。
食事によるものや、思春期のニキビができやすい時期であれば遺伝的なものとしても考えられますが、
成人後に脂性肌があらわれている場合は、乾燥肌により皮脂分泌が過剰となっている可能性が高いので、乾燥肌同様しっかりとした保湿により改善していく必要があります。
敏感肌
非常に刺激に弱く、赤みやニキビといった肌トラブルが起こりやすい肌タイプです。
肌に合わないスキンケアや化粧品など、刺激を感じると肌が赤みを帯び、場合によってはひりつきなどの痛みも感じやすいのが特徴です。
もし、スキンケア後に赤みやひりつきを慢性的に感じているのであれば、今のスキンケアが肌に合っていない証拠なので、クレンジングや洗顔、保湿剤といったスキンケア商品に使用されている成分などを見直す必要があります。
敏感肌用、アルコールフリー、保湿成分が配合されているものなどが敏感肌には適しています。
肌荒れしないためのメイクの注意点
自分の肌と合わないメイクは肌荒れを引き起こし、また、悪化させてしまう原因となります。
ここでは肌荒れしないためにはどのようなメイクが適しているかご紹介していきます。
メイク前の保湿はたっぷりと
保湿なしでメイクをしてしまうと、下地やファンデーションの伸びも悪く、必要以上につけてしまうことからお肌への負担が大きくなり、肌荒れの原因となってしまう場合があります。
必ず、夜と同様に洗顔後の保湿をおこなってから、下地→ファンデーションの順でおこなうようにしましょう。
低刺激なファンデーション選び
ファンデーションは紫外線からお肌を守ってくれるので、日常的な紫外線対策としても役立ちます。
ですが、塗っている分お肌への負担となることにも変わりないので、ファンデーション選びには注意が必要です。
お肌をよりきれいに見せるために、どうしてもカバー力の強いものを使用したくなりますが、カバー力が強ければ強いほど、肌との密着度が高く刺激が強いのでお肌への負担は大きくなります。
肌荒れを引き起こさないために、またさらに悪化させないためにも、できる限り低刺激なファンデーションを選ぶようにしましょう。
ポイントメイクを濃くする
前述でもご紹介したように、ベースメイクにカバー力を求めてしまうとどうしても肌への負担が大きくなり、肌荒れを引き起こしやすくなってしまいます。
お肌のためにはしょうがないとも言えますが、ベースメイクが薄いとしっかりメイクをしたい人にとっては少し物足りないですよね・・・。
そこでおすすめなのが、下地やファンデーションといったベースメイクを軽くする代わりに、ポイントメイクは比較的濃くしてバランスをとる方法です。
すべてのメイクを薄くしてしまうと、どうしても手抜き感が出てしまいますが、
チークやアイシャドウ、ルージュなどでしっかり色をつけていくと、きちんと感が出せるので、おすすめです。
以前はがっつりリキッドファンデーションを塗るのがメイクの中心だった私も、最近になってお肌のことを考え、日常的なメイクはこの方法を取り入れるようにしました。
最初はベースメイクが薄くなることに不安を感じましたが、むしろメイク全体のバランスが以前よりよくなり気に入っています。そして何よりベースメイクを必要最低限にしているので、お肌の調子が断然よくなります。ぜひ試してほしい方法です。
肌荒れしないための生活習慣
肌荒れを引き起こさないためには、日々の過ごし方、生活習慣を正していくことも非常に大切となってきます。
ここでは、肌荒れしないために特に気を付けるべき生活習慣についてご紹介します
ストレスをためない
ストレスなんて日々たまっていくもの・・・・
たしかに、ストレスを一切感じず生きている人ってほとんどいないと思います。
ですが、ついストレスをため込みやすかったり、上手にストレスが発散できていないと、体にも悪影響となり、結果的に肌荒れの原因にもなってしまいます。
時には自分だけの時間を優先したり、思いっきり趣味を満喫する時間などをつくるようにして、自分なりのリラックス方法をおこなうようにしてみましょう。
正しい睡眠方法を
肌の再生には欠かせない睡眠ですが、正しい睡眠方法がおこなわれていなければ、その効果はじゅうぶんに発揮されることはありません。
今まで睡眠は夜の10時までに入眠するともっとも睡眠で得る効果が高いとされ、時間帯が重要であるとされてきましたが、実はその常識が変わりつつあります。
最近では、睡眠は時間帯よりも睡眠の深さ、特に入眠からの3時間が重要ということが分かってきました。
なので、10時までに入眠したとしてもすぐ目が開いてしまうようならまったく意味がないということなのです。
肌荒れをしないためには、時間帯よりもより質の良い深い睡眠をとることが何より効果的です。
いつもすぐ目が覚めてしまう、という人は日中に軽い運動をするなどして睡眠に入りやすい環境づくりをしてみると効果的です。
清潔をこころがける
お肌はとてもデリケートなため、雑菌などによる刺激にも気を付ける必要があります。
- 洗顔前の手洗い
- パフやブラシなどメイク道具は頻繁に洗浄する
- 枕カバーを毎日取り換える
- 手で顔をさわらない
これらのことはつい日常で忘れがちですが、気をつけていかないと肌荒れをまねく原因にもなってしまいます。
特に忘れがちなのが、メイク道具の洗浄です。汚れが目立たない状態でも想像以上に雑菌が繁殖しやすいものなので、頻繁に洗浄するようにしましょう。
パフやブラシは余分に買っておいて週替わりで使用すると便利なのでおすすめです。
まとめ
肌荒れは女性にとってとても深刻な問題であり、女性特有の原因からなりやすくもあるものです。
ですが、ひとつひとつのことにしっかり注意していけば、必ず改善していけるものでもあります。
体質だから仕方ない・・・・
と諦めてしまうのではなく、今回ご紹介したポイントを参考に、自分にあった肌荒れ改善方法を試してみてください。日々の努力こそが肌荒れのない美肌への近道ですよ!
✔ 美肌づくりの基本や正しい保湿方法を知って健康的な潤いぷるるん素肌になる!