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20代女性にほうれい線ができる理由~若いのになぜできる?

なんだか最近、顔が疲れているように見える…
はっきりとしたほうれい線が出ている…
まだ20代なのに…

と鏡を見て思ったことがありませんか?

20代は、仕事もプライベートも全力で、大忙しの毎日。
忙しくも充実している日々の一方で、健康や美容が気になる時期でもあります。

まだ若いのにほうれい線が出てしまうのには、原因があります。
その原因は、肌の乾燥と頬のたるみです。
乾燥とたるみを引き起こす要因を無くしていくことが、ほうれい線を消すことにつながります。

今回は、その原因である乾燥とたるみを引き起こす要因とほうれい線を消すための対策を詳しくお教えします。

 

20代でほうれい線ができる理由

ほうれい線とは、鼻の両脇から口に向かってできる線のことです。ほうれい線は、実はシワではなく、頬と鼻の下の部分の単なる境界線です。ちなみに漢字では、豊麗線・法令線と書きます。

ほうれい線ができる主な原因は、「肌の乾燥と頬のたるみ」です。

まだ20代であるにもかかわらずほうれい線が目立ってしまうのには、乾燥が原因となっていることが多いです。ほうれい線ができる位置に乾燥によって小ジワができてしまい、対策を怠ってしまうとそのままほうれい線として残ってしまいます。

また、何らかの要因によってたるんだ頬は、下方向に力をかけるためにほうれい線を強調させてしまいます。

以下では20代でほうれい線ができる原因の肌の乾燥と頬のたるみを生み出すさまざまな要因について説明します。

1. 紫外線

紫外線を浴びると、直接的に肌が乾燥します。みなさんも、真夏に日光に長時間当たってしまった後に肌が乾燥したという経験が一度はあるのではないでしょうか?また、日焼け後に肌が一時的に肌が脂っぽくなるのは、乾燥を防ぐために肌が皮脂を多く分泌していることによるものです。

通勤時などに多少の日光を浴びる分にはそれほど乾燥はしませんが、休日のお出掛け先にて長時間外で過ごしている場合には、自覚症状以上に肌の乾燥が起こっています。

2. 喫煙

喫煙は、ほうれい線とはあまり関係がなさそうに見えますが、喫煙もほうれい線ができる原因の一つです。タバコを吸うと、体内に入ってきたタールなどの有害物質が体の老化を進め、肌の代謝の衰えによる乾燥やたるみを引き起こすため、ほうれい線ができる原因となってしまいます。

3. 疲労

20代のみなさんは仕事にプライベートに大忙しの時期ですから、時には疲労が溜まってしまうこともありますよね。

身体的な疲れも精神的な疲れ(ストレス)もあることでしょう。パソコンを使った仕事や机に向かって黙々と仕事をしている場合には、表情筋を使わないため頬がたるみやすくなってしまいます。また、肩コリやストレートネック、目の疲労もほうれい線の原因となります。

4. ストレス

上記で精神的な疲れについて少し触れましたが、ストレスも、ほうれい線ができる原因となります。人間は、ストレスを感じるとストレスホルモンという物質が体内で分泌されます。

このストレスホルモンによって、体調不良や老化などの症状が引き起こされます。この結果、肌のたるみや乾燥が引き起こされ、ほうれい線の発生につながってしまうのです。

5. 睡眠不足

十分な睡眠は、健康な肌を保つためには欠かせないものです。睡眠中に分泌される成長ホルモンが肌の代謝を促し、健康な肌をキープしてくれます。

しかし、睡眠不足の場合には、成長ホルモンの分泌も不十分になるため、肌の代謝が悪くなります。その結果、肌に必要な栄養が不足し、乾燥を引き起こしてしまいます。

6. 食生活

偏った食事内容や乱れた食生活は、ほうれい線を発生させる要因の一つです。ダイエットなどを行って食事内容が偏ってしまうと、肌に必要な栄養素が不十分になりがちです。

また、食事時間が一定でないなどの食生活の乱れは、身体的な疲労を引き起こす原因となります。栄養素の不足や疲労によって、肌の乾燥やたるみが目立つようになります。

7. 生活習慣

すでに睡眠や食生活について述べましたが、細かい部分でも気をつけるべき生活習慣があります。それは、食事の際に片方ばかりで噛む・姿勢が悪い・横向きで寝る・頬杖をつくといったことです。

片方ばかりで噛んだり猫背など姿勢が悪かったりすると、顔の筋肉のバランスが崩れ、たるみを引き起こしてしまいます。また、横向きで寝たり頬杖をついたりすると、皮膚が引っ張られてほうれい線周りのシワを作ったり、片方の頬に力が加わることで顔の歪みを引き起こしたりし、たるみの原因となります。

8. 加齢

20代で加齢を気にするのは少し早いかもしれません。しかし、社会人になってから「以前よりも疲れやすい」など学生時代とのギャップを感じることもあるのではないでしょうか。

しかし、誰もが年をとりますし、年齢に逆らうことはできません。そのため、1〜8であげた要因を理解して対策をすることが必要です。対策をとることで、今後の加齢によってできるほうれい線を抑えることができます。

 

ほうれい線の対策

ほうれい線を対策するには、上記であげた要因をなくしていくことが大切です。乾燥やたるみがほうれい線を生み出す原因になるので、乾燥対策とたるみ対策を行う必要があります。

乾燥を防ぐためには、紫外線対策や喫煙の見直し、睡眠や食生活を整えることが必要です。

  •  外出の際には日焼け止めクリームや日傘、サングラス、アームカバーなどを使用するとともに、直接日光に当たる時間が長くなりすぎないように気をつける。
  •  喫煙している場合は、喫煙量を見直す。いきなり禁煙しようとするのはストレスのもとになるので、無理のない量に減らして肌の乾燥を抑える。
  •  規則正しい生活により十分な睡眠時間を確保し、成長ホルモンの十分な分泌を促す。
  •  一日三食、バランスのとれた食事をとることで肌に必要な栄養素を摂取する。

また、日々の肌のお手入れは乾燥対策に欠かせません。間違ったお手入れをすると逆効果になることがあるので、まずは基本的な手順を抑えることがポイントです。

基本手順

〈朝〉 洗顔→化粧水→美容液→乳液orクリーム→日焼け止め
〈夜〉 クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→乳液orクリーム

 

たるみを防ぐためには、乾燥対策とともに疲労の軽減やストレス解消、生活習慣の見直しが必要です。

  • ストレッチやマッサージを行うことで筋肉のこわばりをなくし、疲労を軽減する。
  • 運動や趣味などの自分の好きなことを行い、ストレスを溜めないようにする。
  • 食事の際は片方ばかりで噛まないようにし、普段の姿勢にも気をつける。横向きで寝たり頬杖をついたりするなど、顔の歪みを引き起こす体勢は避ける。

 

以上であげたことは、ほうれい線ができる要因をなくすためのものです。いくら気をつけていても、いつの間にかほうれい線ができてしまうこともあるかもしれません。

そのような時には、上記の対策を行った上で、ほうれい線を消すためのエクササイズやマッサージを取り入れるのが効果的です。エクササイズやマッサージによってできてしまったほうれい線を薄くし、消すことができます。

 

ほうれい線を消すエクササイズ

ここではほうれい線を消す一つ目の方法として、エクササイズのやり方をお教えします。

このエクササイズを行うことで、表情筋が鍛えられ、頬のたるみを解消することができます。また、頬にはりが出て若々しく見えるようになります。

パソコンの画面を見続けるなどして疲れた時や自宅でテレビを見ている間など、ちょっとした時間に行うことができます。

顔全体エクササイズ

これは、顔全体を思いっきり動かすエクササイズです。顔全体を思いっきり動かすことで、普段動かせていない筋肉を動かすことができます。

(1) 目を思いっきり閉じ、顔全体を中心に縮めるように力を入れます。
(2) 目や口を思いっきり開き、顔全体をできるだけ広げるように力を入れます。
(3) (1)と(2)を繰り返し行います。

頬エクササイズ

これは、頬周りの筋肉を動かすエクササイズです。頬のたるみ対策に効果的です。

(1) 頬を思いっきりすぼめます。
(2) 頬を思いっきりふくらまします。
(3) (1)と(2)を繰り返し行います。

あいうえおエクササイズ

これは、大きな口を開けて繰り返しあいうえおを言うエクササイズです。口周りから頬にかけての筋肉を動かすことができます。

あ:最大限口を大きく開けます。
い:頬を持ち上げながら、口を横方向に大きく広げます。
う:ひょっとこのように思いっきり口を前に突き出します。
え:あえて舌を思いっきり出します。
お:唇に力を入れて口周りの筋肉を意識します。

いずれのエクササイズも、一つの動作につき数秒〜10秒ほどキープして行うと効果が高まります。いきなり10秒キープするのは意外と大変なので、慣れてきたら少しずつ秒数を増やしていくようにしましょう。

 

ほうれい線を消すマッサージ

先ほどはほうれい線を消すエクササイズをお教えしましたが、ほうれい線を消す二つ目の方法として、マッサージもあります。顔のコリを感じている時やリラックスをしたい時には、マッサージが特に効果的です。

リンパマッサージ

リンパマッサージを行うことで、頬のたるみを解消することができます。強い力で顔のマッサージをしてしまうのはほうれい線を消すのには逆効果なので、あまり強い力では行わないようにしましょう。

(1) 顔のマッサージを行う前に鎖骨下のリンパの動きを良くするため、肩回しと鎖骨付近、首のマッサージを行います。はじめに肩を前後に大きく回します。鎖骨付近のマッサージは、指の腹で鎖骨の下をさするようにします。首のマッサージは、耳たぶの下から鎖骨に向かってまっすぐになで下ろすようにします。

(2) あごマッサージ:下あごの尖った部分から左右に骨に沿って親指全体でスライドさせるようにマッサージします。

(3) 目のマッサージ:眉毛に沿って内側から外側へ、人差し指でなでるようにマッサージします。眉毛の上側、中央、下側に分けて行います。また、目の下の骨の部分も同様に優しくマッサージします。

(4) 頬のマッサージ:人差し指、中指、薬指を使います。ほうれい線のラインから耳の方に向かって軽く持ち上げるようにしながらなでます。

 詳しい記事   顔やせリンパマッサージのやり方。短時間で小顔に変身!

 

ツボ押しマッサージ

顔にはたくさんのツボがあり、ほうれい線を消すのに効果的なツボもあります。ツボを押す時はいきなり強く押すのではなく、ツボの上を抑えた指を徐々に強く押すようにしましょう。

顔のツボ

ツボは強く押せば押すほど効果があるというわけではなく、気持ちいいと思える強さがちょうどいい強さです。どのツボも5〜10秒ずつ押します。

(1) 巨りょう(こりょう):このツボは、小鼻の両脇と瞳から下に下ろした線が交わるところにあります。頬のたるみを解消します。

(2) 地倉(ちそう):このツボは、口の両外側にあります。口角をあげ、顔にハリをもたらします。

(3) 下関(げかん):このツボは、耳の付け根から頬骨に向かってへこんだところにあります。口を開けた時に骨が持ち上がる部分です。頬のたるみ解消と、肌の代謝をよくするので乾燥対策に効果があります。

 

まとめ

ほうれい線ができる原因は、肌の乾燥と頬のたるみです。普段の生活を見直すとともにエクササイズやマッサージを取り入れることで、ほうれい線を消すことができます。
これでもう鏡の前で悩むことはありませんし、加齢対策にもなります。ほうれい線を消して、若さを保っていきたいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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