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腕のぶつぶつの原因はこれだった!スッキリすべすべ肌になる方法

腕のぶつぶつがひどいとノースリーブはおろか、半袖シャツを着ることもままならず本当につらいですよね。
更に皮膚科にいっても これはなおらんから無理(笑) とかいわれて門前払いを食らった経験がある方もいるかもしれません。
仕方なくネットで直し方を調べても民間療法のような治療方法が出回りすぎて、なにをどうすればいいか全然分かりません。

そこでこの記事では腕のぶつぶつの治療方法と、その原因とされているものをまとめました。

この記事をみて毛孔性苔癬をしっかりなおし、すべすべで綺麗な肌を取り戻しましょう!!

 

腕にできるぶつぶつの種類

腕のぶつぶつの種類は大きく2つに分けることが出来ます。

  • かゆみがあるもの
  • かゆみがないもの(あっても僅か)

この記事では、上記二種類の中でも特にかゆみのないブツブツについてお伝えしていきたいと思います。

なお二種類あるブツブツの内、なぜかゆみのあるブツブツについてあまり多く解説をしないのかという点。その理由は、かゆみがあるモノは、あせものような一時的な皮膚疾患をはじめとして、乾皮やアトピーなどの先天的な皮膚疾患をも含むため解説する項目、量ともに莫大になってしまうからです。

この記事ではかゆみのないブツブツに限定して解説をします。

かゆみのないブツブツの場合、病名はかなりの確率で

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

と考えていいでしょう。

症状は腕や背中、お尻といった部位の皮膚が盛り上がり、褐色或いは肌色の角栓のようなもの(角化性丘疹)が幾つも発生します

症状が腕など人目にさらされる部分に及ぶ場合、見た目上非常に気になりますが、実はこの皮膚病、非常にありふれた病気であり日本の小学4 – 6年生の2割に見られたという報告すらあります。
2割というと30人クラスで6人ですから結構な比率といえます。

またアトピーなどと違って炎症を伴わないため皮膚疾患とは認められておらず、そのせいか病気自体の研究も進んでいません。

ですから、発症の原因も明確には分かっておらず保険適用の治療方法は確立されていません。
おおむねの概要はこんな感じで毛孔性苔癬のことをまとめると

・体の各部位に角化性丘疹が発生し、かゆみはほとんどなくかゆみがほとんど無いため研究は進んでおらず、発症原因も不明。保険適用の治療方法も確立されていない。

となります。

わからないことだらけで残念ですがこれは事実で、無害で原因のよく分からない病気というのはほったらかされやすいのです。

ですが安心してください。
治療方法はしっかり存在しますので最後まで読み進めてみてください。

 

腕にぶつぶつができる原因

原因については前項でもお伝えした通りハッキリした原因は判明していません。親が毛孔性苔癬を患っていた場合、子供も患っている事が多いことから遺伝が原因なのではないかともされています。

しかし、なにしろ毛孔性苔癬は多くの人がかかるポピュラーな病気です。親子でかかっていたからという理由で、遺伝と毛孔性苔癬の発症に因果関係があると断定するのは早計過ぎます。

実際、日本皮膚科学会理事の見解では原因は不明とされていますので、発症原因が遺伝と断定するのは間違いでしょう。

したがって毛孔性苔癬発症の原因は残念ながら、現時点では分からないものとしてとらえてください。

 

ぶつぶつを解消する方法

前項で毛孔性苔癬の発症原因は不明であるとお伝えしました。原因が分からないと治療方法も分からないのではないかという気もしますがそんなことはありません。

現時点でもいくつかの治療方法が存在し、それらを利用すれば確実な改善効果を上げることが出来るでしょう。

また保険適用の治療方法が確立されていないと書きましたが改善率が低いだけでないわけではありません。

それではその治療方法を解説していきます。

 

① 尿素クリーム

これの特徴は唯一の保険適用薬ということです。
その他の治療法は全て保険適用外であり費用もピンからキリまでです(といっても最低1万円以上の出費は必須ですが)

その点これは濃度にもよりますが基本的に保険適用薬であり安価です。
実際にAmazonなどで尿素クリームと検索すれば非常に安価で購入することが出来るということが分かると思います。

そのため、現時点で最も手を付けやすい治療法といえます。

では関心の毛孔性苔癬の改善度はどの程度なのか?という点ですね。
ネットでは、効いた!という口コミもあれば、全く効かないという口コミも存在し、実際のところどの位効くのかが分かりません。

しかしこれについては過去に毛孔性苔癬患者7名を対象に濃度20%を3か月塗布した実験データが存在します。

  • 著効 1名
  • 有効 2名
  • やや有効 3名
  • 無効 1名

出典:尿素軟膏 に よる角化異常症 の治 療
https://www.jstage.jst.go.jp/article/skinresearch1959/17/3/17_3_254/_pdf

もっとも割合が多いのはやや有効でこれはある程度の改善効果を示したということです。

一方で対象人数が7名と少し少なすぎますし、著効と無効が1名ずつと改善度に振れ幅がありすぎるようにも思えます。

ですから尿素クリームの20%は毛孔性苔癬に対して、大抵の場合ある程度の改善効果を上げる。
しかしその改善度は結構なばらつきがあるということが言えるでしょう。

 

② ピーリング剤

これも毛孔性苔癬に対して一定の改善効果を上げることが証明されています。

そのデータも前出のデータなわけですが(実験データの数が少ないことをお許しください)当該データによればサチリル酸(ピーリング剤の一種)も尿素クリームと同様の効果を上げているとされています。

したがって、こちらもある程度の改善効果があると考えていいでしょう。

さらにピーリング剤は皮膚のターンオーバーを加速させるものなので美肌・美白効果も期待できます。

ですから、毛孔性苔癬をいじって、その跡がシミになってしまっているという方が使えば一石二鳥といえるでしょう。

ただしピーリング剤は無理やり肌のターンオーバーを促進させる薬剤ですので薬剤の濃度を間違えると肌がぼろぼろと剥がれたりしてしまう副作用に遭遇する可能性があります。

クリニックなどを経由せずに個人治療をしようと思っている方はくれぐれも気をつけてくださいね。

まとめるとピーリング剤は、毛孔性苔癬に対して一定の効果+美肌効果を期待できるが用法を間違えると肌がぼろぼろになったりする場合があるので、使うときは良く考える必要がある。
という感じになります。

 

③ ダーマローラーやフラクショナルレーザー

実はこれ、メカニズムこそ違えど基本的にやっていることはピーリング剤と同じです。

というのもこれらは肌に極わずかなダメージを与えることで逆にターンオーバーを促進させるものなのです。

ピーリング剤も肌のターンオーバーを促進させるものですから同じといえますね。

一方でフラクショナルレーザーやダーマローラはピーリング剤と違って肌の深部にまでその効果が及ぶという点があります。

ですから、一部のクリニックでは肌の深部まで影響が及ぶことを根拠に、後述する毛孔性苔癬の再発を防止できるとうたっている場所もあります。

なお価格については非常に高価で、一回5万円以上するところが多いです。

また、基本的に何回もやるのが前提なので実際は10万円以上は下らないと考えておいてください。

フラクショナルレーザーやダーマローラーは即効性があり確かな効果があるモノの、高価で手が出しにくいというのが難点といえるでしょう。

 

日常のお手入れ方法

前述した通り、毛孔性苔癬の原因は無論の事、発症メカニズム等に関しては不明です。

ですから毛孔性苔癬の対策方法などというものは、存在せず、そのため日常でこれをすれば対策に良い!というようなお手入れ方法なるものは存在しません。

もしインターネット上にそのような情報があったとしてもそれはあくまで、その情報を書いた筆者の極個人的な見解にすぎないということを知った上で利用しましょう。

 

クリニックの理療例

ほぼすべてのクリニックで前述の治療方法が選択されています。ただ、尿素クリームに関してはあまり使用されない傾向があるようです。

クリニックによっては保湿や日焼け対策など治療後のアフターケアが充実しているところもあります。

なお、ダーマローラーやフラクショナルレーザーなどは個人で実践するには難しい点がありますのでそれらを利用する際は間違いなくクリニックを選ぶべきです。

またサチリル酸などのピーリング剤を使う際は濃度調整を間違えると皮膚がぼろぼろ剥がれ落ちるなどの副作用にあうことがあります。

しかしピーリング剤をクリニックで処方してもらう場合、ご自身の肌質にあった濃度にピーリング剤を調整してもらえますから副作用に合う確率が下がります。

ですから、治療後のアフターケアなど含め安全に、或いは早急に治療を行いたいという人はクリニックに向かうべきでしょう。

 

治療後 ~再発の可能性

結論から言うと、毛孔性苔癬は一度前述の治療方法を用いて完治させても再発することがあるようです。これは明確なデータがあるわけではありません。

しかしそのような発言がネット上には数多くみられます。
この情報が何の役に立つかという点ですが、どれくらいの費用の治療方法を選択するか?という点において役に立ちます。

速く治したいからとダーマローラーなどの高額な治療方法を選択したのにも関わらず再発してしまっては損ですからね。

 

まとめ

毛孔性苔癬の治療方法についてまとめさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
冒頭にも書いた通り毛孔性苔癬について現在分かっていることは割と少なく、皮膚科にいっても治療を断られてしまうというケースも多々あります

ですからこの記事でもまとめた高額な治療方法や、副作用のリスクを飲み込んで個人治療をしなくてはならない現実が存在します。

そういった状況では多くの正しい情報を知って選択するということが何よりも重要になります。

この記事を見てより多くの正しい情報を知って、それを選択する機会を増やすことが出来たのであれば幸いです。

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