アファメーションで想いが実現する!効果を最大限に高めるやり方とは
人は知らず知らずのうちに、『自分はこういう人間、この程度』
という思い込みや決めつけで、自分に制限をかけてしまいがちで、特に幼い頃の育った環境によって刷り込まれたものは、些細な事でも繰り返すことで深く刻まれるものです。
特に何かを諦めたり、卑屈になったりしているわけでもなく、だからと言って満足しているわけでもないけれど、ただなんとなくの現状維持。
新しい事に一歩踏み出すのは、勇気や努力、労力が必要で、「踏み出したい!でも無理かな・・・」の繰り返しですよね。
しかし、自分をポジティブな方向へ導き、後押ししてくれるのも、誰でもない自分です。
願っているのは、恋愛、復縁、仕事、お金・・・もしかして全部かも知れませんが、アファメーションは潜在意識に働きかけることで、そんな揺れる気持ちをブレない確固たるものにしてくれます。
ただし、正しいやり方で行えば!です。
日ごろ考えていることは潜在意識にインプットされていて、それらを引き寄せるように無意識に働いています。
過少評価されている自分に備わった本来の能力や運などを、この『引き寄せの法則』によって、うまく引き出していくことが重要なのです。
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アファメーションとは?
アファメーションとは、言葉や思考の強制力を利用する自己暗示のようなものです。
自分自身に対するポジティブな宣言で潜在意識に働きかけ、『引き寄せの法則』によって、想いを実現していく、というものです。
人は1日に6万回も思考を繰り返し、そのうちの80%はネガティブ状態にあります。
また、『引き寄せの法則』とは、良くも悪くも、想い続けることで引き寄せられてしまう現象のことですから、言葉の持つ力を使って、その思考の習慣を少しでもポジティブに変えて、良い物だけを引き寄せる事が大切です。
『願えば叶う』というと、“そんなの無理に決まっている”と思う人は多いでしょう。
強く願えば想いが実現するならば、誰でも億万長者になれるのかというと、そうではないですね。
ただ願って待っているだけでは、何も引き寄せられません。想いの強さやそれに対してどんな行動を起こせるか、願い方の方法を間違っていないか、が問題なのです。
アファメーションの正しいやり方
やたらとポジティブな宣言をすればいいわけではありません。
“アファメーションしたけど、別に何も願いがかなってない”という人は、そのやり方が間違っていたのではないでしょうか?
- 主語は自分
- 現在形か現在進行形
- 肯定的で自然な表現
誰のことでもなく、変えられるのは自分だけです。
他人に変わってもらおうとか、誰かに何かしてもらおうと望む事は無意味だと思いましょう。
これからどうしたいかではなく、もうすでになりたい自分になっている事を前提として、その時に見える景色や、どんな風に感じているか、具体的に表現します。
ポジティブな宣言ですから、全て肯定文に限ります。
また、あまりにも現実とかけ離れて、繰り返し宣言するのに違和感をおぼえるほど不自然な表現は避けましょう。
内心、『そうは言っても○○は無理でしょう・・・』という内容では、効果が無いどころか、かえって『○○は無理だ』と繰り返し暗示をかけることになってしまいます。
よく誤解され易いのは、“○○になりたい”という表現です。
「痩せてキレイになりたい」というのは、“今は痩せていない”という否定的な要素を含んでしまっているのでNGです。
“○○しないように”なども同様です。
【悪い例】 間食をしないで、ダイエットを頑張ります!
“本当は間食したいのに我慢しなくてはいけない”というネガティブな気持ちがクローズアップされ、結局、「これはヘルシーだから大丈夫」とか「ダイエットは明日からにしよう」とか・・・
間食をしてもいい方向にもっていく言い訳を探すという、ダイエットあるあるになってしまいます。
ネガティブな思考の強制力はとても強く、言葉の強制力を上回るものなのです。
【良い例】 ダイエットに成功して、スリムなパンツがよく似合っています。
成功した先にある楽しい事を想定します。
もともと日本は、謙遜を美徳とするお国柄ゆえ、「すごい!」、「ステキ!」という言葉をかけられると、「いえいえ、私なんて・・・」とネガティブな言葉で返す習慣があります。
そういった言葉を発したとしても、心の中ではポジティブで居られるように心の中で、または場の流れとして、おかしくなければ、「ありがとう、嬉しい!」と返しましょう。
アファメーションの効果の高いやり方【例文つき】
正しい宣言文ができたら、いつどうやってアファメーションをするかが大事です。
鏡に向かって笑顔で
毎日、鏡の自分に向かって笑顔で宣言します。
理想は朝と晩の2回。
日中の慌ただしい中よりも、リラックスかつ集中できるので、朝起きた時と夜寝る前が最適です。
成功している自分を想像していると、自然に笑顔になれるはずです。逆に、笑顔になれない時は、内容がしっくり来ないもの、ネガティブな要素が入っているかも知れません。
宣言文を紙に書く
手書きをすることで、さらに潜在意識にインプットされて、無意識に行動が変わっていきます。
そして、具体的な目標の日付も記入することで、ぐっと現実味が増して効果大です。
宣言文を目につくところに貼る
とにかく回数を多く繰り返すことが効果を高めますから、受験生がよくやるように、目が行き易いところに貼って、宣言するきっかけを作ります。
トイレのドア、ベッドの横の壁などのリラックススペースがおすすめです。
アファメーションを録音して聴く
ヒーリング音楽をバックに宣言し、それを録音します。寝る前や通勤の時などに聴きましょう。
英語教材のCDのように、1文を聴いたら発声するスタイルで録音しておくと、繰り返し刷り込まれるので効果的です。
嫌な気分になった時こそアファメーション
失敗した時や気分が落ち込んだ時など、つい口から出てしまうネガティブな言葉、「どうせ私は・・・」、「やっぱりな」などは、“私は失敗するのが当たり前”とアファメーションしているようなものです。
そんな時こそポジティブな言葉を唱えましょう。
目標設定の注意すべきこと
先に述べたように、人は無意識に制限を作ってしまいますが、それは幼少期や人前などで失敗したトラウマのようなものが影響していることが多いです。
『自分は○○ができない、苦手だ』と決めつけ、無意識に再び失敗したくない気持ちが働き、そのままで居続けようとします。
出典:https://to-manabi.com/thinking-comfort
経験を積み重ねて慣れた環境のコンフォートゾーンは、満足しているわけでは無くても、とりあえずは安心なぬるま湯に浸かっている状態です。
ただし、そこに居続ける限り成長・発展は有りません。
そこから一歩踏み出したラーニングゾーンは未知の領域で、汗をかきかき試行錯誤を繰り返す為、成長するのには最適です。
そして、さらに外側のパニックゾーンとなると、ストレスで精神的な不調をきたしかねない為、生産的な学習は生まれない環境と言えます。
コンフォートゾーンに居ながら、周囲の環境やメンバーに恵まれない為に汗をかき、ラーニングゾーンに居るような気になってしまう事もあります。
また、ラーニングゾーンに向かって努力しているのに、チャレンジし続ける人が側に居ると、自分だけがぬるま湯に浸かっているような気になったりする事もあります。
他人と比べることなく自分が今どのゾーンにいるのか、という見極めが出来てこそ、ラーニングゾーンを目指すことが出来ます。
その際に重要なのは、領域を超えることへの不安がネガティブに働かないように、いま現在あたかもラーニングゾーンに居るかのようになりきって、現在形の宣言文にすることです。
アファメーションに失敗しない為の例文
具体的な文章が浮かばない時は、こちらを参考にどうぞ。
- 私の運命はより良い方向にむかっています。
- 私はとても健康で、エネルギーに満ちています。
- あらゆることで、どんどん良くなっています。
- 私には、次々とチャンスが舞い込んできます。
- 私は最高の仲間に恵まれて幸せです。
なぜアファメーションは効果があるの?
アファメーションは、潜在意識にどうアプローチしていくかがカギになります。
目的意識をもって、日々のアファメーションによって目標設定を明確にすることで、引き寄せの法則が作用します。
では、アファメーションをすると、なぜ潜在意識に影響するのか、どうして引き寄せられてくるのか、についてお話します。
ストコーマ
心理学に興味のある人は耳にしたことがあるかも知れませんが、『盲点』を意味します。
視覚に限らず聴覚や触覚も含む感覚すべてに対するものをいいます。
日々の中で、その全ての感覚から入ってくる情報は莫大な量ですが、全ての情報が平等に入ってきているわけではありません。
それが重要か否かを脳が判断をして選別するというフィルターのような機能を誰でも持っているのです。
自分の持ち物の中でも、バッグや時計のデザインを正確に絵に描こうと思うとどうでしょう?自分で選んだはずなのに、細かく思い出せない部分が有るのでは?
会社の同僚やいつも行くお店の店員さんのかけているメガネ、何色でどんな形?顔を見て話しているはずなのに覚えていないのでは?
カラーバス効果
意識をしている事やそれに関する情報が、無意識に集まってくるようになる現象の事をいいます。
ラーメンが食べたいと思うと、ラーメン屋さんの看板がどんどん目に入ってきて、こんな所に前から有ったかな?と思うようなこと、ありませんか?
人間の脳はこうして、情報の振り分けをしているのです。
“コレは重要“というものを明確に声に出したり、紙に書いたり、意識していないと、フィルターに隠れて見逃してしまいます。
願っている物事が、降って湧いて寄ってくるわけではありませんから、本当は引き寄せているのではなく、近くに有ったものに気が付くだけかも知れません。
しかし、目標を明確にして潜在意識に働きかけ努力していると、今までは見逃していたような情報もキャッチできるようになって、物事の見方やとらえ方も変わってきます。
そして、周囲の人もそれに関する情報をくれたり、協力してくれたりと、ラッキーな事やチャンスが引き寄せられます。
必要なもの、願うもの、良いものだけを引き寄せるために、アファメーションが有効なのです。
アファメーションの効果が出ない時の対応策
繰り返しアファメーションをしているのに効果が感じられない時は、
- 諦めず繰り返す
- 宣言文の見直し
- 行動の見直し
効果が出るまでの期間は人それぞれですから、とにかく諦めず繰り返すことが大事です。
が、毎日きちんと繰り返しているのに兆しが見えない時は、ネガティブな言葉は入っていないか宣言文の見直しが必要です。
または、徐々に自分のレベルが上がってきて、必要とするものが変わってきているズレが生じているかも知れません。
宣言する際に違和感があれば、どんどん内容を換えていきましょう。
逆に、アファメーションをはしているけれど、何も行動を起こしていない場合、当然何も変わりません。
アファメーションをすることで意識を換えて、行動するきっかけをつくって実現に導くというものです。
結婚したいと願うのならば、結婚するのがゴールではなく、どんな家庭にしたいのか、その先をどうしたいのかを考えて、準備をするための行動を起こすことが想いを実現する秘訣です。
ぼんやりテレビを観ながらお菓子を食べているようでは、何も引き寄せられません。
せっかくアファメーションするなら知っておきたいこと
毎日やるのは大変だけれど、月に1回とか、たまになら少し欲張って時間をかけてみませんか?
せっかくなら効果をさらに高めてくれるやり方をお試し下さい。
パワーストーンの力を借りる
パワーストーンは、持っている人のエネルギーを引き出し、アファメーションの際に石を握っているだけで、効力を高めてくれます。
背筋を真っ直ぐにして座り、石に意識を集中させて、静かな気持ちになったらアファメーションを始めます。気持ちが石に届いたと感じるまで繰り返します。
また、パワーストーンを使ったアクセサリーやキーホルダーなど、身につけて目につき易くしていると、潜在意識がアファメーションを無意識に何度も行うため、1日のアファメーションの回数が増えますから、想いに合わせたストーンを選ぶことをオススメします。
パワーストーン | 恋愛運 | 仕事運 | 金 運 |
アクアマリン | ○ | ○ | |
アメジスト | ○ | ||
水 晶 | ○ | ○ | ○ |
ターコイズ | ○ | ○ | |
タイガーアイ | ○ | ||
ムーンストーン | ○ | ||
ローズクウォーツ | ○ |
新月のアファメーション
新月は、月の引力が高まりますから、引き寄せの力も強くなると言われています。
新月に入った瞬間から48時間以内(さらに言うと8時間以内)が効果は高いとされていて、願い事を8つ(少なくとも2つ以上)紙に書き出し、それを声に出して読むと効果があがります。
また、新しいパワーストーンをおろすにも新月が良いとされていて、石をもってアファメーションを行うこともおすすめです。
アファメーション例文集
こちらを参考に、その時どんな気持ちか、嬉しい、楽しい、幸せ・・・など高揚感をプラスすると効果的です。
恋愛に効果があるアファメーション
【例文】
・私は大切な人を笑顔にしています。
・私は大切な人の助けになっています。
・私は一生大切にしたい人と出会って幸せです。
復縁に効果があるアファメーション
“復縁したい“という願望ではなく、”すでに復縁している“という状況を思い浮かべます。
【例文】
・私は大切な人と復縁しています。
・私は再び大切な人と過ごせて幸せです。
仕事に効果があるアファメーション
職場では、仕事に対するプレッシャーだけでなく、対人関係も大事ですね。和やかで活気のある状況を想い描きます。
【例文】
・私は上司や同僚から信頼されています。
・私は常に向上し、それを誇りに思っています。
・私は大きな仕事を任されて、やる気に満ちています。
・私の仕事がまわりを豊かにしています。
お金に効果があるアファメーション
“自然とお金が入ってくるのが当たり前“のように思わなければいけません。
ですから、日ごろからある程度高価な物を身に着けたり、品の良いお店、成功者が集まりそうな場に身を置くことも必要です。
また、家族や友人、同僚など、人の為に役立つことを考えると必ず自分に返ってきますし、お金に対する罪悪感が消えることで、自分に対する無意識の制限も取り払われます。
【例文】
・なぜか知らないけど、お金が入ってきます。
・好きなことをしていれば、お金は入ってきます。
・私は理想の将来につながるお金の使い方をしています。
また、お金を支払う時には、『行ってらっしゃい、一杯になって戻ってきてね。』とアファメーションしましょう。
アファメーションで成功を引き寄せた人たち
スポーツのことに詳しくない人でも必ず知っているであろう2名の、小学校の卒業文集をご紹介します。
- 一流のプロ野球選手になる
- 必ずプロ野球の選手になれる
- 契約金は1億円以上
- お世話になった人に招待券を配って応援してもらう
小学校6年生のうちから、このようにプロになることにとどまらず、プロになった後の事まできちんと描かれています。
- 世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる
- 必ず世界一になる
- 大金持ちになって親孝行する
- 外国から呼ばれてセリエAに入団
- 給料は40億円はほしい など・・・
とても力強く具体的に、そして自分の夢だけでなく親孝行するという所までイメージされています。
アファメーションの動画(音楽)
潜在意識などについての解説に加えて、励まされます。
宣言文と一緒に録音するのにオススメです。
まとめ
アファメーションは、何を引き寄せたいのかを明確にする手段です。無意識で見逃していたものも、きちんとアンテナを張ることでキャッチし易くなります。
毎日、想いを実現している自分をイメージしていると、自然とポジティブになって、なんだか軽やかになる気がします。まずは意識改革!やって損なことは1つも有りません。
可能性はどんな人も持っていますから、正しいアファメーションを効果の高いやり方で、どんどん実現していきましょう。
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