口角が下がると一気に老け顔に!素敵な笑顔をつくるトレーニング法
「なんだかいつも不機嫌そう」 「年齢より老けて見られる」 ということはありませんか?
その原因は、口角が下がっているせいかもしれません。
口角が下がっている事で損をしていると感じている方は、笑顔を素敵にするトレーニングや生活習慣の改善で笑顔美人になりましょう。
今回は、笑顔美人のポイントとなる口角を上げる方法をご紹介します。
このページの目次を
口角が下がる原因
口角が下がる原因は、いくつか考えられます。
1.口輪筋が衰えている
口輪筋は、口の周りを1周している筋肉です。口の開閉に関わる筋肉で、口の筋肉は顔全体の筋肉につながっているため、この筋肉が衰えると口角だけでなく、顔全体のたるみにつながります。こんな方は、要注意。
- 気が付くと口が開いている
- 口呼吸している
- 発音が悪い
- 物を飲みこみづらい
このような点が気になる方は、口輪筋が衰えている可能性があります。
2.広頸筋(こうけいきん)が衰えている
広頸筋とは、「い」と言った際に動く首から胸にかけて動く筋肉です。表情筋とひっぱりあってバランスを保っているため、広頸筋が衰えるとそのバランスが保てずにほうれい線や顔のたるみの原因になります。顔がたるむことで口角も下方向に向いてしまいます。
- 二重あご
- 首のしわ
- フェイスラインのたるみ
- 首すじのたるみ
- ほうれい線
これらが気になる方は、広頸筋が衰えている可能性があります。
3.口周りの皮膚がたるんでいる
20歳を過ぎるとコラーゲンの生成が減少します。また、コラーゲンを支える骨組の役割をするエラスチンも25歳を過ぎると減少していきます。これらの減少により、口元のハリがなくなり、口角が下がる原因になります。
20歳を過ぎている方は、生活習慣に注意してたるみを改善していきましょう。
4.口角挙筋が衰えている
口角挙筋とは、口角を上げる筋肉です。目の下から口角に向かって伸びている筋肉で、この筋肉が衰えると口角が下がりやすくなってしまいます。
- ほうれい線
- 口元のたるみ
- うまく笑えない
- 無表情でいることが多い
- 口がへの字
といった点が気になる方は、口角挙筋のケアが効果的です。
5.むくみ
顔がむくむと、水分がたまり重力に勝てずに顔がたるみやすくなってしまいます。日ごろから、むくみやすいと感じている方は、マッサージや食生活に注意してむくみを解消していきましょう。
口角が下がると老け顔に見える
口角が下がることで人に与える印象が大きく変わってしまいます。口角の下がるとどのような印象をもたれるのか・・・
- 疲れている
- 老けている
- 怒っている
- 口元が緩んでいる
- 機嫌が悪い
というように、口角が下がると老けて見えるだけではなく、機嫌が悪く近寄りがたい印象まで与えてしまいます。せっかく、他の箇所をケアしていても、口角だけで老けた印象を持たれてしまったり、不機嫌そうに見られてしまうのは残念ですよね。
そうならないためにも、トレーニングやマッサージなどでしっかりと対処しましょう。
口角を上げるトレーニング
ここで、口角を上げるトレーニングやマッサージの方法をご紹介したいと思います。短時間でできて、すぐに効果が現われるものを集めました。
1.口角を上げる簡単セルフケア
深呼吸数回で口角があがる方法です。口角の下がっている方は、口角を上げる感覚がつかみにくいと思いますので、まずは、こちらで口角が上がる感覚をつかんでください。簡単ですぐに効果が出るので、ぜひ、お試しください。
2.片方の口角が下がっているのを改善する簡単小顔マッサージの方法
片方とありますが、両方下がっている方にもオススメの動画です。たった2個のマッサージで頬の筋肉がほぐれ、口角が上がります。
3.浅井千華子が教える!口角をあげやすくする表情筋トレーニング
とても簡単で、きつさもないので、簡単にできるトレーニングです。
4.口角を上げて顔周りシャープにする方法!
短時間で出来る口角アップのトレーニングです。
5.西内まりや「♪キレイな笑顔の作り方動画♪」
キレイな笑顔に欠かせない口角の上げ方や、口角を上げるトレーニング、笑顔の作り方などを丁寧に教えてくれます。
すぐに効果を実感できる動画を5個ご紹介しました。どれも、実践する内容は1分以内で出来る短いものなので、毎日続けて下さい。
ただし、トレーニングのやり過ぎはシワの原因になりますので全てやるとしても1日1回までにしましょう。もちろん、1日に1個でも効果は充分です。
日常でもできること
口角を上げるために、日常生活でもできることをご紹介します。特に、皮膚のたるみやむくみが原因で口角が下がっている方はトレーニングやマッサージだけではなく、生活習慣の改善も取り入れてみましょう。
1.帰宅したら化粧を落とす
「化粧を落とさずに1カ月過ごすと10歳老ける」という話があるように、化粧を落とさずに過ごすと、
- 毛穴のつまり
- 乾燥
- ニキビ
- 腫れ
- 毛穴の広がり
- しわ
- たるみ
といった症状に悩まされることになります。これは、化粧が肌を乾燥させ、毛穴を詰まらせることが原因です。
化粧を落とさずに洗顔だけで済ませるのもよくありません。しっかりとクレンジングで化粧を落として、洗顔で汚れを落としましょう。こうして、化粧水の吸収や肌の生成もうまくいきます。
なるべく早い時間に化粧を落として肌を休ませてあげることも重要です。
2.自律神経を整える
なんだか難しく聞こえますが、自律神経の乱れとは脳の疲労です。脳は、体が健康な状態を保てるように常に指令を出しています。そこで出てくるのが、交感神経と副交感神経です。交感神経は起きている時に活発に働き、副交感神経は寝ている時に働きます。
しかし、寝不足や疲労、ストレスで自律神経が乱れると、体を守ろうとして活性酸素が多く発生します。普段は、ウィルスなどから体を守ってくれる頼れる存在ですが、ここうして発生した活性酸素の酸化作用によって、細胞が傷つきたるみやしわの原因になってしまうのです。
- ストレス
- 睡眠不足
- 疲労
- 紫外線
- 喫煙
これらが気になる方は要注意。目のはれや、むくみといった症状はありませんか?自律神経の乱れが原因かもしれません。
日ごろから、睡眠時間の確保と禁煙、紫外線対策をして脳の負担を減らしてあげましょう。
3.食事に気をつける
たるみを改善するには、食事にも気をつけたいですね。特に、たるみの原因になる砂糖は、コラーゲンに影響して吹き出物やシワの原因にもなりますので、できるだけ避けたい食品です。
逆に、たるみ対策に良い食品はビタミンCです。
ビタミンCは、美白効果があるだけでなく、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成に関わる「線維芽細胞」を活性化する働きもします。ビタミンCが不足すると、これらの生成が滞り、はりや弾力のないたるんだ顔になります。
これを防ぐ為にも、ビタミンCを1日100mg以上は摂取しましょう。ビタミンCは体にとどまることができないため、朝、昼、晩のようにこまめに摂取すると良いでしょう。
<ビタミンCを多く含む食品>
- 煎茶 260mg
- 玉露茶 110mg
- 赤ピーマン 170mg
- 黄ピーマン 150mg
- キウイフルーツ 140mg
摂り過ぎは下痢などの副作用がでることもありますので、多くても1日に2,000mg以下の摂取にして下さい。
また、ストレスや喫煙、紫外線はせっかく摂取したビタミンCを破壊してしまいますので注意しましょう。
4.睡眠をしっかり摂る
自律神経を整えるためにも、健康な新しい肌を作るためにも、肌が作られる22時~2時までは、しっかりと睡眠を摂りましょう。この他、皮膚の生成の妨げになる以下のような事も避けてください。
- 寝る3時間前に食事をすませる
- 寝る前に運動をしない
これらは、消化や疲労回復で体力を使ってしまうため、肌の生成を妨げる原因になります。体が肌の生成に集中できるように、寝る前はリラックスをこころがけましょう。
ゴールデンタイムに寝れない方は、1日に7時間の睡眠時間をとって下さい。
5.ビタミンC誘導体でリフトアップ
ビタミンCは内側だけでなく、外からのケアも有効です。コラーゲンの生成の助けになるビタミンC誘導体を肌に負担にならないように指先で軽くたたきこんであげましょう。
6.日焼け止めで肌弾力を守る
紫外線には3種類の波長があり、その中のUV-B派は、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊します。これが原因で顔や体にはシワやたるみができてしまいます。悪いことに、UV-B派は、雲や窓を突き抜けて肌に届きますので、外出時や、窓の近くにいく際は、紫外線対策をしっかりしましょう。
また、紫外線対策は冬なども欠かさずに、1年中行ってください。
口角が生まれつき下がっている
口角が生まれつき下がっている方は、生まれつきなので直せないと諦めることはありません。
少しのポイントで口角をあげることが可能です。
生まれつき口角が下がっているという方は、前歯が出ている方に多く見られます。前歯が出ていると口が開きやすい傾向になります。すると、口の周りの筋肉がゆるみ、口角が下がりやすくなってしまいます。
また、歯が出ている方が無理に口を閉じると口角が下がった状態になってしまいます。
日本人は、歯が出ている方が多いため、生まれつき口角が下がっている方も多いのです。これを改善するには歯科矯正という手段もありますが、お金や時間がかかる上に、矯正用の針金が目立つため、躊躇してしまう方も多いと思います。
そのような方にオススメなのが、舌の位置を意識することです。
普段から舌の位置を意識しているという方は少ないと思います。しかし、舌の位置が意外に多くの箇所に影響を与えているという事実をしると、すぐにでも舌の位置を意識するようになると思います。
舌の位置を、前歯の裏側におきつづけると、下で前歯を押してしまうため出っ歯になりやすい
舌の筋肉が緩むと口が開いた状態になりやすく、顔の筋肉が下がり、たるみや二重アゴの原因にもなる
口角が下がる
これらの影響を防ぐためには、舌の位置を変えるだけで良いのです。舌を上あごに当てましょう。この際、歯が出る原因になりますので、舌が前歯に当たらない位置(前歯の1cmほど手前)に舌をおきましょう。
自然と口が閉じ、口角が上がっているのが分かると思います。
まとめ
いかがでしたか?今回は、口角を上げる方法についてご紹介しました。口角アップの方法をいくつかご紹介しましたが、全部やる必要はありません。
自分に合った対処法だけを続けていただければ良いと思います。1日にやる量よりも継続の方が重要ですので、自分に合ったものだけを続けてください。