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冷え性を改善する方法。効果のある方法は食事の改善から!

冷え性

暖かい服を着て、こたつに入り、暖房でぬくぬくしても、手や足が冷たい・・・。
冷え性は特に女性に多い症状です。

握手の時、こちらの手の冷たさに「ひえっ!」と驚かれた事ありませんか?
足が冷たくて、なかなか寝つけない。そんな夜はありませんか?

手先足先が冷たいだけでしょ? と、侮るなかれ。
冷え性は様々な病気の原因になりかねません。
肌のサイクルも乱れます。

今回は、冷え性の原因から改善方法を探ります。
効果のある食材、食事で体の中から暖かく。
食卓から冷え性を解決しましょう!

 

冷え性の原因

冷えるのは手先、足先、腰、肩などですよね。
冷え性の原因はズバリ血行不良です。
冷えるところには血液が巡っていません。大変です!

血液は人間の体温を維持します。その血液が行き届かないため、その箇所が冷たくなるのです。

では、なぜ血流が悪くなるのでしょうか。
血液は血管を使い、体中を巡ります。その血管をポンプのように動かす助けをするのが筋肉です。筋肉が血管を収縮させ血液をスムーズに流すのです。

また、筋肉は動くと熱を発し、代謝を上げます。筋肉が動かないと血流が悪くなるだけでなく、体は冷え、水分がたまりやすくむくみやすい体になります。

つまり血行不良は筋肉を動かしていない、もしくは筋肉の減少からおこります。そして、血行不良は筋肉のこわばりを招き、より血液の巡りが悪くなるという悪循環を起こします。

冷え性のタイプ

血圧の低い方、心臓の悪い方、コレステロール数値の高い方

医学的な原因からなる冷え症は大きな病気につながる前兆の可能性があります。
ここのところ冷えやすいなと感じたら、早めに病院で診察してもらいましょう。

子供の頃から冷え性にお悩みの方

確かに体質というのがあります。生まれつき血管の細い方や、脂肪の少ない方は体が熱を生みにくく、手先などの末端が冷えやすいです。マッサージや筋肉量を増やすなどの対処方法で改善しましょう。

最近冷え性になった方

そんな方は、運動不足や不規則な生活サイクルに原因があります。前述したように筋肉量が不足すると、血流が悪くなります。

今までちゃんと流れていた血管に、少しの血液しか流れなくなるのでその部位が動かなくなります。動かさなければ、その箇所はこわばり、ますます冷えていきます。

冷えたり、冷えなかったり、時々冷え性の方

原因はいくつかあります。夜勤で眠れない、眠る時間や時間帯が一定でないという不規則な生活を続けているとホルモンバランスの異常が起こります。

正常に分泌されないホルモンが冷え症状を引き起こします。この冷え症状は子宮などの女性の生殖器に影響を与えますので、冷やさないような注意が必要です。

真夏の冷房による冷えも体を冷やします。外は暑いのに、室内に入ると急激に体が冷やされる。その温度変化に体温調節がうまくいきません。筋肉はこわばり、急激な血流不足に陥ります。

さらに夏はアイスクリームや冷たい食べ物で体を冷やしがち。冷たい飲み物もとっていますね。体の中は冷え冷えの状態です。そんな時に外部からも冷やしてしまったらどうでしょうか。汗腺が働かず、汗を出さない体は水分をためこみ、さらに冷えていきます。

だるさや疲れといった症状が起こり、体は回復できません。冷房の効いた部屋ではストールやひざ掛けで保温につとめましょう。夏こそ暖かい食事や飲み物が必要です。

 

体が冷えるとどうなるの?

冷え性のタイプ

手や足が冷たいだけ。少し寝つきが悪く、人より寒さを感じやすいだけ。
冷え性を軽んじていませんか?
そのままにしておくと、どうなるのかご説明しましょう。

前章で述べたとおり、冷え性になること自体、血液が巡らなくなるという大変なことです。それを放置しておくと温かい血液が巡らない箇所の筋肉が硬くなり、血流はどんどん悪くなります。血管は細くなり、色々なものが詰まりやすくなります。

例えば、コレステロール。コレステロールは血液中を通っています。じゅうぶんな広さの血管の時はスムーズに流れていますが、その血管が細くなってしまったらどうでしょう? 詰まってしまいますね。やがて詰まったものは血栓となります。

さらに細くなった血管は、おそろしい症状を引き起こします。高血圧です。水をまくホースを想像してください。通常はゆるやかに流れている水ですが、ひとたびホースを押さえて水の流れる所を狭くするとどうなりますか?水は勢いよく飛び出ていきますね。

血管も同じです。コレステロールや糖質などが詰まった血管は細くなり血液の流れが早くなります。早い血流は血栓を押し流しながら進みます。もともと血管が細くなりやすい脳で血栓が止まれば、脳梗塞。心臓で止まれば心筋梗塞。肺で止まれば肺梗塞

それだけではありません。ポンプのような働きをしている筋肉が動きを止めてしまうと、脂肪は燃焼できず血管にこびりつきます。
冷えた体の中で脂肪は固まり、血管の壁を硬くします。どんな事が起こるでしょう?

硬くなった血管の壁はしなやかさを失い、壊れやすくなります。脳内出血などの危険性が高まります。冷え性は甘く見ず、改善しましょう。

いつも冷えているわけではないという気まぐれ型冷え性の場合、ホルモンバランスの崩れから自律神経障害に陥ることもあります。

ここまで恐ろしい症状を書きました。顔の血色が悪い、唇が紫色、肌の乾燥、これらも冷え性がもたらす弊害です。覚えのある方いませんか?

もう一つ。冷えた体は水分をためこみやすくなります。代謝能力が低下し、むくみやすく太りやすくなります。内臓も冷え切ってしまうため、消化機能も低下。胃腸の不快感がある方、原因は冷えにあるかも知れませんね。

さてさて、今すぐ対処したくなりましたね?
冷え性は食事で改善できます。次章からは体を温める食材と摂取方法をご紹介します。

 

体を温める食材と冷やす食材

冷え性に効く体を温める食材です。

ウド:茎と葉が冷え性を改善します。3月から5月の春ウドが良いでしょう。
ショウガ:体を温め胃腸を健やかに保ちます。内臓の血流も良くします。
大豆:豆腐や納豆で摂取すると良いでしょう、必須アミノ酸値も高く美肌効果も。
ニラ:夏バテにも効く。ニラの煮汁を飲むと体が温まります。
ニンニク:冷え性には生食が向きます。おろしニンニクや、絞り汁が良いでしょう。
ミョウガ:独特の香り成分は血流を良くし、体を温める手助けをしてくれます。

体を温める食材

・ニンジン・カボチャ・タマネギ・レンコン・ゴボウ・まいたけ・ふき・しょうが・ニンニク・赤唐辛子・ジャガイモ・山芋・自然薯・玄米・牛肉・羊肉・鹿肉・鮭・マグロ・カツオ・イワシ・サバ・海藻類・カニ・ホタテ・納豆・オレンジ・いちじく・もも・杏・プルーン・紅茶・プーアル茶・ウーロン茶・赤ワイン・日本酒・紹興酒

冷え性に効果的な食材として「まいたけ」が注目度アップ!

テレビでも紹介され、冷え性にはまいたけが効果的と今、注目されています。

まいたけには、血管を広げる作用のある「ナイアシン」と血液をサラサラにする「βグルカン」が豊富に含まれていて、血流が良くなることが実感できたと出演者にも好評でした。

また、まいたけには食物繊維と「MXフラクション」という成分が含まれていて、脂肪を分解する作用があります。1日の摂取は100gが目安となります。

血流

 

体を温めるこんなメニューはいかがですか?

ウドの酢味噌あえ

・茎の部分の皮をむき、水にさらしてアクを抜きます。
・さっとゆがいて酢味噌であえましょう。
※ウドの葉は天ぷらにしても美味しくいただけます。

ショウガの甘酢づけ

ショウガの皮を向き、お好みに調整した甘酢で一晩つけましょう。
翌朝には食べれます。
※味噌づけにすると、ご飯がぐんぐん進むおかずになります。

ニラ雑炊

暖かい食べ物をお好みの味付けでどうぞ。煮汁ごと摂取でき、冷え性対策も栄養もバッチリなメニューです。

カツオのたたき

生のニンニクをたっぷりとのせていただきましょう。
注意:生のニンニクは刺激が強いので、食べ過ぎると胃の働きが悪くなります。生食の場合は一片ほどにとどめましょう。

 

体を冷やす食材一覧

  • 夏が旬な食材
  • 地上で育つ野菜
  • 寒色系の野菜、果物

体を冷やす食材

・ナス・キュウリ・トマト・もやし・おくら・キャベツ・白菜・レタス・ほうれん草・小松菜・大根・タケノコ・パイナップル・梨・スイカ・メロン・レモン・柿・キウイ・アサリ・しじみ・うなぎ・コーヒー・緑茶・ビール・ウィスキー・白砂糖

 

冷え性の改善によいものは?

冷え性改善

食事で体の中から冷え性を改善すると同時に日常生活も見直しましょう。

冷え性の原因は血流不足です。適度な運動は筋肉を動かし、血液の循環を助けます
定期的に運動することで、冷え知らずの体になります。さらに、筋肉が動けば内臓の周りで固まった脂肪も燃焼し、内臓がしっかりと動くようになります。

運動する暇がない、もしくは運動嫌いという方はマッサージを日々の生活に取り入れると良いです。おすすめは足の指とふくらはぎのマッサージです。

足の指は冷えやすい部分。
そこをしっかりとマッサージすることで、血液の流れを良くします。足が温かくなれば、体全体が温まります。足の指を一本一本、くるくるまわすように手で動かしましょう。

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれる大事な部位です。地球上は重力がありますから、足元に流れた血液を上に循環させるのは大変です。それを補うのがふくらはぎです。

ふくらはぎをポンプがわりにして、血液はグングン上へ昇るのです。ふくらはぎをしっかりとマッサージして、こわばらないよう柔らかい状態にしておきましょう。

冷えのひどい方は夜寝つけないはずです。
貴重な睡眠時間を無駄にしてしまいますので、足元にアンカを入れたり暖か寝具を使ったりして冷えを素早く解消しましょう。

また、入浴タイムも大事です。
体を温める入浴剤でじっくりと暖まると同時に、リラックスして疲れやストレスを取り除きましょう。

 

まとめ

自分は冷え性と、割り切っている方多いと思います。
我慢すればいいだけ?いいえ、冷え性は美容の大敵ですし、放置しておくと思わぬ大病を患うことも・・。

体を温める食事で改善すれば、健康になり、肌も輝きます。
食卓から冷え性対策! 頑張ってみませんか?

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