1. TOP
  2. スキンケア
  3. 肌のハリを回復させて10歳若返る!ツルピン肌の作り方

肌のハリを回復させて10歳若返る!ツルピン肌の作り方

歳を取るごとに気になる肌のハリ。昔はもっと弾力のあるお肌だったのに、最近はお肌に元気がありません。これは女性に多い悩みの一つですよね。

みなさんこの悩み「歳だから」と言って諦めていませんか?

お肌のハリがなくなる原因は、加齢によるお肌の老化だけではないんです。

今回はその原因や、ハリがなくなる悪い習慣。そして-10歳を目標に、お肌のハリを若返らせる方法など、お肌のハリについて詳しく見ていきたいと思います。

 

なぜ肌のハリがなくなるの?

歳を取るごとに衰える肌。失われるハリ。戻らない潤い。どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか。まずはその原因から確認していきましょう。原因を知ることが、最終的な改善策へとつながるので、簡単に目を通しておいてくださいね。

加齢

お肌のハリがなくなる最大の原因は、歳を取ることによる肌細胞の老化です。肌細胞が老化してくると、細胞自体に元気がなくなり、保水力が落ちてきます。これは自然の摂理なのでどうしようもないことですよね。

とはいえ、やはり諦めるのはまだ早いです。いくら歳には勝てないと言っても、ある程度その進行(肌の衰え)を抑えることは可能です。生活習慣などに気を付け、毎日丁寧にケアをしていれば、見た目-10歳も夢ではありません。年齢に負けず、本当の美しさを取り戻しましょう。

活性酸素

私たちは呼吸をすることによって、空気中から酸素を体内に取り入れます。体内に入った酸素は、体内で起こるさまざまな化学反応に使われ、私たちが生きるための原動力となっています。

しかしこの化学反応が起こる中で、ごくわずかですが「活性酸素」という物質が発生しています。活性酸素は酸化力の強い物質です。基本的には外からのウィルスなどを撃退してくれる心強い味方なのですが、増えすぎると、健康的な細胞まで攻撃してしまうのです。

細胞が活性酸素によって攻撃されると、その細胞たちまで酸化してしまいます。すると栄養をうまく補給できなかったり、水分を維持できず、お肌がどんどん衰えてしまうのです。これを私たちは「老化」と言い、ハリが失われる原因だと見ています。

ちなみに、喫煙をすることでも活性酸素は発生します。喫煙習慣がある人は、お肌の衰えが早くなってしまうということを知っておきましょう。

紫外線

太陽光に含まれる「紫外線」もまた、肌のハリを失わせる原因のひとつです。紫外線は、日焼けなどのイメージから「肌の表面にダメージを与える」と思われがちです。しかし実は、紫外線は表皮の奥にある真皮層にまで届いています

真皮層には、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などがあり、まさにお肌の美容成分が詰まっている場所です。真皮層は肌を支える土台の役割を果たしていますので、ここがダメージを受けると、どんどんお肌のハリが失われてしまうのです。

女性ホルモンの減少

女性の美をつかさどる女性ホルモン「エストロゲン」は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンの生成を促す働きがあります。睡眠不足やストレスによっエストロゲンが減少すると、これらのお肌を支える成分(コラーゲンなど)の分泌量が減り、お肌の老化につながります

女性ホルモンは年齢によってある程度分泌量が決まっており、歳を取るごとに減少していきます。さらに妊娠や出産などによっても変化し、コントロールすることは難しいとされています。ただ睡眠やストレス、食生活などが原因で女性ホルモンの分泌量は変化しますので、ある程度は自分でもコントロールできるものなのです。

生活習慣の乱れ

睡眠、食生活、運動、喫煙など、日々の生活習慣が乱れていると、お肌のターンオーバーが崩れてしまう原因となります。ターンオーバーとは、細胞の入れ替わり。つまり、古い細胞が剥がれ落ち、新しい細胞が生まれる、そのサイクルのことを言います。

肌の細胞はどんどん衰えていきます。しかし、内側からまた新しい元気な細胞が生まれることで、ハリのあるお肌を維持することができています。

ターンオーバーのサイクル

しかしターンオーバーの正常なサイクルは、生活習慣の乱れによって簡単に崩れます。すると古い細胞が残ってしまったり、元気のない細胞が生まれる、ということが起きてしまうのです。

 

肌のハリがなくなる悪い習慣

悪い習慣

肌のハリは日々のつみ重ねがとても重要です。正しいケアをしていれば、いくつになってもハリのある美しい肌を維持することができます。しかし肌に悪い習慣があれば、それも同じようにつみ重なり、肌のハリを失わせることになるでしょう。ではどのような習慣が肌に悪いのか、ひとつずつ確認してみましょう。

洗顔のしすぎ

肌ケアで一番大切なのは、毎日の洗顔と保湿です。しかし肌を想うあまり洗顔を必要以上にやってしまうと、今度は肌への負担となったり、必要な皮脂まで洗い流してしまうことになります。

具体的に言うと、洗顔を1日2回以上行う人は要注意、そして1日3回以上行う人はすでに危険ゾーンに突入しているかもしれません。特に朝の洗顔は、皮脂量の多い人(脂性肌の人)以外はぬるま湯で洗うだけで十分なぐらいです。

回数だけでなく、洗顔の方法にも注意が必要です。クレンジングを雑にしてしまったり、何度も同じところを擦る、ゴシゴシと強く擦るなど、すべて肌への負担となります。

保湿液のパッティング

意外と知らずにやってしまっている習慣の中で、「パッティング」というものがあります。化粧水などを肌にしみ込ませるために、手でパチパチ叩くことです。これ自体はたしかに浸透力が上がり、保湿の効果が高まると言われています。

しかし、多くの人が強い力で叩きすぎています。特に顔の肌は、私たちが思う以上に薄く、とても繊細です。力を入れて叩いてしまうと、細胞がつぶれてしまい、ハリを失う原因となってしまうでしょう。パッティングをしたあと、少しでも赤くなっているようなら叩きすぎの可能性があるので、注意をしてみてください。

メイクを落とさずに寝る

毎日やっているメイクも、実は肌への負担となっています。さらにメイクを落とさずそのまま寝てしまうと、ファンデーションなどが肌の潤いを奪い、真皮層にあるコラーゲンなどが破壊され、潤いやハリを失う結果につながります

化粧品が皮脂と混ざり酸化することで、皮膚の老化を早めてしまうこともあります。紫外線の予防にもなりますのでメイク自体が悪いわけではありませんが、毎日きちんと落としてから寝るようにしましょう。

夜更かし

健康的なお肌を維持するには、質の高い睡眠が大切です。睡眠は成長ホルモンを分泌させ、ターンオーバーを促す効果があるからです。夜更かしをしてもそのあとしっかり寝ているのであれば問題はありませんが、毎日決まった時間に睡眠を取るほうが成長ホルモンは多く分泌されます。

一番ダメなのは、夜更かしをしたあと、きちんと睡眠を取らないこと。次の日学校だから、仕事だからと言って睡眠時間を削る。日中や夕方に眠たくなったら少しだけ仮眠を取る。このような生活を続けていると、成長ホルモンの分泌が大きく減少し、お肌のハリを失わせる原因になってしまいます。

夜食

たまに夜食を食べるぐらいなら良いかもしれませんが、毎日夜食を食べていると、お肌にも影響を及ぼします。乱れた食生活は内臓に負担をかけ、それがお肌にも現れます。

さらに夜遅くに食事をすることで内臓が動きだし、睡眠の質が低下してしまいます。他にも糖質や脂質の摂り過ぎによる皮脂量の変化など、夜食の習慣が肌にもたらす影響は少なくありません。

顔を触るクセ

習慣と言えるかわかりませんが、無意識のうちに顔を触ってしまう癖のある人がいます。おでこを書いたり、鼻やあごをつまんだり、頬をぐいっとあげたり、いろんなクセがあるかと思います。

これも大したことではないように思えますが、その刺激がつみ重なると、肌に大きな負担となってしまいます。さらに人の手には多くの細菌が住み着いていますので、それが肌に付着し、ニキビや肌荒れの原因となることもあります。

クセはなかなか治せるものではないですが、もし自分に自覚しているクセがあるのなら、やめるように意識しておいたほうが良いかもしれません。

 

肌のハリを回復させる方法

お肌のハリが失われる原因や、お肌に悪い習慣について見てきました。次は実際に、その失われたハリを取り戻す方法をご紹介します。もちろんすぐに回復する魔法のような方法はありません。改善策を立て、毎日コツコツ取り組むことで、いつか理想の肌を手に入れることができるでしょう。

紫外線

すぐにできる対策として、紫外線対策があります。紫外線は目に見えない分対策がおろそかになりがちですが、肌のハリに大きく関係しているので、きっちり対策をする必要があります。

外出するときは、なるべくつばの広い帽子をかぶったり、日傘をさすようにしましょう。日焼け止めクリームもきっちり塗ります。「ちょっとそこまで」というときでもきちんと対策をし、紫外線から肌を守ってあげましょう。

正しい洗顔

お肌の健康は、正しい洗顔から始まります。洗顔の方法が間違っていると、どれだけ対策をしていても効果はありません。

まずクレンジングですが、フルメイクの場合は「目元と口元」そして「それ以外の部分」の2回にわけて行います。目元や口元を落とし、そのまま全体に広げてしまうのはNG。化粧が落ちにくいばかりか、お肌に色素が沈着してしまったり、肌への負担となってしまいます。

そして洗顔は、まずしっかりとぬるま湯で、顔に水分を馴染ませることが大切。それから泡を手に取り、10~20秒程度でさっと素早く洗います。最後にたっぷりのぬるま湯で顔をすすぎます。このとき泡が少しでも残っているとお肌に悪いので、すすぎは時間をかけて丁寧に行いましょう。

ポイントは、優しく、素早く、そして何度も擦らないこと。泡は肌に優しいですが、洗浄力が強いという特徴があります。肌への負担も考えて、なるべく短い時間でさっと洗うように心がけておきましょう。

保湿対策

正しい洗顔のあとは、保湿対策です。お肌が乾燥すると、たるみの原因となります。お肌の水分量を維持できていれば、ハリのもとになるコラーゲンやエラスチンも元気を取り戻し、失ったハリを回復できるかもしれません。

皮膚の構造

保湿対策の基本は、洗顔後の化粧水です。ハリを失ったお肌は、同時に水分量も少ないことがほとんどです。まずはしっかりと水分を補給するため、化粧水をしみ込ませてあげましょう。

そして美容成分となるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、セラミドなどが含まれている美容液を塗り、最後に乳液やクリームで水分が逃げないよう、お肌にフタをしてあげましょう。

保湿成分のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、セラミドはご自身の肌にも存在していますが、加齢とともに減少してしまいます。

コラーゲンはたんぱく質の一種で、皮膚の70%を占めています。肌のハリと弾力を保つ働きをしている重要な成分です。肌だけではなく、骨や血管にも多く存在しています。

エラスチンは真皮の中でコラーゲンを結びつける役割を持っていて、肌の水分を保つ役割を担っています。

ヒアルロン酸は水分を非常に多く保つ能力があり、ヒアルロン酸1gで6Lの水分を抱えこむことができると言われています

セラミドは角質層でスポンジのように水分と油分を保持する役割があります。角質層ではたくさんの細胞がくっつき合っていて、細胞と細胞の間にある細胞間皮質の約半分の成分がセラミドです。

 オススメ   日本初!プラセンタの10倍配合のシミ・シワ対策のオールインワンジェルの効果は?

 

睡眠

睡眠の質を高めれば、脳や内臓が休まり、自律神経が整い、女性ホルモンや成長ホルモンが分泌され、お肌のターンオーバーも正常に戻ります。お肌対策において、睡眠をおろそかにすることは絶対に避けなければなりません。

睡眠の質を高めるためには、睡眠前の準備が大切です。睡眠中、内臓をしっかり休ませる必要があるため、食事はなるべく早い時間に済ませておきましょう。そして眠る1時間ほど前から部屋を少しずつ暗くしていき、目を慣れさせます(脳を落ち着かせる効果もあります)。

体をあたためて、リラックスできる音楽などをかけておくのも良いかもしれません。さらに睡眠直前には、パソコンやスマートフォンなどの明るい画面をなるべく見ないようにしておきましょう。

これだけやれば睡眠の質は大きく改善され、しっかりと休むことができるはずです。ストレスも睡眠を妨げる原因となりますので、普段からストレスや悩みを抱えている人は、まずはそこを解消できるように考え方を変えてみるのも良いかもしれませんね。

食事対策

栄養バランスが崩れていると、お肌の健康は期待できません。お肌の健康にとって食事はとても大切なので、次の章で詳しく解説します。

 

肌のハリを回復させる食事

お肌のハリを維持する、または回復させるためには、食事の改善は避けて通れません。まずは栄養バランスの良い食事を心がけ、無理なダイエットや偏食はやめましょう。具体的に何を意識すればいいのか、いくつかのポイントをご紹介します。

タンパク質を摂る

栄養バランスの取れた食事は基本的なことですが、まずはタンパク質をしっかりと摂ることを意識しましょう。タンパク質は肌細胞のもとになる栄養素です。これが不足していると、肌のターンオーバーが崩れ、乾燥やたるみを引き起こしてしまいます。

お肉類(牛肉、鶏肉、豚肉など)や魚類(まぐろ、かつおなど)には豊富なタンパク質が含まれていますので、まずはそれらをメインにおかずを考えて食事をしてみましょう。

大豆製品がおすすめ

お肉や魚が苦手な方は、大豆製品がおすすめです。大豆には、豊富な植物性タンパク質が含まれています。さらに大豆に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」とほぼ同じ化学構造をしています。

構造が似ていることで同じような働きをすると考えられており、今この「イソフラボン」が大きく脚光を浴びています。エストロゲンは体内で生成される物質で、女性の美容に欠かせません。しかし加齢とともに分泌量は減少し、お肌の老化や生理不順、更年期障害などさまざまな影響を及ぼします。

しかしイソフラボンを摂取することで、体内でエストロゲンの代わりになると考えられています。毎日納豆を食べる人は、食べない人よりも肌年齢が低い(若い)という研究データもあります。

抗酸化作用のあるビタミン類

お肌が老化する大きな原因のひとつが、「活性酸素」です。はじめに解説をしたのでどういうものなのかは省略しますが、体内で発生したこの活性酸素がお肌のハリを奪っているということを知っておいてください。

そして、この活性酸素の働きを抑える(抗酸化作用のある)代表的な栄養素が「ビタミン類」です。ビタミン類には、ビタミンA~K、葉酸、パントテン酸などいろいろな種類があります。この中でも「ビタミンA」「ビタミンC」「ビタミンE」には抗酸化作用があり、活性酸素を抑える働きをします。

ビタミンは微量栄養素(少しでいいけど必ず必要な栄養素)と呼ばれ、摂り過ぎには注意しなければいけない栄養素です。抗酸化作用があるからとサプリメントをガブガブ飲むのは危険なので、野菜などから適切に摂るようにしておきましょう。

 

肌のハリを回復させるマッサージ

  1. 両手の平で頬を包み、やさしく持ち上げます。
  2. 両手の平で頬から耳に向かってやさしくさすります。
  3. 両手の平でおでこの中心からこめかみに向かってさすります。
  4. 両手の平でアゴから耳下までをさすり上げます。
  5. 両手の指で目の周りをやさしく押します。
  6. さいごに両手の指で口の周りをやさしく押します。
  7. これを5回繰り返します。

※注意
強くさすったり押したりするのは肌にダメージを与えてしまいますので、クリームなどを塗ってなるべく肌との摩擦が起きないようにしましょう。

 

まとめ

お肌のハリは、様々な原因で失われていきます。しかしそのほとんどは、対策ができることばかりです。

「歳だから」と諦めず、毎日のケアを丁寧に、コツコツとつみ重ねていきましょう。そのつみ重ねが、いつか自分の宝物となる日がくるでしょう。

あなたにお勧めの記事

日本初!プラセンタの10倍配合のシミ・シワ対策のオールインワンジェルの効果は?

✔ 顔をすっきりとリフトアップ!たるみを解消して10歳若返る方法

\ SNSでシェアしよう! /

美style(美スタイル) | 美しく活躍する女性を応援するWebマガジンの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

美style(美スタイル) | 美しく活躍する女性を応援するWebマガジンの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • ゴルゴライン(ゴルゴ線)を解消するマッサージで老け顔とおさらばする方法!

  • 顔の筋肉をトレーニングして10歳若返る方法

  • 痩せにくい40代の効果的なダイエット方法は?

  • 耳ツボダイエットでリバウンドしない体にする方法

  • ご飯がダイエットの強い味方だった!賢い食事の方法とは?

  • シミ・そばかすに効果的なスキンケア