日々の小さな努力が美肌を作る!美肌の作り方の基本原則はこれ
綺麗な肌を作りましょう!
といきなり言っても、綺麗な肌を作るには日々、小さな努力を「正しく」続けることが必要不可欠です。
それが出来れば、触りたいとさえ思われるような肌を作ることが出来るでしょうし、逆に正しい方法で努力が出来なければ思った結果を出すことは難しいです。
ですからこの記事では
「美肌を作るための正しい努力の方法」
をお伝えしていきます。
赤ちゃんのような肌を目標に、頑張りましょう!
そもそも肌の働きは?
美肌を作る実践的な方法をお伝えする前に、まず肌の働きは何なのか?という点をお伝えしたいと思います。
というのも美肌を作る方法論は、肌の働きは何なのか?という点を抑えておいた方が理解しやすいからです。
まず結論から言うと、肌の働きは「体を守ること」にほかなりません。細菌から守る、紫外線から守る、水分を保つなどの役割です。といってもここで肌の「生理的な働き」を細かく説明したところで美しい肌を作ることにあまり関係がありません。
ということで肌の「生理的な働き」ではなく、肌の「人に対する働き」についてお伝えしていきます。そうすることで肌を美しくしたいという気持ちがより高まり、モチベーションがアップするからです。
毎日の努力は高いモチベーションを常に維持することが大前提となりますからこれは重要です。
それで人に美肌がどんな働きをするのか?ということをお伝えする前にまず
「美肌の定義」について決めようと思います。
一般的に美肌というと
・スベスベな肌(乾燥しておらず、それでいてオイリーでもない)
というのが美肌の定義だと思います。
このような美肌はやはり人に対して、よい働き(よい印象)をします。
具体的には
・元気
・清潔
・健康
といったイメージを人は浮かべます。
これは単純な原理で、肌が荒れるのは肌に何らかの異常が起こっているからです。ですから肌がきれいな人はそういった異常のない、健康体なイメージを持たれるわけです。
美肌でない人はそれとは真逆のイメージを持たれてしまいますから、美肌でないことがどれだけ対人関係でマイナスかお判りいただけると思います。
美肌を作る栄養素は?
美肌を作る栄養素とは何か、というのを求めるにはまず美肌の定義を再確認しなければなりません。
どんな肌の状態をつくるかによって摂取する栄養素が変わってくるからです。
美肌の定義は
スベスベな肌(乾燥しておらず、それでいてオイリーでもない)
でした。ではそれを作り出す栄養素を見ていきましょう。
スベスベな肌が乱れてしまう原因は
・肌にある水分ないし油分が不足しカサカサになる(乾燥肌)
・肌から出る皮脂が多すぎてオイリーになってしまう(脂性肌)
というものですが前者に関しては正直な話栄養素のみでは難しいですのでこれに関しては後述いたします。
後者の
・肌から出る皮脂が多すぎて脂性肌になってしまう
というものに関しては栄養素である程度改善することが出来ます。ただ、皮脂と一言にまとめても、皮脂が出る原因やその対処法も色々あります。
また個別の栄養素でそれら原因にピンポイントで対処することは難しいです。専門的な対処はそれ専用の薬剤が必要と考えましょう。
全般的に皮脂を抑えることのできる栄養素に関してですが、食品からとれるものだと
・ビタミンB2、B6
・ノビレチン
などがあります。
これらは皮脂の分泌を調整、抑制してくれるため前述のオイリー肌の人に対して全体的な効果を発揮することが期待できるでしょう。
よってこれらの成分を含むサプリメントや食品を摂取することが重要になります。
美肌になる食べ物
前項でお伝えした美肌になる栄養素をもとに美肌になるため食べ物を紹介していきたいと思います。
栄養素をサプリメントなどではなく食べ物から直接摂取したいという方向けの項目です。
前項でお伝えした、美肌を作る栄養素は
・ビタミンB2、B6
・ノビレチン
でした。
まずビタミンB2ですが、これは豚レバー・牛レバーなど動物の肝臓や心臓に多く含まれていますので、それらの食材を取ることで栄養素を摂取することが出来るでしょう。
ビタミンB6は、にんにく、牛レバー、まぐろ類に多く含まれます。
ただ、ノビレチンは柑橘類の皮に含まれるためこれは食品で取るのは少々難しいといえますがシークアーサーに多く含まれていますので、摂取する際はそれがいいでしょう。
美肌に必要なスキンケア
食品に含まれる栄養素のみで出来るスキンケアというのは意外に少ないです。そこで、この項目では食品という枠組みを外して、単純に美肌に必要な要素をお伝えしていきます。
今回はレーザーなどの自宅で実施不可のスキンケア方法は説明から除外しています。少々長くなりますがお付き合いください。
「スベスベな肌」という美肌の定義を満たす状態、即ち美肌を作るためのスキンケア方法ですが
スベスベな肌が損なわれている場合。
この場合は乾燥によってスベスベでなくなっているのか、それともオイリーによってスベスベでなくなっているのかという点がまず重要になります。
乾燥の場合
保湿成分を含んだ保湿剤(クリーム、ローション)を、入浴後ないし洗顔後に早めに塗布するということが大切になります。
保湿剤の保湿成分ですが
• コエンザイムQ10
• ヘパリン類似物質
• ヒアルロン酸
• コラーゲン
などが有名なところです。
これらの成分は保湿能力が高く、特にコエンザイムQ10などは長期使用によって肌自体の保湿能力が高まることなども証明されています。
ヘパリン類似物質は、「保湿」「血行促進」「抗炎症作用」の効果があり、乾燥肌には大変効果のあるものです。
なお保湿剤を塗るタイミングですが、出来るだけ入浴からすぐ塗ることが大切です。というのも入浴後10分以降には肌の水分がどんどん失われてしまうからです。
保湿剤を塗るときはもったいぶらずになるべく沢山つけるようにしましょう。できることならサランラップを貼って保湿剤を肌から逃さないようにすることも効果的です。
これは保湿剤の有効成分が肌に染み渡る前に、保湿剤が肌から蒸発してしまうからです。
オイリーの場合
前置きとして、乾燥肌と違いこちらはかなり対処の難易度が高いです。乾燥肌もオイリー肌もどちらも遺伝性が高い点では同じです。
ただ乾燥肌は外部から保湿剤で比較的簡単に乾燥を抑えられるのに対し、オイリー肌で同じことをやるとなるとあぶらとり紙で取るしかないのです。
重度のオイリー肌の方はあぶらとり紙を使っても、1時間程度で直ぐに肌がオイリーになってしまうため、仕事をしている人などはお悩みの方も多いと思います。
この厄介者のオイリー肌になってしまう原因について少し解説していきます。これはオイリー肌になる原因によって、それに対するアプローチの仕方も違ってくるからです。
1.ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモンの増加による皮脂の過剰分泌ですね。
これを抑制するものとしてはホルモンに直接働きかける薬剤が必要になります。
• ジオール
• メサルモンF
2.遺伝
当たり前といえばそうですが、一番治りにくいタイプです。ニキビが出来るほどではないけど常に肌がヌルヌルテカテカみたいな人が多く当てはまります。
遺伝子に直接アプローチする方法はありませんから全体的に皮脂を抑えるスキンケアをしていくしかありません。
一般的には
• エナンチアクロランタ樹皮エキス
• ボクソク/オウヒ
• ノビレチン
• GB
• オレアノール酸
• トレイチノンやアダバレン
• ビタミンB2
• レッコウトケン
といったところでしょう。
これらすべてが皮脂の分泌を抑制する作用を持つ成分たちです。成分名で調べれば簡単に商品が見つかるはずです。
3.生活習慣
生活習慣で皮脂分泌を促進させる原因となりうるものとしては、
・過剰な洗顔
・乳製品に含まれるIGF-1
・ストレス
これらは全て皮脂の分泌を促進させる要因となります。
特に洗顔は日本皮膚科学会のニキビガイドラインによって一日二回が推奨されています。ですのでそれ以上の洗顔は控えるようにしましょう。
美肌に必要な生活習慣
生活習慣がどのようにしてスベスベの肌を破壊してしまうのか?という点については前項で書いた通りです。
よって、
- 過剰な洗顔
- 乳製品などに含まれる
- ストレス
- 紫外線
の4点を日常生活では意識して回避することを習慣づけることが、美肌に必要といえるでしょう。
まとめ
美肌をつくる方法を余すことなくお伝えしてきました。
この記事を見て
- 乾燥をさせない
- かといってべたつかせもしない
そのような、スベスベの肌の作り方が分かったと思います。
スベスベな肌は非常に清潔感があり、そのため印象も良いです。
印象といえば、なにごともまずは第一印象が大事です。
美肌をつくって第一印象を最高のモノにしましょう!