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シミを消したい。シミになる原因を理解して効果のあるシミ消し方法を実践しよう!

最近シミが増えてきた・・・最近シミが増えてきた・・・毎日化粧でシミを隠している・・・なんとかしてシミを消したい・・・

このように顔のシミに悩んでいる方はいませんか?

シミができるのには、日焼けや女性ホルモンの影響、ニキビなどによる炎症が原因となっています。しかし、きちんとシミ対策を行うことで、シミを消したり増やさないようにしたりすることができます。

今回は、自宅でできるシミを消す方法について詳しくお教えします。シミ対策を行って、悩みを解消しましょう。

 

シミができる原因

他人から最も見られる顔にできてしまうシミ。「できることならば、シミができなければいいのに。」と思うこともあるのではないでしょうか。シミができる原因やメカニズムを知って、シミの予防や対策に役立てましょう。

まずは、シミができる基本的なメカニズムについて詳しく説明します。シミができるメカニズムには、(1)紫外線によって活性酸素が発生する→(2)情報伝達物質が作られる→(3)チロシナーゼが活性化する→(4)メラニンが生成されるという流れがあります。

(1) 紫外線によって活性酸素が発生する

人間が太陽光に含まれる紫外線を浴びると、皮膚の表面近くに活性酸素が発生します。この活性酸素は皮膚にダメージを与え、シミやシワ、たるみなどの原因になります。

(2) 情報伝達物質が作られる

発生した活性酸素に反応して、色素形成細胞が活性化をする情報伝達物質が作られます。皮膚細胞が肌の色を濃くしようと働き始めます。太陽光を浴びると人間が日焼けするのはこのためです。

(3) チロシナーゼが活性化する

チロシナーゼとは、シミの元となる酵素です。色素形成細胞が刺激されると、チロシナーゼが活性化します。

(4) メラニンが生成される

活性化したチロシナーゼによって皮膚細胞内の無色の物質が酸化し、メラニンが生成されます。このとき、メラニンは黒褐色の物質となって肌の表面へ送られます。

 

以上がシミができる基本的なメカニズムですが、皮膚にダメージを与える活性酸素は、紫外線以外にもストレスや喫煙などでも発生してしまいます。

シミができる基本的なメカニズムについて知っていただいたところで、シミができる原因について詳しくお伝えします。シミができる原因は、主に、紫外線・乾燥・ニキビ・ストレス・喫煙・間違ったスキンケア・乱れた食生活・睡眠不足です。

紫外線

先ほどのシミができるメカニズムでも説明しましたが、多くのシミは紫外線を浴びることによってできます。露出した部分にできやすく、特に顔は1年中露出しているのでシミが目立ちやすいです。

乱れた食生活

食生活の乱れによる栄養の偏りや代謝の低下によって、シミができやすくなってしまいます。また、脂肪分の取りすぎによってニキビができるなど、他の肌トラブルにもつながります。

睡眠不足

睡眠不足によって、代謝や成長ホルモンの分泌が不十分になります。成長ホルモンは細胞の生成を促すので、成長ホルモンが分泌されないということは、古い肌細胞と新しい肌細胞がなかなか入れ替われないということです。古い肌細胞が残ってメラニンが沈着してしまうので、結果的にシミができやすくなります。

ストレス

強いストレスを受けることで、ホルモンバランスが乱れてしまいます。また、ストレスによって体内の活性酸素も増えてしまいます。ストレスによって老化が促進され、シミができやすくなります。

乾燥

肌が乾燥すると代謝が悪くなり、メラニンが肌に溜まってシミができやすくなります。また、乾燥によって肌のシワやたるみなども引き起こされます。

喫煙

喫煙による影響はすぐには現れませんが、時間をかけて体への影響が現れます。実は、ビタミンCがメラニンを抑える働きがあるのですが、喫煙によって体内のビタミンCが減ってしまいます。また、喫煙によって代謝の低下や老化が促進されるので、シミの原因となります。

ニキビ

顔のニキビ跡に紫外線が当たると、シミとしてそのまま跡が残ってしまいます。ニキビによる炎症や傷が肌にダメージを与えているところに紫外線が当たってしまうのは、肌にとって大きな負担となります。

間違ったスキンケア

洗顔や保湿などのスキンケアを、強い力でこするなど間違った方法で行ってしまうのもシミの原因です。肌がダメージを受けて乾燥しやすくなり、メラニンが沈着しやすくなります。

 

シミの種類

 

シミができるのにはメカニズムがあり、いくつかの原因もあります。それと同様にシミの種類もいくつかあるので、どのようなシミの種類があるのか見てみましょう。

シミの種類によって、原因や対処方法が異なる場合があります。(正式名称では分かりづらいものもあるので、かっこ内にタイプとして別の名前をつけました。また、次の見出しの内容に対応しています。)

老人性色素斑〔紫外線タイプ〕

老人性色素斑

シミの中で最もできるのが、老人性色素斑です。紫外線が主な原因であり、頬骨のあたりにできるので目立ちやすいシミです。

肝斑〔女性ホルモンタイプ〕

肝斑

肝斑は女性ホルモンの影響によって現れるシミで、30〜40代の女性によく見られます。妊娠中やピルの服用中にも現れることがあります。

炎症性色素沈着〔ニキビタイプ〕

炎症性色素沈着

炎症性色素沈着とは、ニキビ跡や傷跡がシミとなったものです。ニキビや傷がある状態で日焼けすると、シミとして残りやすいです。

雀卵斑(そばかす)〔その他〕

雀卵斑

雀卵斑(そばかす)は遺伝的要素が強く、通常は幼少期から出ています。鼻や鼻の周りを中心に多くでき、成長や紫外線の影響によって濃くなったり増えたりすることもあります。

遅発性両側性太田母斑〔その他〕

これは、生まれつき顔にできるあざです。幼少期から出る場合も、成人後に出る場合もあります。皮膚のシミとは異なるので、特殊な治療をしない限り消すことができません。

脂漏性角化症〔その他〕

脂漏性角化症

黒子のようなシミで、通常はイボ状に盛り上がっています。盛り上がっている状態のシミは、遅発性両側性太田母斑と同様に特殊な治療をしないと消すことができません。

 

タイプ別・シミを消す方法

ここからは、気になるシミを消す方法についてタイプ別にお教えします。症状が軽い状態である初期ほど消しやすいので、気づいたらできるだけ早く対策をしましょう。

紫外線タイプ

紫外線を浴びすぎて日焼けによってできてしまったシミは、濃くなってからでは自宅で消すのが難しくなってしまうので、できるだけ初期段階で消すようにしましょう。シミが肌の表面に出てきていなくても、奥の方にシミの元であるメラニンが溜まっている可能性もあります。

紫外線タイプによる初期段階およびシミの元を消すためには、美白ケアと保湿ケアが必要です。洗顔後のケアでは、メラニンを抑える美白化粧品やビタミンCやコラーゲン入りの乳液を使うなどしましょう。これによって、紫外線タイプのシミを消すことができます。

女性ホルモンタイプ

乱れた食生活や睡眠不足、ストレスによってできるシミはホルモンバランスが原因となっています。また、個人差はありますが生理のときもシミができやすい時期です。このタイプの場合は、ホルモンバランスを整えることでシミを抑えることができます。

表面的に美白ケアや保湿ケアをするだけでは不十分なので、食生活を整える・十分な睡眠をとる・ストレスをためないように日常生活にも注意しましょう。

ニキビタイプ

ニキビ跡や傷跡が原因となっているシミの場合は、肌をケアするビタミンCやコラーゲンを摂取することでシミを消すことができます。紫外線タイプと同様に美白ケアや保湿ケアが必要ですが、肌がよりダメージを受けている状態なので、ケアの際には肌をゴシゴシとこするようなことはせずに優しく行いましょう。

その他

雀卵斑(そばかす)や遅発性両側性太田母斑、脂漏性角化症によるシミの場合は、紫外線タイプ・女性ホルモンタイプ・ニキビタイプのように自分で消すのは難しいです。

しかし、だからといって諦めて何もしないでいると目立ってしまいますよね。少しでも目立たないようにするには、やはり基本的な美白ケアや保湿ケアは欠かせません。また、メイクによって目立たなくすることができます。

 

シミを作らないための対策は?

紫外線対策

先ほどはシミを消す方法をお教えしましたが、実は、シミ対策のために最も大切なことは「シミができないように予防すること」です。予防としてのシミ対策を行うことによって、シミができる数を減らすことができます。

また、これと同時にシミを消す力も持っています。「シミ対策=シミの予防+消す」ではなく、「シミ対策=シミの予防=消す」なのです。

繰り返しになりますが、シミの原因は、紫外線・乱れた食生活・睡眠不足・ストレス・乾燥・喫煙・ニキビ・間違ったスキンケアの8つです。これらの原因を取り除くことが、シミを作らないための最大の対策となります。以下が、それぞれの対策方法です。

紫外線

まずは、太陽光に当たりすぎないことや日焼けしすぎないことに気をつけましょう。具体的な対策としては、日差しの強い日には日焼け止めを塗る・肌の露出を控える・帽子やサングラスを着用するなどしましょう。また、屋外で太陽光によく当たった日は、特に念入りに美白ケアや保湿ケアを行うことでシミの発生を最小限に抑えることができます。

いちいち日焼け止めを塗るのが面倒だという人は飲む日焼け止めを上手に使うとよいでしょう。

乱れた食生活

乱れた食生活によって栄養バランスが偏ると、シミができやすくなってしまいます。そのため、バランスのとれた食生活を心がけましょう。ダイエット面ばかりを気にして一日一食など食べる量を極端に減らしてしまうと、肌に必要な栄養が不足してしまいます。シミ対策としては、ビタミンCやビタミンB、コラーゲンの摂取が効果的です。

睡眠不足

睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が不十分となり肌の代謝が低下してしまいます。その結果として、シミが目立つようになります。1日6〜8時間を目安に、十分な睡眠時間を確保しましょう。肌の代謝が活発に行われるようになり、シミの発生を抑えることができます。

ストレス

ストレスによってホルモンバランスが乱れ、肌の状態が悪くなるとシミができやすくなります。精神的にも身体的にも疲労を溜めないようにしましょう。しっかり湯船に入ってリラックスする・運動や趣味でリフレッシュするなど、忙しい生活の中で少しでもストレス解消を行いましょう。

乾燥

肌が乾燥してしまうとダメージを受けやすくなると同時に、シミもできやすくなります。日々の保湿ケアを確実に行い、乾燥による肌のダメージを防ぎましょう。

喫煙

喫煙をすると体内のビタミンCが奪われてしまうので、肌にも悪影響を与えてシミの原因にもなります。いきなり禁煙をするのは難しいと思いますし、無理に禁煙をしようとするとストレスが溜まって逆効果にもなりかねません。

まずは、喫煙量を見直し、喫煙する場合には、あくまで嗜好品として最低限に留めることがシミ対策になります。

ニキビ

ニキビ跡や傷跡は、シミができる原因です。しかし、肌にニキビや傷が絶対につかないようにするのは、どんなに気をつけていても非常に難しいです。そのため、ニキビや傷ができてしまった時の対応が重要です。

あまり触らないようにし、必要ならば塗り薬などを使用しましょう。また、ニキビや傷がある時の日焼けは禁物です。

間違ったスキンケア

必要以上に強い力で行ったり頻度が多すぎたりするのは、間違ったスキンケアであるといえます。このようなスキンケアを行なってしまうと、かえって肌を傷つけてしまいシミを発生させてしまいます。スキンケアの基本は、優しく行うことです。また、使用しているクリームや化粧水などを見直してみるのも良いでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
シミ対策をする際には、まずはシミを作る原因を取り除くことが大切です。その中でも、紫外線は1番の敵です。

地道な対策の積み重ねがシミを予防し、シミを消すことにつながります。

諦めずにシミ対策を行なっていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

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