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ダイエット中の肌荒れを防ぐ方法【肌荒れを改善するにはこれが有効】

多くの方が悩みを抱えている肌荒れ。中でも、ダイエットによる肌荒れに頭を抱えているという方は多いのではないでしょうか?

ダイエットはしたいけど肌荒れは嫌。そんな思いに反して、進んでいく肌荒れ。肌荒れを治すにはダイエットをやめないといけないのでしょうか。

今回は、そんなダイエットの肌荒れに関する疑問や原因、対処法についてご紹介していきたいと思います。

 

ダイエットをすると肌荒れする原因

そもそも、ダイエットをするとなぜ肌が荒れるのでしょうか?その原因と考えられるものは、

・栄養バランスがかたよっている
・ストレス
・便秘

です。

早く効果を出すために、間違ったダイエットの方法や、極端な食事制限をすると、栄養バランスが崩れ、ストレスや便秘になり、肌荒れの原因となってしまいます。

ダイエットを始める時は、栄養バランスや健康よりも痩せたいという気持ちが勝ってしまうため、栄養バランスは後まわしになってしまいがち。

しかし、体に必要な栄養素まで削ってしまうと、肌への負担が大きくなり、気付いた時には肌荒れは進んでしまっているのです。

そうなる前に、まずは、美肌になるために必要な栄養素とその働きを見ていきましょう。

1.タンパク質

人が生きるために必要な3大栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)のひとつ。体内でアミノ酸に分解され、肌だけではなく、髪、爪、筋肉、臓器、ホルモンを作りだす栄養素です。

肌の潤い、ハリ、弾力をつくるコラーゲンもタンパク質から作られ、美肌には欠かせません。

タンパク質の多い食材

・鳥のささみ
・鮭
・チーズ
・魚介類
・大豆製品

2.ビタミンA

緑黄色野菜やればーに多く含まれ、肌や髪の素になります。きめ細かい肌、透明感のある肌にしてくれます。また、しわやたるみを改善する効果もあり、美肌には欠かせません。

ビタミンAを多く含む食材

・かぼちゃ
・ほうれんそう
・人参

3.ビタミンB

体内の代謝を促進し、皮膚炎の予防、抗ストレス、じんましん、肌荒れを防いでくれる栄養素です。ビタミンBには(B1、B2、B6、B12、葉酸、ナイアシン、パテントン酸、ビオチン)と、多くの種類があり、どれも人が生きてく上で重要な役割をもっています。

ビタミンBの多い食品

・豚肉
・レバー
・ナッツ類

4.食物繊維

腸内の不調は、肌荒れに直結します。特に便秘は肌荒れの大敵

便秘になると、腸内に溜まった有害物質は血液をめぐり肌から排出されます。この時、肌は有害物質の排出に力をそそいでしまい、肌の代謝が追いつかない状態になり肌荒れしてしまいます。

食物繊維は、腸内環境を整えて便通をよくして肌あれを予防してくれます。

食物繊維の多い食材

・ごぼう
・こんにゃく
・レタス

5.ビタミンC

美白効果の高いビタミンCは、しみやしわを予防する効果もあります。また、不足するとコラーゲンの生成が邪魔され、免疫力の低下や肌荒れの原因となってしまいます。

多く含む食材

・レモン
・キウイ
・ブロッコリー

6.ビタミンE

アンチエイジングを期待できる栄養素。血行をよくして血液のめぐりを良くするほか、活性酸素を除去する働きもあります。

多く含まれる食材

・レモン
・ブロッコリー
・いちご

以上が、肌に良い栄養素と、その働きででした。このように、普段食べている食材は、肌にとって重要な栄養素の宝庫なのです。これらの栄養素が、欠乏したら肌は荒れていくのも納得ですよね。

また、摂取しても必要量に達していなければ、健康な肌は作れません。

肌や体を作る栄養素は必要な量をとり、健康で肌荒れのないダイエットをしましょう。

 

肌荒れするその他の原因

ダイエットの効果の表れ方は人それぞれ。同じように肌荒れの原因もダイエットの種類によって変わってきます。

例えば、酵素や漢方薬、ファスティング、断食など、デトックス効果のあるダイエットをしている方の場合、好転反応で肌荒れすることがあります。好転反応とは、デトックスダイエットによって体内の悪い部分がはがれ、解毒されていく際におきる反応のことです。

今までの不摂生な生活による老廃物やコレステロールといった毒素が解毒され、ダイエットが順調に進んでいますというサインなので心配いりません。

この肌あれが気になる方は、水分を多くとることと、20分以上の半身浴でデトックスを助けてあげると症状も緩和されます。

カフェインの摂り過ぎ?

次に、カフェインのとりすぎに思い当たるという方は、ビタミン不足が原因で肌荒れをしているのかもしれません。カフェインはダイエットの味方。利尿作用もあり、お茶やコーヒーなど、低カロリーなものも多いため愛飲している方も多いのではないでしょうか?

しかし、ダイエットにいい効果をもたらすカフェインも、その利尿作用によってビタミンCやビタミンBが体外に排出されてしまい、結果として美肌に重要なビタミンが足りずに肌荒れにつながってしまうのです。

この状態を回避するためには、食後2~3時間はカフェインの摂取を控えた方がいいでしょう。また、コーヒーはカフェインが強いため1日に2杯以上は飲まないようにしましょう。

お茶を飲む機会の多い方は、お茶に含まれるカフェインは、コーヒーの約1/3です。摂取量の目安にしてください。

 

肌荒れしないダイエットの方法

美肌とダイエットの両立はできるのでしょうか?その答えを出すために、まずは「肌を作る栄養素」と「ダイエットに必要な栄養素」を比べてみましょう。

ダイエット中の肌荒れを解消するには

  • ビタミンA
  • ビタミンB
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • タンパク質
  • 食物繊維

が、必要といいましたね。

では、ダイエットに必要な栄養素とはどんなものなのでしょうか?栄養素の効能とあわせて見ていきましょう。

食物繊維

体内の有害物質の排出
食前に食べることで、食事による血糖値の上昇を抑える
コレステロールの吸収を抑制

タンパク質

・筋肉となり新陳代謝をあげ痩せやすい体になる
・満腹感が得られやすく食べ過ぎを防ぐ
・血糖値の上昇を抑える

ビタミンB

・脂肪燃焼を助ける
・糖質・脂質の分解
・糖質・脂質をエネルギーにする

ビタミンE

・代謝を助ける
・コレステロールを低くする

ビタミンC

・セルライトの抑制

です。

この時点でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、「肌を作る栄養素」と「ダイエットを助ける栄養素」は、ほとんど同じなのです。今まで、ダイエットとして控えてきた栄養素は、逆にダイエットを助けてくれる栄養素だったのですね。

これなら、罪悪感もなく、これらの栄養素をとれますね。

食事は、肌だけでなく、体をつくる大事なものです。上で紹介したサイトを参考に、必要な栄養素はしっかり摂り、1日の総カロリーを男性は1800kcal~2000kcal、女性は1400kcal~1500kcalカロリーに抑える事で、肌荒れ知らずのダイエットが可能です。

この際、早く痩せたいからと極端にカロリーを抑えると、体が生命維持のために蓄えモードになり痩せずらい体質になってしまいます。ダイエット時も、決められたカロリーは摂取しましょう。

 

ダイエットにはヨガが効果的

さて、芸能人やモデルでも愛好家の多いヨガ。ヨガには、有酸素運動できれいにやせるだけでなく、体質を改善するポーズや、肌をキレイにするポーズがあります

また、1日、1ポーズからでも効果がでる上に、食事制限もないため、栄養がかたよる心配もなく、肌荒れが気になるという方にオススメのダイエットです。

では、ダイエットや美肌に効果的なポーズを何点かご紹介します。

1.やる気が出て痩せる「太陽礼拝」のポーズ

細かい指導で、初心者の方にも分かりやすい動画です。


出典:Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=eQldphjZyJk

2.美肌になる「橋のポーズ」

癒しの音楽をききながら、ゆったりした気持ちでヨガを楽しんでください。

出典:Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=S6n0PDO3f3g

 

3.足とお腹の両方にきく「戦士のポーズ」

初心者でもやりやすいのに効果のある足痩せのポーズです。

出典:Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=B_MHN5KfMAI

気持ちよく体を伸ばし、心身共にリラックスした状態で行うヨガ。太陽礼拝には前向きな気持ちになる効果もあります。なんとなく、気分が落ち込んだ日や、朝からやる気がでない時にも試して下さい。

ただし、ヨガでやせるからといって、暴飲暴食、睡眠不足などの不摂生な生活をしては、ヨガの効果も見込めません。

栄養バランスの良い、低カロリーな食事を心がけましょう。

 

ダイエット中の肌のケア方法

ダイエット中は、温野菜やスムージー、スープなどで肌に必要な栄養素をしっかり補いましょう。

温野菜は、煮たり焼いたりすると栄養素が流れ出てしまいます。蒸すことで、野菜のもつ栄養素を
余すところなくとれますので、ダイエットにも肌荒れにも蒸し野菜がオススメ。

蒸すのは難しいという方はレンジを活用しましょう。これなら、切る手間だけで簡単にできますね。

ダイエット中の肌のかさかさが気になる方は脂質不足の可能性があります。ダイエットに効果のあるオリーブオイルや、グレープシードオイル、亜麻仁油、えごま油を使ってドレッシングを手作りしてはいかがでしょうか?

これらの油は熱に弱いため、ドレッシングで効率よく摂取できます。

一番簡単なものは、イタリアンドレッシング

材料
・オイル  大さじ1
・ワインビネガー(酢でも可)  大さじ1
・塩こしょー  適宜

作り方は、材料を混ぜるだけというシンプルなもの。好みで、玉ねぎのみじんぎりや、砂糖を入れてアレンジしてもいいですね。

普段、お菓子を食べる習慣があって、つい口さびしくなってしまうという方は、食事の最後にスープかおみそ汁を飲みましょう。満足感がえられ、お菓子を食べられないつらさが軽減されます。

おみそ汁は、大豆イソフラボンの効果によって、脂肪燃焼、便秘解消、代謝アップ、美肌効果が見込めます。野菜をたっぷり入れたおみそ汁でダイエットしながら、荒れた肌もケアしていきましょう。

 

ダイエットによるその他のリスク

出産や大幅なダイエットをすると、急激な脂肪の減少に皮が追いつかずに、皮膚がたるんでしまいます。

肌が生まれ変わる期間は、約28日から56日。年齢によって周期は変わり、年を重ねるほど期間は長くなります。

ターンオーバーのサイクル

若い頃は、多少ムリなダイエットをしても問題なかったという方も、30代からは肌のターンオーバーが遅くなり皮膚がたるみやすくなってしまいます。

ならば、ターンオーバーを早くすればいいのでは?と考えてしまいますが、そう簡単な話ではありません。ターンオーバーを早くするために角質ケアを繰り返すと、バリア機能の低下で皮膚が弱くなってしまい肌は乾燥状態となってしまいます。

ターンオーバーは、正常に行われるのが一番いいのです。

では、たるみを解消するには何をしたら良いのでしょうか?まずは、ターンオーバーを正常に保つために

・22時から2時までは睡眠をとる
・睡眠前に運動や食事はしない
・きちんと化粧をとって寝る

の、3点に気をつけてください。これで、正常なターンオーバーが行われます。

ただし、正常なターンオーバーだけでは、ダイエットによるたるみは改善できません。ターンオーバーに必要な期間に合わせて、ゆっくりと痩せることが一番の対処法です。

ターンオーバーの周期は、

20代は28日
30代は40日
40代は55日
50代は75日
60代は100日

バランスのいい食事や、筋トレを取りいれ、この周期に2~3キロのペースで痩せましょう。

ここで、たるみに効果的な顔の体操をご紹介します。

大きく口を開け、「ぽ」「り」「ば」「け」「つ」と言うだけです。声は出さなくても構いません。この際、表情筋を意識して1語1語しっかりと口を動かしましょう。

これを、1日に3~10回行って下さい。小顔効果も見込めます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?ダイエットによる肌荒れについてご紹介しました。ダイエットの肌荒れの原因は、ビタミン・タンパク質・食物繊維の不足によるものや、カフェインの過剰摂取、デトックスダイエットの好転反応ということが分かりました。

しかし、肌を作る栄養素はダイエットにも効果的であり、これらの栄養素を取り入れ摂取カロリーを抑えた食事や美肌になるヨガを取り入れる事で、肌荒れのないダイエットが可能となる事が分かりました。

この記事が、ダイエットの肌荒れに悩む皆さまのお役に立てたら幸いです。

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